AaAa通信 エーエーつうしん
福島県いわき市で活動するロック・ポップス系のバンドの活動を紹介するサイトです。
フリーペーパーを基礎母体として1999年より運用を開始。2013年末~2015年7月まで活動休止。
2015年7月26日。更新活動を再開しました。
ライブレポート  No.225 (Vol.15)

2016年10月17日(月)
19時~
福島県いわき市平 クラブソニックいわき
ダイナマイトレコード商会presents
JUICE&LOVE NEWアルバム
50/50 レコ発ライブ
出演(順に)
(1)遠山一夫 (2)Good night Orange
(3)ヤスボン (4)シズク
(5)吉田ジーコ (6)JUICE & LOVE

遠山一夫
in3曲を演奏。1曲目の「虫かご」から、最後3曲目のボブディランへ捧げる哀しい曲(タイトル分かりません)
まで短い時間ではありましたが、遠山一夫ワールドをじっくり聞かせてくれました。
途中、余興的に「前略、ジュースアンドラブ・・・」で始まる長文の手紙の読み上げがあったりして、
遠山さんとジュースアンドラブの長い親交(20年以上?)
の一端を垣間見ることができました。
体調不良などもあり思うようにライブが出来ない状況のようですが、
個人的には懐かしくもあり「今の遠山一夫~トオヤマカズオというシンガー」の
存在感を深く心に刻んだ日でもありました。
Vo

2.Good night Orange
ボーカル&エレキギターの詩織さんとドラム担当の花澤店長によるデュオ編成。
花澤店長とは、Music Bar burrows の店長さんですね、ちなみに(苦笑)。
名曲「夢は夜ひらく」のカバーで始まって全4曲、
可愛らしさと妖艶さが同居する笑顔の詩織さんの魅力がタマリマセンね。
2曲目以降は「月にピアス」、「ソーダ水」、「カナリヤ」とオリジナル曲が続き、
この二人でしか味わえないテイストを楽しめました。


3.ヤスボン
カバー曲4曲をアコースティックギターと歌で聴かせてくれました。
まず、この4曲の選曲が渋すぎます。
2曲目のJUICE&LOVEの「満月」と3曲目のAZUMI/アズミさんの「満月」、
「満月」というタイトルの曲2曲続けて持って来たのが凄かった。
ジュースの満月は、オリジナルの完全ロックバンド仕様を、
見事にアコースティックギター1本で再構築していて素晴らしいの一言。しみじみイイ曲かと。
最後は、ヒートウエイブ(山口洋さん)の「愚か者の舟」、
ヤスボンさんの今、そしてこの日のライブの雰囲気にピッタリという感じでしたね。


4.シズク
御存じシズク。Ba(Vo)、Gt、Drのトリオ編成ながら、
アコースティックな響きから一転してのロックな、大きな音で
フロアの緊張感が否が応でも高まるというモノです。
音が激しいというか、幾分かの狂暴さめいたモノも感じさせます(苦笑)。
月並みな言い方ですが、怒りと悲しみ、そして喜びを、ストレートにぶつけて来ます。
震えました・・・・。カッコよかった。

5.吉田ジーコ 
ステージネームは本名の「ヨシダコウジ」に由来するかと思われますが未確認です(苦笑)。
このジーコさん、ジュース&ラブのメンバーとは、かなりに古い時期から親交があるようでして、
なかなかに興味深い昔話?も聞けました。
ジュース&ラブのメンバー4人それぞれへ、歌う曲をプレゼントという趣向で楽しませてくれました。
以下、そのプレゼント内容です(詳しい情報が書けず恐縮です)
1. Drのトイタさんへ:エレファントカシマシの曲
2: Baのイイダさんへ:ボブディランの曲
3:Vo(Gt)のセキノさんへ:ミスタータンブリングマン by ボブディラン
4:ギターのイガリさんへ:ハーモニカを使用したブルース曲(タイトル失念)



6.JUICE&LOVE

Vo(Gt),Gt,Ba,Drのロックバンド、それがジュースアンドラブ。
約20年ぶりとなる2枚目のフルアルバム「50/50 フィフティ フィフティ」
のレコ発イベントという位置づけのこの日のライブでしたが、
リリース自体は2016年の1月頃ですから、
タイミングの悪さは否定出来ません(苦笑)。ですが、そんな事は些細な事です。

インディーズ~自主制作だからと、甘くみてはなりません、
ナメテもらっては困ります(苦笑)。

1曲目の「アナザーワールド」から、アンコールに応えたカタチの7曲目(6曲目?)の「シード」まで、
アラウンドフィフティー(アラフィフ)らしい「落ち着き」と「体力の衰え」を感じさせつつも(苦笑)
永遠のロック少年として、心に響くライブを見せてくれました。

また、この日は、ゲストプレーヤーとして「スーさん from 七浜グロッキーズ」がハーモニカで参加。
素敵な音色を聞かせてくれました。

フルアルバムのレビューは下記のブログが秀逸かと思います。
ペンギン・ビート急行 映画・音楽・詩・日記、その他なんでもありの一人マガジン 
http://penguin-pete.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-35fe.html

また、このアルバムの紹介文として次のモノもあります。
”ポール・ウエラー、エルヴィス・コステロ、ELO、ニルヴァーナ、ウィルコなどを彷彿とさせるPOPロックの決定盤。
日本語で歌いながらも多大なる洋楽の匂いがすることろが素晴らしい。2015年12月全国発売。”

引用元

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第13回
http://www.jungle.ne.jp/serial_post/2016_01chapterhaus/


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画像はアルバム50/50の販売用画像

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