ライブレポート No.219 (Vol.15) 2016年4月30日(土) 17:30頃~21:40頃 福島県いわき市 平クラブソニックいわき CAN'T A MAN ATTACK! presents Black Cat's tail OUTATIME release tour -出演(順に)- (1)DC.9V (2)AAD (3)Bad news coming…(郡山) (4)any (5)熊猫タイガー (6)Black Cat's Tail(東京) (7) CAN'T A MAN ATTACK! (1)DC.9V ディーシーナインヴイとかおしゃれな感じで読むのかな?と思っていたのですが、 ディーシーきゅうボルトで良いみたいです(苦笑)。 若いですねえ・・・おそらく十代でしょう。ギターがヴォーカルをとるトリオ編成というのもポイント高いですね。 ロストエイジ→LATE SHOW→DC.9Vとつながるように感じますがどうでしょうか? 数ヶ月あれば、大きく変化なり進化する時期ですので、次回見るライブも楽しみですね。 (2)AAD ボーカル・ギターの青木さんを中心としたトリオ編成。 特別派手な印象は無いのかもしれませんが、着実にキャリアを積み重ねてきた彼ら。 この日のライブも青木さんを中心に気持ちのこもったライブを見せてくれました。 「reed」と題されたCD音源(4曲入り)を会場で求めたのですが、 捨て曲なしの適度に力が入った、だけど気張らないイイ感じの仕上がりです。 ライブはフロアからのヤジっぷりが凄くて、皆から愛されているのを実感しました(苦笑)。 (3)Bad news coming…(郡山) バンドの名前が強烈かも(苦笑)。悪い知らせが・・・まあ、ある種のユーモアなんでしょうけど。 ギター、ベース、ドラムのトリオ編成ですが、 ギターとベースがそれぞれメインにボーカルを取るような感じですね。 ドラマーさんが笑顔でドラムを叩くのがイイですね。 正統派メロディックパンクなりメロコアサウンドと理解しましたが 演奏技術の高さもあって強烈な存在感を放ちます。 (4)any ギターがボーカルを取るマニアックなというか通好みなサウンドを聞かせるトリオ。 プログレロック?フュージョンっぽい? 自分の音楽リテラシーの貧困さが浮き彫りになるだけなのですが(苦笑)、 変拍子も織り交ぜた、そのサウンドは一聴の価値ありです。 活動歴の長さに反して、じみぃ~な感じのバンドですが(失礼)、 この不思議な感じを是非ライブで味わって頂きたいです。 (5)熊猫タイガー トリオ編成の熊猫タイガー。なんと言っても、三人が着ているTシャツの可愛らしさに目がいくのでした(苦笑) サウンドはシンプルなパンクサウンド(但し、あんまり荒々しい感じでは無い)で、 オリジナルなのかカバーなのかライブ中は判別出来ませんでした。 ライブ終了後、メンバーに確認したところSHACHI・シャチのカバーとのことで納得しました(苦笑)。 フロントの二人が交互にボーカルを取るスタイルが、まさにシャチスタイルなのでしょうが、 その二人の幸せ感が、こちらにも伝わってきて清々しい気持ちになりました。 (6)Black Cat's Tail スカパンクでしょうか?このサウンド、このテイストは? バンドの公式サイトには「週末スカバンド」と、なかなかに興味深い文字がありました(苦笑) 管楽器3本(テナーサックス、トランペット、トロボーン)を加えた総勢7名。 金管の二人は女子と華やかなバンドです。 上手さが光る正統的なボーカルを、息の合った男前リズム隊が支え、 キャラ立ちポイント高いギターが、その上で跳ねる感じ。 管楽器は、緩急自在に裏方と表と両方のフィールドで、プレイを巧みにこなします。 いやあ、楽しい楽しい。 (7) CAN'T A MAN ATTACK やんちゃ、悪ガキ、というコトバが似合う3人ですね(苦笑)。 酔っぱらっているんでしょうか?お酒の呑みすぎなんでしょうか? テンション高過ぎな?感じかも(苦笑) スカパンク~メロディックパンク、いずれにせよ、ガタガタ言うな、楽しくやるぞぉ的なポジティブさと アグレッシブな姿勢が潔いですね。 通称、キャンタマ(苦笑)。キャント ア マン アタック・・・いいバンド名です。 いやあ、若い人が羨ましいですね(苦笑)。
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