AaAa通信 
エーエーつうしん

福島県いわき市で活動するロック・ポップス系のバンドの活動を紹介するサイトです。
フリーペーパーを基礎母体として1999年より運用を開始。2013年末~2015年7月まで活動休止。
2015年7月26日。更新活動を再開しました。最新更新2016年9月15日(ライブレポートNo.222)。

ライブレポート  No.222

(Vol.15)

2016年7月16日(土) 18:00頃~

福島県いわき市 平クラブソニックいわき



タテタカコ NEW ALBUM
「業」リリースイベント「シチガツノゴウ」

-出演(順に)-
(1)あぶらすまし (2)Bottom TunN 
(3)CHRONO METER
(4)table (5)シズク
 (6)タテタカコ

(1)あぶらすまし

Vo(Gt)、Gt、Gt、Ba、key、Drの6人編成での演奏が基本のライブでしたすが、
1曲目は、女性コーラスが入っての7人編成でした。

6人編成、7人編成、どちらも甲乙つけがたい素晴らしいライブであることは確かですね。
あぶらすましとしては7人がフルメンバーでしょうか?
メンバーのお子さんたち(多分)、おそらくイワユル未就学児童のチビッ子たちが、
客席フロアを駆け回ります。和やか、かつアットホームですねえ・・・苦笑。
 1曲目に「ふるさと」を持ってきた、この日のライブ、
ラスト(6曲目くらい)の「もう僕は、終わりを考えたりしない」まで、リラックスした中にも、
チクリと少しだけ毒を忍ばせ(苦笑)、まさに「あぶらすましワールド」で楽しませてくれました。


(2)Bottom TurN/ボトムターン
ベース担当者の方の、ある種の脱力感?に満ちたMCが印象的です(苦笑)
ラスト一曲だけ、女性コーラスが参加して総勢4名体制となりますが、基本はトリオ編成。。
とってもチャーミングなコーラス女子でして、個人的には、全曲、ステージ上に居て欲しいですね〔苦笑〕
鳴きのギター、lそして、泣かせるボーカルはいつも通りで、始まったと思ったら、
いつのまにか終わっているグッドなライブライブでした。


(3)CHRONO METER

全く情報無しに臨んだライブでしたが、強力なインパクトを残してくれました。
オフィシャルサイトの情報等を参照するに、Vo,Gt,Ba,Dr、の4名にPC担当の5名。
 (PC:サウンドにコンピューターを主に使用するパートのようです)

デジタルハードコア・・・正直、個人的には、このジャンルには全く詳しくないので、
「入門・デジタルハードコア」といった感じでした。
有意義かつ楽しい時間を過ごせました。
メンバー個々人の演奏技術の高さ(当たり前)が背景にあるのは当然ですが、
バンドとして、カッチリまとまった印象で圧巻のステージでした。

(4)tabel
丁度一年ぶりに、テーブルさんのライブを見ました。
前回見たのは丁度一年前の2015年7月、場所は、やはり、ここクラブソニック・いわき。
Gt〔Vo)、Ba、Drの三人編成で、
ややキーが外れたような感じのボーカルが、
耳馴染みやすい、シンプルな日本語歌詞でグイグイ攻めて来るところが
持ち味のバンドかと思います。
トリオ編成とは思えない厚みのあるサウンド、
そして、解りやすさを拒むような、ある種の複雑怪奇な難解さを備えたサウンド、
この存在感は唯一無二と言えるでしょう。

(5)シズク
 
「タテさん、レコ発おめでとうございます。
いわきのシズクって言います」という、
いわき訛り(多分)のVo(Gt)氏の第一声でライブはスタート。

Vo(Gt)、Ba、Drのトリオ編成です。
決して上手いボーカルとは言い難いのかもしれませんが、
『力強いロックバンド』として説得力のあるライブを見せてくれました。
音源のリリースに期待したいところですね。



(6)タテタカコ

満を持して登場のタテタカコさん。
ピアノを弾きながら歌うというスタイルは、「ライブを観る」という観点からすると、
動きが少ない分面白味に欠けるのは致し方無いことかと思うのですが、
タテさんのライブは、やっぱりスゴイですね(今さら、かつ当たり前ですが)。

タテさんの普段の生活ぶりが伺える曲間のMCも非常に興味深いですね。
個人的には、飼い猫にまつわるエピソードをもっと聞きたかったです(苦笑)。

(えーえーツウシン/AaAa通信 )

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