Live No.254(2018.7.15)

Live No.254(2018.7.15)

ライブレポートNo.254

 2018/7/15(日) 10:30スタート

福島県いわき市三崎公園野外音楽堂

MISAKI FES  / 三崎フェス

(1)ADEY (2)ガストロンズ (3)back(D)rop

(4)NAO FAMILY (5)Bottom TurN (6)any

(7)THE BLOOD BLOOD (8) TSUMUZI-KAZE (9)ハリネズミ(郡山)

(10) Right Way  (11) Noise from purge  (12)G-Gatt

(1)ADEY
(1)ADEY

 Vo(Gt),Gt,Ba,Drの四人編成。日本語の歌含め、気取らない実直な性格のロックバンドでしょうか?社会人となって活動が思うようにいかない、というようなコメントがボーカルさんよりありましたが、マイペースでも何でもとにかく続けるのが大事かと思います。演奏合間のボーカルさんおMCより全曲自らのオリジナル曲かと想像します(本人には未確認です)。(昨年の三崎フェスにも出演したとの事ですが、昨年は都合付かず見に行けなかった事を思い出したり、と野外イベントに行く機会は多くないので、新鮮な気持ちでファインダーを覗くのでした(苦笑)。

 

(2)ガストロンズ 
 (2)ガストロンズ  

 Vo,Gt,Ba,Drの四人編成。自他共に認めるブルーハーツ・フォロワー、という言い方をしたらメンバーはイヤな顔しますかねえ?(苦笑) 彼らのオリジナル(多分)曲を、全力で歌い演奏する姿に懐かしい気持ちになる人もいるかもしれません。そして、新鮮味を感じる人も少なくないでしょう。ボーカルさんの日常生活~趣味嗜好が伺えるMCは意外さもあって興味津々です。なんでも、某アイドルグループの熱心なファンらしいですよ(苦笑)。

 

(3)back(D)rop
(3)back(D)rop

 Gt(Vo),Ba,Drのトリオ編成。ヘビーなロックというところでしょうか?吐き出すような?叩きつけるようなボーカルスタイルに特徴があります。持ち曲が、かなりに少ない事がバンドの持ち味?みたいな事を困り顔をベーシストさんが言っておりました(苦笑)。モデルなり参考にしているバンドなり、スタイルがあるのでしょうが、勉強不足で思い浮かばないのが残念ですね。本気出せば凄そうな潜在能力高めのバンドかと思います。

 

(4)NAO FAMILY
  (4)NAO FAMILY

  Vo(Gt),Gt,Ba,Drの四人編成。パンクバンドというカテゴリーながら、ポップセンスが際立つサウンドのナオファミリー。全身全霊という言葉がありますが、ボーカル・ギターの西山さんの一回一回のライブに懸ける気持ちの強さはハンパないです。他のメンバー三人も、西山さんの熱い気持ちに呼応し、バンドとして高いパフォーマンスを発揮します。ライブ中のMCでは、西山さんの声しか聞けない事が多いのですが(苦笑)。

(5)Bottom TurN
(5)Bottom TurN

 Gt(Vo),Ba,Drのトリオ編成のボトムターン。個人的には、昨年2017年には彼らのライブを見る機会が全く無く、ほぼ二年ぶりに見るライブでした。UKロックの流れを汲むサウンドかと思いますが、日本的な抒情性も感じさせる魅力的なサウンドのバンドです。詩情溢れる日本語歌詞も一聴に値します。ドラマー氏のお茶目なMCが受けました・・・重大なお知らせが・・・引っ越し、それも自宅内って何だよ?(苦笑)。

 

(6)any
(6)any

 Gt(Vo),Ba,Drのトリオ編成。ドラマーさんが、Sさんの場合とKさんの場合があるのですが、この日はKさん。正式メンバーはSさんかと思いますが未確認。Sさん、Kさん、御両人とも名手として知られるドラマーですが、ドラマーが変わることによるバンドサウンドの変化も、このバンドを楽しむには大事なポイントかと思います。表情豊かなフロント二人、シンプルですが奥深いサウンド、地味ですが(失礼)素敵なバンドです。

 

 

(7)THE BLOOD BLOOD

(7)THE BLOOD BLOOD

Vo,Gt,Gt,Ba,Drの5人編成。ドラマーさんは引き続き登場の名手Kさん。こちらはパーマメントメンバーかと思います。ボーカルさんの熱心なファンの方(女性)が客席に見えていたようで、親しげな声が掛かります。2枚目の音源リリースが先日(5月)にあった事よりも伺えますが、持ち曲の増加含め、彼らなりのバンドサウンドの構築に大きく弾みがついております。ボーカルさんは、パンクバンドashmaticのボーカルとしての活動も印象的でしたが、このブラッドブラッドで、ボーカリストとして開眼したと言えるかもしれませんね。

(8) TSUMUZI-KAZE
(8) TSUMUZI-KAZE

 Vo,Gt,Ba,Drの四人編成。Voが女性で、この日の全出演12バンド中唯一の女性です。ちなみにDJ参加の二名は男女1名づつ。親しみやすい日本語歌詞による、ポップス~シンプルなロックとして定評ある活動をしておりまして、地元ファン多し。幾分訛っているような気がしないでもない(苦笑)、ボーカルさんのMCのフレンドリーで楽しいです。メンバー四人、いわゆるアラフィフ世代でして、生活の拠点は北茨城市らしいです。

 

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(9)ハリネズミ(郡山) 
(9)ハリネズミ(郡山) 

 Gt(Vo),Ba,Drのトリオ編成で郡山市より参加。いわゆるデス声・デスボイス(意識的に出す悪声、潰れた声)が飛び出した時はビックリしました。持っている引き出しもかなり多そうで、並々ならぬセンスを感じさせるバンドでした。来年も参加してくれるとイイですね。

 

(10)Right Way
(10)Right Way

 Vo,Gt,Ba,Drの四人編成。高い演奏力を軸に、オリジナルなハードロック、ヘビーメタルを聞かせてくれます。ジャンルの詳細は残念ながら分かりませんが、ラウド系ないしヘビー系という印象のサウンドでは無いかと思います。英語歌詞で滔々と歌い上げるボーカル、細見体型が映えるギタリスト、安定感と安心感十二分の、ベーシストとドラマーのリズム隊。見応え聴きごたえ200%のライブでした。

 

 

(11)Noise from purge

(11)Noise from purge

 Gt(Vo),Ba,Drのトリオ編成。2014年より活動との事ですが、残念ながら全く知りませんでした。音源(CD)を最近リリースしたばかりで会場でも販売していたのですが、うっかり買いそびれてしまいました(近いうちに購入予定)。いわゆるエモなテイストが若干入った、近年に多いロックなスタイルと理解しましたが、勢いで初めてしまったロックバンドでは無く、マストとしてのロックバンドという感じがしまして、今後の活動が楽しみね。

(12)G-Gatt
(12)G-Gatt

 Vo(Gt),Gt,Ba,Drの四人編成。ベーシストさんの都合が付かなかったようで、ヘルパーとして本イベントの主宰者(の中心)であるヨウスケさんが参加。イベント最後を飾るにふさわしい気持ちの入った演奏を展開。アンコールに応えて演奏の「ウイスキーロック」がカッコイイのでした。バッドロック的なテイスト、いわゆるビジュアル系ロックバンド登場以前のロック、昭和の時代を感じさせる、このバンドを形容するには、こんな言い方が適当でしょうか?

 

DJ担当の御二人です・・・ウフフフ。トックン&パンパース

 

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