Live No.320(2023.12.10)

Live No.320(2023.12.10)

ライブレポートNo.320クラブソニックいわき 2023.12.10(sun)17:30〜

ふちがみとふなと福島ツアー2023 出演(順に):(1)三ケ田とくにお, (2)ドドイッツ(水戸), (3)ミーワムーラ, (4) ふちがみとふなと(京都)

 

 

 

(1) 三ケ田とくにおV

 

(1)三ケ田とくにお 全6曲の演奏。【三ケ田とくにお】というユニット名(バンド名)は、【ふちがみとふなと】にちなんでの命名だと、三ケ田さんより語られまして、なるほどぉ、でした。ラスト、『君を話さない』のストレートなコトバに乗るドラムの疾走感が凄すぎた・・・。

 

(2)ドドイッツ(水戸)
(2)ドドイッツ(水戸) Gt(Vo),Gt(cho)の二人によるユニット。ユニット(バンド)名の由来は『都々逸・どどいつ』から来ているものと思われます。この存在感とオンリーワン感は、只物では無いですね。ブルース等の黒人音楽が根っこにあるのを当然感じるのですが、日本の伝統芸能の流れも貪欲に吸収血肉化しており、凄いモノ見せてもらった感ハンパ無いですね。ドドイッツのネーミングは必然と言えるでしょう。
(3)ミーワムーラ
(3)ミーワムーラ  久しぶりに、ミワさんの歌声と村重さんのギターを聴くことが出来ました。最近の若い人の間では、伝説的な存在になっているようなところも無きにしもあらず、のようですね。師弟関係(大工仕事)を背景にした「お師匠さん」など定番の曲も良かったですが、自身の姉との子どもの頃の思い出をストレートに歌った「マイ ディア シスター」が印象深かったです。

 

(4)ふちがみとふなと(京都)
(4)ふちがみとふなと(京都) 渕上純子さん(ヴォーカル・ピアニカ・鳴り物)と船戸博史さん(ウッドベース)の二人から編成されるユニット(バンド)。【ふちがみとふなと】と表記されると、意味不明感が若干出ますが(アタシだけ?)名字を並べているのですね。ピアニカ等も一部使用されますが、基本はウッドベース+ボーカルという超シンプルな構成で、一人芝居と朗読の要素が幾分入っているかなあ?と理解してもらうと良いかもしれませんね。身近な物、普段の生活に題材を取った歌が多い印象で、編成同様、表現される世界感も、滅多に体感できるモノではありませんね。近所のお好み焼きを食べられるお店が閉店してしまった喪失感をテーマにした曲が、興味深かったですね。最後は、この日の出演者全員が参加しての大演奏会に突入して大団円となったのでした。

 

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