Live No.293(2021.3.6)

Live No.293(2021.3.6)

 

ライブレポートNo.293 

クラブソニックいわき  2021.3.6.(sat) 18:30〜

SONIC LIVE  出演: (1)三ケ田とくにお  (2)Juice&Love   (3)蛹と潜水艦  (4)echo  

(1)三ケ田とくにお
(1)三ケ田とくにお ドラムとギター(ボーカル)という編成で、どういうライブをするのか興味津々(きょうみしんしん)でライブ観戦に臨みました。ほぼ同世代の、この御二方の交友は約25年に及ぶとのことです。演奏された楽曲は三ケ田さんピン(又はバンドあぶらすましや多くのユニットなど)でのライブと同様のレパートリーで、ベースが無いバンド編成と言った趣(大雑把すぎるかもしれない言い方ですね)。クニオさんは、いわきが誇るヘビーメタルバンド「鯰、NAMAZ」のオリジナルメンバーであったのですが、これについては最近の若い人には殆ど知られていないかもしれませんね(遠くを見る目・・・苦笑)。この編成自体は、結構レアな編成になるかと思いますが、芸達者なこのコンビだからこその安定感のあるライブは流石/さすがの一言。

 

(2)Juice&Love
(2)Juice&Love メンバー4人全員が五十代半ばだけに、落ち着いた雰囲気、いやさらに言って重厚な佇まい?とにかく慌てず騒がずガッつかず、という感じでしょうか?リリース間近のアルバム『ホテルニュー福島』からの曲を中心に日本語のロックを聞かせてくれます。ボーカル、ギター、そしてバンドリーダーである関野さんのMCの切れの良さには定評がありますが、この日も、その関野節は絶好調。ワガママを言えば他のメンバー三人の声〜話も聞いてみたいかも(苦笑)。
(3)蛹と潜水艦
(3)蛹と潜水艦 メンバーチェンジ~ギタリストが変わったようですね、さなぎとせんすいかん。CD音源ではキーボードが入っており、キーボーディストが入ってのライブをしばらく見れて(聴けて)ないのがちょっと残念ですね。コロナ禍という残念な状況ながらも、ここ1年ほどの精力的なライブ活動が素晴らしいと思います。嘘っぽくないリアルな歌詞世界と洗練された楽曲がうまくブレンドして、特有の世界観の構築に成功していると思います。

 

(4)echo

(4)echo 寡黙なトリオですね、いつもながら。Vo(Ba)がフロントマン的な役どころなのですが、実直な性格が伝わってきます。このバンドのサウンドが、近年のジャパニーズロックシーンに於いてどのあたりに位置づけられるモノなのか?勉強不足で多くを語れませんが、特有の暗さとマイナー感が、ちょうど良くポップ感に溶け込んでいる、というところでしょうか

 

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