Live No.311(2023.2.5)

Live No.311(2023.2.5)

ライブレポートNo.311 クラブソニックいわき 2023.2.5(sun) 13:00 〜

エミール企画 音酒場祭2023

出演 (1)遠山一夫&やすぼん (2)なりたゆな (3)Syu (4)THE CORONA (5)ハナクソ (6)高橋小一とサモン (7)三ケ田とくにお (8)鈴木爻 (9)グラスマン (10)GARI (11)思いがけない感情 (12)アメヲバンド

 遠山一夫さんのお店エミールさんの存続はならず、という事ですが、エミール企画は続きます。全12バンド(ソロ、デュオ等含む)、それぞれ熱い気持ちのこもったライブで楽しませてくれました。 

 


(1)遠山一夫&やすぼん
(1)遠山一夫&やすぼん ライブ開始には滅多に遅れることは無いのですが、5分ほど遅刻で演奏中に会場入り(演者さん初め皆さんに申し訳ない気持ちですね)。遠山さんとやすぼんさんのDuoというのは珍しいですね。このカタチでの演奏とは全く予想していなかったので、状況を飲み込むまで少し時間が必要でしたが、遠山さんソロもイイですが、こちらもイイですね。三十年近くの交遊関係があるというお二人ならではの息の合ったステージです。

 

(2)なりたゆな
(2)なりたゆな とてもキュートな女性さんは二番目に登場。本人の口から、大学生であり、エミール常連の歌うたい、そして、よくお店の人に間違えられる(苦笑)、と語られました。ファーストペンギンになりたいと、迷いなく歌う1曲目が印象深かったですね。 遠山さんの孫のように?そんな発言も出て、なるほど、そんな年齢差かあ、と妙に納得です。
(3)Syu
(3)Syu 誰もが持つだろう承認欲求というまっとうな?やっかいな?気持ち〜意識に向き合った曲が心に刺さりました。 ③国家試験に臨んでいる友人へのエール的な歌〜まさに青春、若さですが、遠山さんと同世代の自分としては眩しいです。
(4)THE CORONA
(4)THE CORONA Vo(Gt)、Ba、Drのトリオ編成。個人的には、古い(80年代?)のジャパニーズハードコアパンクの系譜という流れで理解したいバンドですね。バンド名がなかなかにパンチが効いています。絶叫スタイルが似合うバンドで、普段の日常や世相への違和感、不満などをストレートに、それこそ忖度なしにストレートにぶつけてきます。
(5)ハナクソ
(5)ハナクソ ライブを拝見するのは二回目です。正確無比のギターストロークに歌が絶妙に同期。ギターの響き、歌声そして歌詞がトリプルに重なった、こちらの脳天をハートを直撃ですね。高知県からと言う事ですが、四国地方へ行ったこと無い事もあり、行ってみたいです、高知県。全然、東北と気風が違いそう(苦笑)。

 

(6)高橋小一とサモン
(6)高橋小一とサモン Gt(Vo)+BaというDuo編成ですが、後半はドラムが加わってのトリオ編成。普段の日常生活感、脱力系、やや演歌チックな歌詞を高橋さんが情感たっぷりに歌ってくれます。人生讃歌ですね、まさに。
(7)三ケ田とくにお
(7)三ケ田とくにお 見るたびに、進歩というか進化が伺えるというか、破壊力増強しているというか・・・・、毎回楽しませてくれます。この日は、お馴染みの曲ばかり4曲。小さな行き違いが大きな争いへ発展する男女大戦に毎度のことですがフルエます。
(8)鈴木爻
(8)鈴木爻 コウ君?こう君?、相変わらずの爽やか系ですね。小さなロックスターというコトバが印象に残る曲でスタート。黄色い声援?がフロアより飛びます!。
(9)グラスマン
(9)グラスマン 山形県(雪の多い地域との事)より登場のグラスマンさん。元祖パンクのS.PISTOLSへのリスペクト満載?の「アナーキーインマイパンツ」という、パワフルかつフーリッシュ?な曲でスタート。そうです、我らがロックシティ・いわきなのです(苦笑)。ワイルドにしてアナーキー、だけど、心やさしきパンクロッカーですね。

 

(10)GARI 
(10)GARI GARIさんのライブは、3度くらいは拝見しておりまして、近年のワカモノ気質を理解するカッコウの題材とさせて頂いております。表情に優しさと渋みが増したかと思います。
(11)思いがけない感情
(11)思いがけない感情 Vo(Gt)、Ba、Drのトリオ編成。いわきの労働者諸君!!とフロアに呼びかけるボーカルさん。都会的な洗練さに背を向けるかのような直情的、直接的なボーカルスタイルと歌詞にやられました。ありそうで無かった?バンド名もステキです。
(12)アメヲバンド
(12)アメヲバンド Vo(Gt)、Ba、Drのトリオ編成。幾分太目のGt(Vo)さん、小柄なベースさん、とても素敵なニコヤカ女子ドラマーさんとメンバー三人のキャラが立ってます。旧世代のロックファンなワタクシには、最新型ロックという感じで、眩しいくらい。ラストはVo(Gt)のアメヲさんと遠山さんのデュオ編成で楽しませてくれました。

 

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