Live No.315(2023.8.11)

Live No.315(2023.8.11)

ライブレポートNo.315 クラブソニックいわき 2023.8.11(fri) 17:30〜

 虫唾が走る企画 百鬼夜行 其ノ拾壱
 出演(順に):(1)EKUNI  (2)Liqueur Cigarette (3)三ケ田とくにお (4)NAO FAMILY (5)WILD FANCYS (6)Syasei (7)キリンリーハイ (8)Lady 2 Year’s (9)THE EVESCAPE (10)虫唾が走る
  10バンドが出演のライブイベントでしたが、対戦形式のフロアライブと通常のスタイルとは異なり、ライブ感に溢れたイベントで楽しめました。
出演10バンドを、出演順に書きだしてみましたが、客席フロアの西側(入口側)をステージ1、東側(通常ステージ側)をステージ2として、奇数順番のバンドがステージ1、偶数順番のバンドがステージ2で演奏。ステージ1側より演奏を開始し、1側10分演奏⇒2側10分演奏⇒1側10分演奏⇒2側10分遠藤 と、先攻後攻があって2セット勝負みたいなイメージですね。まあ、ジャッジ(審判、判定)がある分けでは無いのですが、体裁というか、カッコウ的にはバトル〜対戦形式になります。以前、ここソニックで行われたATA-FESがこの形式(に近い?)形式でしたね。この対戦形式ライブが、一般的に広く行われているのか?とか、他のイベントなりスポーツ競技より影響にあるとか? いろんな事が気になりますが、世事に疎いモノで分かりません(^~^;)。
 まあ、上記(1)〜(10)まで、(1)vs(2)、(3)vs(4)、・・・(9)vs(10)と対戦形式でライブが進んだということはご承知おき下さいませ(💦)

(1)EKUNI
(1)EKUNI Gt(Vo)、Ba、Drのトリオ編成。ヤングなフロント二人を、バック(後ろ)でベテランドラマー花澤さんが支えるというカタチとなっておりますが、積極的に前へ出ようというか、ここから始まるんだぁ的な、初期衝動が気持ちいいですね。次に見れるライブの機会が楽しみです。

 

(2)Liquaur Cigarette
(2)Liquaur Cigarette このバンドさんのライブを拝見するのは三度目でしょうか? バンドコンセプトとメンバー全員が醸し出す雰囲気が絶妙にマッチングしてて、刺さる人には刺さるバンドかと思いますね。個人的にはキーボディストさんの持つデジタル管楽器(ウインドシンセ)に興味津々でした(苦笑)。
(3)三ケ田とくにお  
(3)三ケ田とくにお 第一試合がヤング〜若い人たち、としたら第二試合はオジサン同士になるでしょうか?なかなかに興味深い対戦ですね。終戦記念日やら、軍事侵攻やら軍事作戦やら・・・やはり男女大戦が響きますねえ(悲しいとしか言いようがない)。
(4)NAO FAMILY 
(4)NAO FAMILY 数年ぶりに見たナオファミリーの熱量は、やっぱりハンパ無いのでした。メロディアスかつキャッチーだけど、ワイルド。まさにパンクなんだよなあ・・・・。
(5)WILD FANCYS 
(5)WILD FANCYS ドラマーに三ケ田さんが参加した5人編成とキーボード無しでの4人編成と二つの編成でのライブを見せてくれたワイルドファンシーズ。名曲(迷曲?)『女の子』、うるっと来ましたねえ。今の十代にも刺さる曲ですよね(多分・汗)

 

(6)syasei
(6)syasei  キレイなシャボン玉が溢れる中登場のシャセイ。欲望マミレを否定することは無いのです。欲望に忠実ことそが正義ですよね。おバカなようで実はケッコウ深いバンドかと思います。
(7)キリンリーハイ  
(7)キリンリーハイ 両バンドともボーカルさんがデカい、だけど、サウンド的には全然かぶらない。そんな異種格闘技戦的な戦いかも(苦笑)。異色の編成のキリンリーハイに対してシンプルにして王道的な編成のLady 2 Year’s。メンバー4人のキャラがイイ意味で全くかぶらないのがキリンリーハイの面白さだと思いますが、この日のライブはオーディエンスとの距離が近いせいもあるのか、エモさとホットさが同居したいつも以上にテンション高めのライブでしたね。

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 (8)Lady 2 Year’s 
(8)Lady 2 Year’s オープニングで客席からあがる オーゥオッー の歓声 アタシも若い人に混じって声をあげます(汗)。メロディックなサウンドですが、幾分エモっぽさも感じさせる楽曲群で突っ走ります。キリンリーハイとの煽りあいが楽しかったですね。
(9)THE EVESCAPE 
(9)THE EVESCAPE  最終バトル(5回戦目)ということもあり、会場の熱気は最高潮に達します。兄弟デュオによるツインギターのアンサンブルは、聴きごたえ十分。個々の演奏技術の高さもあり、ドラムとベースパートは録音収録分を使用するというスタイルですが、ライブの迫力は重量級そのものですね。ステージ2後方のスピーカー天辺でのアオリがきまりましたねえ。

 

(10)虫唾が走る
(10)虫唾が走る 本イベントの企画者のジュンジさんがボーカルを取るバンド 虫唾が走る がイブスケイプと戦います。 Vo,Gt,Ba,Drの四人編成で、ちょっと風変わりな爆音サウンドなロックを響かせます。風変りと書きましたが、暗いというか、幾分ダークな、それも古い日本的なモノを想起させるような世界観が見え隠れします。イブスケイプとのバトルは空中戦の様相を呈していたかもしれませんねえ・・・・。


        10バンド、とても見ごたえありました。出演バンドの皆さんお疲れ様でした。

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