Live No.304(2022.5.28)

Live No.304(2022.5.28)

 

ライブレポートNo.304 クラブソニックいわき  2022.5.28(sat) 17:30〜

 ひろみPresents 『pocket vol.30』

-出演-
(1)Lady2Year’s (2)sevendivided classification(郡山) (3)lilyray(群馬県) (4)to overflow evidence (5)zanpan(郡山)  (6)AAD

 郡山を中心に「ひろみ」さんによって企画されているライブイベント『pocket』、記念すべき30回目がソニックいわきで開催されました。個人的には、このシリーズイベント『pocket』に足を運ぶのは初めてだったのですが、企画者ひろみさんの、地元愛〜バンド愛を感じさせる、ナイスは夜でした。

(1)Lady2Year’s
(1)Lady2Year’s  このトリオはいつ見てもメンバー三人の個性が際立っていますね。どストレートなメロディックパンクないしはメロコア(古い?)という理解なのですが(個人的には)、貪欲にいろいろ吸収していって、このスタイルの落ち着いた、というところでしょうか?。非日本語〜英語歌詞(多分)が、ハマってます。

 

(2)sevendivided classification
(2)sevendivided classification このサウンドをどう形容したらよいのか?勉強不足でして、どうにもピンとこない音像・・・・・。速くは無いのですが、ダークで尖った感じで絶叫スタイルのボーカル。Vo,G,Ba,Drの四人編成でドラマーが女性というのが興味深いです。バンド名は直訳すると七分割分類というところでしょうが、特別な意味合いを込めているのでしょうか?気になります。

 

(3)lilyray(群馬県)
(3)lilyray(群馬県) Vo(Gt),Ba,Drのトリオ編成。レフティー(左利き)ギターが印象的なボーカルさんと、ベーシストさんとのツインボーカル的なフンイキも感じさせる曲もありました。メンバー三人の仲の良さが伝わってくる日常生活エピソードが披露されたりと、和やかな雰囲気・・・なんですが、サウンドの方はハードコア臭がハンパ無く、ギリギリした緊張感が張りまくりです。
(4)to overflow evidence
(4)to overflow evidence Voの後藤さんを中心としたギター2本を擁する五人編成。メンバー変遷は少なからずありましたが、このスタイルは不変(多分)で活動を続けてきている彼ら。壮大なスケール感と、それとは対極的な私的、かつミニマムな世界への没入感。その振れ幅の大きさが、このバンドの魅力と言えるでしょう。
(5)zanpan(郡山)
(5)zanpan(郡山) Vo(Gt),Ba,Drのトリオ編成。メンバーの佇まいは幾分暗い感じなのですが(ディスってるわけでは無いです)サウンド自体は、ポップでシンプル。この分かり易いサウンドは近年のバンドにあっては結構珍しくない?と思いました。ザンパン⇒残飯、と連想してしまうのですが、メインディッシュなり御馳走を思わせるかと。
(6)AAD
(6)AAD Vo(Gt),Gt,Ba,Drの四人編成。ギタリストが加わって四人編成となったのは、ここ一年ほどでしょうか? Vo(Gt)のアオキさんを中心に、彼ら四人が奏でるサウンドは、ちょっぴり悲しいけど、前向いて行こう、上向いて行こう的な明るさがあります。ですが、彼らならではの叙情、哀愁感もタップリとブレンドされていて、とても奥行がある世界を見せてくれます、聴かせてくれます。アンコールに応え、照れながらステージに現れた青木さんの笑顔に、癒されました。

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