AaAa通信 
エーエーつうしん

福島県いわき市で活動するロック・ポップス系のバンドの活動を紹介するサイトです。
フリーペーパーを基礎母体として1999年より運用を開始。2013年末~2015年7月まで活動休止。
2015年7月26日。更新活動を再開しました。

ライブレポート  No.214
(Vol.14)

2015年11月29日(sun) 18:30頃~21:40頃
福島県いわき市 平クラブソニックいわき



  サヴァン道 いわき降臨


出演(順に)
(1)サトケン&ユウキ (2)四畳半(日立)
(3)Juice&love
(4)DEATHROLL(デスロール)
(5)サヴァン道(東京)



(1)
サトケン&ユウキ

アコースティックギターのサトケンさん(ステージ上手(かみて)富岡町出身いわき市在住)と
エレキ&アコースティックギターのユウキさん(ステージ下手(しもて)いわき市出身いわき市在住)
の男性二人組です。
ボーカルを取るのはサトケンさん。
ユウキさんの方は、いろんな活動をされているのをよく拝見しているのですが、
サトケンさんのライブを見るのは初めてでした。
1曲目は、某政治家さんへ言いたい事があるようで、なかなかに考えさせる内容の歌。
2曲目は「I am Kenzi/アイアムケンジ」という曲名で、自分の名前と、
とある方の名前がケンジであることに因んでの曲とのこと。
そして最後の4曲目は「望郷」という、ふるさと、故郷への想いを歌った曲で、
サトケンさんのヤリキッタ感を感じましたね(苦笑)。

(2)
四畳半

アコースティックギター&ボーカル、エレキギター、ドラムから構成されるトリオ。
1970年代フォークの引用なのか、パロディなのか、はてまてオマージュ(リスペクト)なのか、
多分、全部なんだと思います(苦笑)。
曰く、「日立、最後の革命家」、「ヘルメットは安全のためです」・・・、うーん素晴らしいですね。
幾分かの政治性をまぶしつつも、極めて私的なところが憎いですね(苦笑)。
70年代を単なる小道具、ギミックとして終わらせることなく、
自分たちのスタイル、方法論へまで高めていて文句なしのカッコいいのでした。


(3)Juice&love
この日のライブは、全5曲でしたでしょうか(4曲かも)?
30年前に作られて、20年ぶりに演奏する曲なども有り、彼らのキャリアの長さを実感します。
メンバー4人の平均年齢が50歳になるのを機会に
新音源・フルアルバム 「50/50 フィフティフィフティ」を来年2016年1月にリリース予定です。
ボーカル・ギターの人柄がそのまま出てる歌世界、永遠のロック少年ですね、関野さんは(苦笑)。
前回のアルバムから19年後のリリースというのですから、活動停止期間があるとはいえ、
やはりタダモノでは、無いわけです、このジュース&ラブというバンドは(苦笑)。
オヤジ、おっさん、と侮ってはならないのですよ(苦笑)。
(4)DEATHROLL(デスロール)

かねてより、噂は耳にしていて気になっていたデスロール。やっとライブを見る事が出来ました。
一言で分かりやすく書かせて頂きますと、ずばり「ひとり・メタル」。
公式サイトによると「音楽ソロプロジェクト・バンド」となります。
とにかく轟音、爆音で、ビックリしますね。音源を一枚所有しているのですが(BRAIN WASHING)、
思想性、政治性、社会性を十分に感じさせる歌詞がインパクト大です。

今後の活動に注目したいところです。

   
(5)サヴァン道(東京)

独唱パンクを主催するチバ大三氏が率いるバンド「サヴァン道」。
この日のライブは、4人の正式メンバーに加えて、
紅一点のヴァイオニストが加わり、総勢5名による演奏。
Gt(Vo)、Ba,、Drにバリトンサックスとヴァイオリンが加わるという編成は、
ロックでもジャズでも、結構珍しい編成かもしれません。

チバ大三さんの狂気的な(これは、言い過ぎか?特異的な?かな)
パフォーマンスが、
バンド編成によって加速し、更に変化(へんげ)する、とでも言いましょうか?
唯一無二のバンドワールドを体現できました。
ずばり、ブレイク必至ですね。


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