ライブレポート
No.206


ライブ
レポート
menu
へ戻る

2013/11/9(SAT)
To overflow evidence presents
[Unbroken Promise & Blank Page vol.27]
〜seth/反好旗/weave/AWKWARD/WEIRD CD Release Party〜
OPEN15:00/START15:30

出演

(1)MELT  (2)虫唾が走る
(3)AWKWARD  (4)WEIRD
(5)Bottom TurN (6)反好旗
(7)LATESHOW  (8)seth
 (9)weave 
(10)To overflow evidence

(1)MELT
ギタリストが一時活動休止に入り、Gt(Vo)、Ba、Drの3人体制となった事が、
ライブ中、メンバーよりアナウンスされました。
今さらですが、3人か4人か?ギターが1本か2本か?で、バンド全体の雰囲気、
サウンドの輪郭みたいなモノ、その他モロモロ(苦笑)が大きく変化しますね。
4曲の演奏でしたが、最後の1曲は、あまり聞き馴染みが曲〜多分、結構新しめの曲だと思います。

この3人体制での音源が、個人的には楽しみですね。

(2)虫唾が走る
サポートドラマーとして、K氏を迎えての「虫唾が走る」。
あごひげが渋い〜大人っぽいボーカリストのジュンジくん。
ドロドロした世界観、グロテスク、猟奇的な雰囲気を漂わせつつ、
ポップなテイストで楽しませてくれます。
ラストの曲の疾走感が良かったですね。



2)
(3)AWKWARD 
横須賀から登場のAWKWARD。
ウォークウォード(カタカナ表記が微妙でゴメンなさい)。この英単語は、辞書によると、
ぎこちない、不器用な、という意味あいで、なかなかに興味深いバンド名ですね。
Gt(Vo)、Ba(Vo)、Drの3人編成で、曲ごとにメインボーカルをGt、Baがそれぞれ取ります
(割合としてはGtの方がやや多いかな)
Gtの方は郡山で育ったとのことで、福島県でライブをやるのは特別な思いがある、
と語ってくれました。
激情系のハードコアと個人的には理解しましたが、
サウンド全体のレンジが広い〜曲調がバラエティに富んでいる、
バンド名とは裏腹に、サウンド的には「器用な」バンドだと思いました。

歌詞は日本語と英語の両方で成立しているようです(違うかな?)

(4)WEIRD
Gt(Vo)、Ba、Drのトリオ編成でfrom奈良。。
AaAa通信的には、2010年に、ここソニックでライブを拝見しておりまして、
2度目のライブ拝見になります。
前回見たときよりは、このバンドへの理解度が深まったかな?
圧倒的なボーカル力と癖のあるロックサウンドが絶妙にバランスし、
独自の世界観を見せてくれます。
(5)Bottom TurN 
keyが入らないトリオ編成でのボトムターンを見るのは、なんか久しぶりかも(苦笑)。
KeyありKeyなし、どちらもバンドとして捨てがたい魅力を放ちますが、
この日は、BaのトクハシさんのMCがあったのが新鮮でした。
(これまでも合ったのかもしれませんが、印象的には、殆ど無い、です・苦笑)
ドラマーさんが暗い写真ばかりで恐縮ですが、Sさん(fromMELT)が叩いています
(サポートメンバー?すいません、未確認です)

(6)反好旗
レベルミュージックとしてのパンクサウンド〜パンクバンドを久しぶりに見たという印象でした。
口語的な日本語で直接的に挑んでくるような歌詞、ボーカルは大迫力。
シンプルはパンクサウンドも合いそうなバンドかと思いすが、
低く構えて超絶なテクニックで6弦べースを弾きまくるベーシストの動きから目が離せなかったり、
レゲエのリズムの曲があったりと、パンクバンドとしては、
特異で通好みのサウンドを聞かせるバンドだと思いました。



(7)LATE SHOW 
今年初めに解散を宣言したLATE SHOWではありますが、
嬉しい事に、前言をひるがえしてくれました(苦笑)。
解散した時のメンバーそのままに、再結成というか再始動であります(苦笑)
活動していなかった約10ケ月の期間は、各メンバーをプラスの方向へ導いたと思いすね。
自分自身、自分たち(バンド)自体を見つめ直す良いキッカケになったのではないでしょうか?
2014年、期待してますよお(苦笑)。

(8)SETH
2012年、2013年のオナフェス@三崎公園でライブを拝見しておりまして、
個人的には見るのは3度目。
クリアーなギターサウンドが、何度聴いても印象に残ります。
ラップ、あるいは70年代フォークに通じるような言葉を重視するバンドと理解していますが、
ボーカリストの優しくて甘い声質と歌詞が、パンクサウンドと見事にマッチングして、
激しいけれど、優しくて穏やかな独自の世界観を感じさせてくれます。
(ハードコア的な要素は薄いと思います)

平和への希求〜明確なメッセージ性が心を打ちます。

(9)WEAVE
横須賀で活動しているWEAVE〜ウイーブ〜カタカナ表記はやっぱりアヤシイです(微妙)。
英単語的には、織る、編む、という意味のようです。

Gt(Vo)、Gt、Ba、Drの4人編成で、エモーショナルなロックを聞かせてくれました
(ギター2本が絡む結構複雑なサウンドかも〜ハードコア的は要素は控えめかと思います)。
彼らのホームグラウンドは「横須賀かぼちゃ屋PUMPKIN」という所のようで、そのかぼちゃ屋さんと、
いわきソニックのステージの違いなどをフレンドリーに語ってくれました。
個人的には、あまりナジミのないタイプのサウンドですが、楽しめました。


(10)To overflow evidence
10バンド出演の最後に登場はToover。
この日は、地元いわきのバンドが5バンド、県外から5バンドと丁度半分ずつ。
地元いわきの代表的な感じで、いつもながらの、
いや、いつも以上に迫力のあるライブを見せてくれました。
ライブ中、発言するのは、いつもボーカルのゴトウさんで、
他のメンバー4人の声は殆ど聞いた覚えが無いのですが(苦笑)
この日のライブも、やっぱり、話すのはゴトウさんだけ(苦笑)。
アンコールまでテンション落ちることなく激アツのステージを見せてくれました。