Live No.264(2019.2.23)

Live No.264(2019.2.23)

ライブレポート

No.264

 2019.2.23(土)18:00〜

ATA FES 2019 DAY1(初日)

二日間連続イベントで翌日2/24(日)が二日目

出演順に(1) (2)

CAN’T A MAN ATTACK! VS EVESCAPE

(3)(4) Scheming VS urei

(5)(6) echo VS any

(7) (8) AAD VS to overflow evidence

 CAN’T A MAN ATTACK!のドラマーであり、ソニックいわきのスタッフである安宅さんの企画であり、ATA FES というイベント名は彼の名前に由来します。

ライブは、通常の高い所(通常のステージ・舞台)ではなくて、フロア(床)で行われました。入口より入って正面の右側の角を背中に一つ目の演奏エリア、対角線上に向かい合うカタチで二つ目の演奏エリアが設置されます。二つのバンドが格闘技の試合のように交互に演奏するという形式です。バンドAが10分演奏⇒バンドBが10分演奏⇒再度Aが演奏⇒再度Bが演奏、という感じに進みます。まあ、審査員なりお客さんによる「判定」こそないモノのいわゆる「バトル形式」という趣きですね。このようなライブスタイルが、世間的にどれだけ一般的なモノであるのか?ワタクシには分からないですが、ワタクシ個人としては、初めて知った、初めて見たスタイルで、非常に興味深かったです。まあ、写真を撮影するとなると、プレーヤーと同じ立ち(高さ)、プレーヤーとの距離が近いし、かといって距離を取ると他のお客さんに遮られてしまう、という難点がある事も確かですが(苦笑)。いずれにせよ、バンドライブを体感するという意味では、最上級のセッティングでしょう。

(1)CAN’T A MAN ATTACK!
(1)CAN’T A MAN ATTACK!

 イベントの主催者である安宅さんがドラムを叩くキャントマンアタック〜通称キャンタマが、イベント開始宣言的な意味合いも含めて(多分・想像)まず登場。二日目の最後にも登場するので、このイベントでは都合二回の演奏です。シンプルにしてコンパクトなトリオ編成で繰り出すスカコア、スカパンクの熱量はハンパ無いですね。嬉しそうな安宅さんの表情がイイですね(苦笑)。

 

 

(2)EVESCAPE
 (2)EVESCAPE 

 デュオスタイル、ツインギター(エレキ)、それぞれボーカルを取る、意外かしれませんが、このようなスタイルは、あまり見る機会が無いかと思います。兄弟というのも、何気にポイント高いかと思います(苦笑)。ドラムとベースは録音したモノを使用するのですが、見る側聴く側としては、プレイヤー二人の動きに注力できます。プレイヤー側としては、言い分けが効かないというか、いわゆるバンドとは違う、プレッシャーのようなモノがあるかもしれませんね。人柄が出ているというか、素直で前向きな演奏に力をもらえますね。

 

(3)Scheming
(3)Scheming

 ベーシストとして女性が参加するギター二本の四人編成。ボーカルさんは、ギターを弾きながらが基本ですが、ボーカルに専念することもあります。カバー曲なのかオリジナル曲なのか?ワタクシの勉強不足故に判然としませんでしたが、近年の音楽シーン的な雰囲気だけは感じ取れました。可愛らしいなあ・・というのが第一に出てきますね(苦笑)。

 

(4)urei
  (4)urei 

 バンド名は「うれい・憂い・愁い」から来ているのでしょうか?Vo(Gt),Ba,Drのトリオ編成のヤングな三人です。いやあ、若くてすがすがしいなあ、というのが第一印象ですね(苦笑)。三人の見た感じがテンでバラバラなのが面白いですね。

(5)echo
(5)echo

 イイですね、イイですね・・と手放しで絶賛ですね、と言ったら嘘くさくなってしまうかもしれませんが(苦笑)、エモーショナルなロックサウンドに磨きが掛かってカッコよいですね。ボーカル(Ba)の方しか、ステージでは殆ど喋らないということもあって、メンバー個人個人のパーソナリティが全く見えてこないのですが、echoというバンドの存在感は大きなモノがありますね。

(6)any
(6)any 

 最近になって今更ながらではありますが、気付いた事があります。このバンドanyの前身バンドとも呼べるバンドの存在に(苦笑)。いわきバンドシーンの中にあっては通好みな立ち位置にあるバンドanyとしては、意外な事実かもしれません。この日のライブも、やっぱり渋すぎなのでした。

 

 

 

(7)AAD
(7)AAD

 全身全霊という言葉がありますが、メンバー一人一人の全身全霊が三位一体、トリオ編成バンドとして最高潮に達した時のボルテージの高さはハンパ無いものがありますね。この日のイベントラストを飾るにふさわしいバトルを見せてくれました。

(8) to overflow evidence
(8) to overflow evidence 

 プロレスや総合格闘技よろしくAADへプレッシャーを掛けるメンバー(苦笑)。人数的には3人対5人・・・まあ、。そんな事はどうでもイイですね。フロアライブですからお客さんとの距離が近いので、演奏にかけるメンバーそれぞれの熱い気持ちがビシバシと伝わってきます。

 

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