Live No.252(2018.6.10)

Live No.252(2018.6.10)

ライブレポート

No.252

 2018/6/10(日)16:00~ クラブソニックいわき

 僕たちのペレストロイカ  vol.18

                    (1)echo  (2)Lady2 Year’s (3)necozeneco (八王子)   (4)Theドーテーズ 

(5)コールスロー(甲府)   (6)notice it  (7)reme time reme time(八王子)

(1)echo
(1)echo

 イベントトップという難しい役どころだったかと思いますが、ここ最近の成長ぶりには目を見張るモノがあり、事もなげに役を全うというところでしょうか?メンバーさんとは、殆ど会話らしい会話をした覚えが無いのですが(苦笑)、実直にバンド活動に取り組んでいるのが良く分かります。エモっぽさとポップさのブレンド加減は、まさに2010年代のジャパニーズロックシーンのエッセンスを感じさせるモノかと思いますが、いわき市発のバンドとしては、内向性が強いバンドかしれませんね(個人の感想ですが、苦笑)。

 

 

(2)Lady2 Year’s  
 (2)Lady2 Year’s

 昨年から、結構ライブを見る機会に恵まれてるレディテューイヤーズさんですが、坊主頭と長髪のコンビというフロントの二人がやっぱり印象的ですね。メロディックパンクというジャンルになるのでしょうが、自分の持つイメージとしては、「メロディックパンク」的な雰囲気は感じさせない「見た目」ですね(苦笑)。とにかく、動き回る印象のベーシストさんとどっしり構えた感じのギタリスト(ボーカル)さんの対比が面白いです。英語歌詞で一気に疾走します(苦笑)。

 

 

(3)necozeneco (八王子)
(3)necozeneco (八王子)

 バンド名は、素直に読めば、ねこぜねこ⇒猫背猫、でしょうか? Vo(Gt),Gt,Ba,Drの四人編成。パンクバンドと呼ぶほどワイルドでは無いのかもしれませんが、かなりに熱いライブで、真っ正直に飛び込んでくる歌と、ハイボルテージな演奏が強烈な印象を残しました。八王子?東京の事は良く分かりませんが、どんなところなんでしょうかねえ?八王子という土地への興味が俄然湧いてくる?そんな熱いライブでしたね。

 

 

(4)The ドーテーズ 
  (4)The ドーテーズ

 いやあ、ほんとに久しぶりに見れました、ドーテーズさん。なかなか見る機会が無くてモドカシイ思いをしていました。Vo(Gt),Gt,Ba,Drの四人編成で、結成当初とは一部メンバーに変化があったかもしれませんね。若さに任せたパンクバンド的なアティチュードは後退し、オーソドックスなロック、クラシックなロックへの回帰が進んでいる、そんあ印象でしょうか? また、Vo(Gt)さんのファッションは1970年代らしいですよ(苦笑)。ここ、いわきソニックでデビューしたけど、北茨城の人間らしいですよ(苦笑)。勝手な事を言わせてもらえば、あの「ピーズ」に近い質感を感じさせます。1st音源(確かアルバム)は購入したはず・・・確か。彼らの”今の音源”が聞きたいですねえ・・・切望するものです(苦笑)。

 

(5)コールスロー(甲府)   
(5)コールスロー(甲府) 

 Vo(Gt),Gt,Ba,Drの四人編成で、基本的にはパンクバンドになるのでしょうが、というよりバンプバンドの流れの中で理解したいのですが(苦笑)、サウンドの雑多間、雑多度が高いように思いますね。かみてがわ・上手側のギタリストさんのギタープレイも見どころの一つでしょう。泥臭いという形容がピッタリかもしれませんが、ピュアというか、真っ正直な存在感。甲府という土地への興味とバンド名の不思議さが相まって、不思議なライブ感を残してくれました。  

 

 

(6)notice it 
(6)notice it

 このシリーズイベント 僕たちのペレストロイカ の主宰であるnotice it登場。幾分尖った感じのサウンドは、一度気持ち良いと感じたら、その魅力から逃れるのは結構難しいかもしれませんね。ステージ向かって左側から、Ba(Vo)、Gt、Gt、と並ぶのですが、これは、結成当初のトリオ編成(Ba(Vo),Gt,Ba)の頃の名残なんでしょうか?久しぶりに初期の頃の曲が聞きたいなあ・・・と贅沢な悩みです(苦笑)。

 

 

(7)rem time rem time(八王子)
(7)rem time rem time(八王子)

 Vo(Gt),Gt,Gt,Ba,Drの五人編成で女性ボーカルにしてギター三本という、興味深い編成です。ライブを見終えて感じたのは、この編成は、なるべくしてなった、なるべくしてたどり着いた編成だという事。とってもキュートな女性ボーカルが感情剥き出しに叫ぶのですが、品の良さは失われず。暑苦しいような?爽やかなような?一見微妙な男たち四人。今の、まさに2018年のインディーズ・ロックのエッセンスが詰まっていると言えるでしょう。いやあ、凄いモノを見せてもらいました。

 

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