Live No.318(2023.11.26)

Live No.318(2023.11.26)

ライブレポートNo.318 クラブソニックいわき 2023.11.26(sun) 16:00〜

 SONIC LIVE
 出演(順に):(1)AAD (2)ADEY(3)Antiage (4)Bottom TunN (5)GREENBACK

 

 

 

(1)AAD
(1)AAD Vo(Gt),Gt,Ba,Drの四人編成のバンドですが、この日のライブは、Gt,Baの二名はサポートメンバーによるものでした。(サポート from to overflow evidence)。 Vo(Gt)の実直さの中にニジミ出る激しさと悲しさはいつも通りで、歌詞に嘘が無い&音には迷いが無い、エモーティブで心に刺さるバンドサウンドで、グイグイ攻めてきます。
(2)ADEY  V

 

(2)ADEY ,Vo(Gt),Gt,Ba,Drの四人編成tと、AADとは全く同じ編成ですね。近年(ここ十~十五年くらい?)の邦楽ロックシーンにありがちなギターバンド的な佇まいを持ったバンドと勝手に理解しておりますが、どこか懐かしいというか、昔っぽい雰囲気が面白いバンドかと思います。上手ギター(かみて側、客席より見て右側)さんのギターソロあたり、近年のロックバンドの在りようとしては少数派かもしれませんね。ベーシストさんの弾けっぷりと上手ギターさんの寡黙さの対比が面白いと言ったら失礼かなあ?Vo(Gt)さんは、いつも沈着冷静・・・かな。 

 

(3)Antiage
(3)Antiage Vo(Gt),Gt,Ba,Drの四人編成。Baさんは女性で、メインボーカルを取る曲もあります。埼玉県越谷市を拠点として活動とのことです。オルタナティブなギターロックバンドと言ったところかと思いますが、繊細かつ正統的な歌のウマさを感じさせるボーカルはポップスバンドとしても十分に通じるでしょう。静から動へ、柔和から激情へ、目まぐるしく展開する構成は見事のひとことに尽きます。Baさんがメインボーカルを取る曲は、ポエトリーリーディングの要素もあり、聴きごたえ十分。気になるバンド名【アンチエイジ】は、直訳して「抗・老化」、「老化防止」でよいのでしょうか?気になりますね。それはともかく、最新型の、現在進行形のギターロックを聞かせてもらったように思います。
(4)Bottom TunN
(4)Bottom TunN Vo(Gt),Ba,Dr,コーラスの4人編成。全5曲、彼らの今が詰まった密度の高い演奏でした。ハードさと攻撃性は希薄(限りなく少ない)、優しさと大らかさは、広く深い。しかし、内に秘めた強かさが時に見え隠れする。叙情的なバンドサウンドは、このバンドならではですね。

 

(5)GREENBACK
(5)GREENBACK 郡山を中心に活動するグリーンバック。Vo(Gt),Gt,Baのトリオ編成。個人的な感覚ですが、エモーショナルでも激情でも、ラウドでも無くて、渋いロックバンドといった感じでしょうか。何の形容も付けずに【ロックバンド】の文脈で解釈したい、そんな感じですね。バンド名に込められた意図を考えながら、彼らの紡ぎ出す熱いサウンドに身を委ねました。

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