Live No.248(2018/4/30)

Live No.248(2018/4/30)

ライブレポートNo.248

2018.4.30(月)) いわきBurrows/バロウズ     

  KYO-ON presents おーい雲よ どこへいくんだ

(1)三ケ田&こんど (2)geru (3)さっちゃん

 (4)ジャジャ岩城&若林一也  

(1)三ケ田&こんど 
 (1)三ケ田&こんど

 ソニック店長である三ケ田さんは、完全ソロ(ピン)、バンド・あぶらすましのボーカル・ギター、として精力的に活動していますが、並行して、複数のユニット(あるいはバンド形式)も動かしています。そんなユニットのうちの一つが、この「三ケ田&こんど」かと思います。秋田県出身の三ケ田さんが歌う『冬の女』は、やはり印象的ですね。

 

 

(2)geru 
 (2)geru

 茨城県の日立市より登場のgeru・ゲルさん。geruさんが経営していた常陸小川屋というライブハウスは残念ながら現在は閉店となっておりますが、結局、一度も行った事が無いのが悔やまれてなりません。ゲルさんの歌う事への真剣さ、真摯な思いが痛いくらいに伝わってきます。しかし、帽子が似合いますね。

 

 (3)さっちゃん
 (3)さっちゃん

 さっちゃんがエレキギター1本で歌います叫びます。昨年2017年に惜しくも、悲しいことに亡くなった伊藤耕さん(FOOLSのボーカルとしての活動が有名)の作詞による「太陽のまばたき」が圧巻でした。相変わらずさっちゃんの笑い声は豪快そのものです。

 

 

  (4)ジャジャ岩城&若林一也 
(4)ジャジャ岩城&若林一也 

 山村暮鳥の有名な詩『おーい雲よ』よりの引用であるかと思われますイベントタイトルですが、ジャジャ岩城(いわき)さんが、出演するわけでして深い因縁めいたモノを感じさせます。ソロ名義桑名六道(くわなろくどう)としても活動するジャジャ岩城さん、FOOLSなどのメンバーとして、精力的に活動されているアルトサックスプレーヤーの若林さん、このお二方がどんな演奏を聞かせてくれるのか、興味津々でライブの開始を待ちます。始まってみると、和やかな中にも、ある種の緊張感が漂いまして、あっと言う間に時間が過ぎる濃密な時間でした。自由奔放にして唯一無比の存在感の声と歌、アルトサックスに対する印象を変えざるを得ないような、激しいけど優しい音色。このライブ空間は、めったに体験できるモノではありません。凄いモノを見せてもらいました、聞かせてもらいました。


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