ライブレポート
No.203


ライブ
レポート
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2013/9/21(SAT)
20:00〜
場所:いわき市田人
インド料理 チャンド・メラ

森空ライブ
(企画 MOMOcafe)
(1)ミーワムーラザーキ 
(2)ほんどさとこ+村重光敏
久しぶりに、田人(たびと)まで出かけてみました。いわき市は海あり山ありの、ホント良いところです(苦笑)

(1)ミーワムーラザーキ
普段は「ミーワムーラ」として
地元 福島県いわき市を中心に
二人組で活動している、
Vo(Gt)のミワさんと、Gtの村重(ムラシゲ)さん。
この日は、 パーカッション奏者 ザーキさん(小松崎さん)が加わり、
「ミーワムーラザーキ」でのライブでした。
1曲目はアルバム「ここにいる ここにある」の1曲目に入っている
「走出スウィング」。ミワさんはGtを弾きながらボーカルを採ります。
会場が吹き抜け、木材を基調とした内装という事もあるのか、
音が柔らかく響きますね。

2曲目はミワさんはボーカルに専念します。
思い出の場所(江名にあった?)について、一人芝居を思わせるような歌詞世界が
印象的な結構歌詞の量が多い曲です。

3曲目は、パーカッションの小松崎さん曰く、「ハチロクの曲」。
要するに八分の六拍子の曲らしいです(苦笑)

4曲目は「白猫黒猫」。洋画に同じタイトルのモノがありますが、
パクリでは無いですとミワさん。猫のなきまねなんかもあってコミカルな1曲です。
5曲目は、凪の雨。
メンバー3人のアンサンブルが堪能できました・・・っというか、
もう声も出ないくらい凄い(苦笑)。
どういう拍子か、2〜3才くらいの男の子の叫び声が、
演奏とシンクロするという意外なはハプニング(苦笑)あり。

6曲目は、「雨になって、水まきをして・・・・」という歌詞が
印象的な曲でした。
気候の良い、いわきで育ったと思わせる、のびやかな曲です。

最後ラスト(7曲目)は、ミワさんのハーモニカでスタート。
村重さんのアコースティックギターがエレキギターばりに轟音爆音で鳴り響き、
ハウリングまで飛び出す、ロックな感じのエンディングまで、
迷うことなく突き進みます。凄いグルーブ感でしたよ(汗ダク)


(2)ほんどさとこ+村重光敏

1998年に「日本Jazzボーカル大賞」新人賞を受賞という、
輝かしい経歴を持つほんごさん。ジャズの世界を中心に、
東京都内〜横浜を中心に精力的に活動されています。
「ほんごう」では無くて、「ほんご」のようですが、漢字だと、どう書くのでしょうか?(謎だ?)
そもそも名字では無いのかも(苦笑)

ライブ会場の入り口の出演者クレジットには、パーカッション小松崎さんの名前はありませんでしたが、
ヴォーカルがミワさんからほんごさとこさんへ変わっただけで、3人でのライブでした。


1曲目は、英語歌詞で始まりましたが、「上を向いて歩こう」の歌詞が出てきたりしました。
曲名紹介がほんごさんよりありましたが、残念な事に、私の知らない曲で分かりませんでした(涙)。
ゴスペルでもよく歌われる曲とのことです。

2曲目は童謡「七つの子」。
「カラス、なぜなくの・・・」の一節が良く知られた名曲中の名曲ですが、
野口雨情の作詞だったのですね、恥ずかしいことに知りませんでしたよ。
他の曲とミックスされた(アレンジされた)感じでの演奏だったと思います。
ほんごさんの本格的なボーカルで聞くと、また別格の味わいがあります。

3曲目はドイツ民謡からで、村重さんのアレンジ。
「子狐が穴の中」、「大きなシッポがじゃまになる」等の歌詞が可愛らしい曲でした。

4曲目は、これまた有名どころで、「シャボン玉」。
「シャボン玉飛んだ、屋根まで飛んだ」フレーズを知らない日本人は数少ないでしょう(苦笑)。
ほんごさんは、触れませんでしたが、これも、野口雨情作詞なんですよね(苦笑)。

湯本駅の発車メロディには、この歌が使われています(知ってました?)。
野口雨情と湯本温泉は縁(ゆかり)があるあるらしいです。
ほんごさんは、その事をモチロン知っていて、サービス精神で、
この曲を取り上げてくれているように思います。

5曲目はジャズの曲でした。演奏開始直前に、
パーカッションの小松崎さんが、おもむろに立ち上がって、
ほんごさんの「どこ、行くの?」の問いに、「トイレ」と答える小松崎さん(苦笑)。
そんな、二人のやり取りがオカシカッタのか、曲名などは覚えてないです(ゴメンナサイ))。

そして、最後は、ミワさんとほんごさんの二人がボーカルを取って、「ふるさと」を披露。

「小鮒(こぶな)釣りし かの川」、「コブラ」じゃあないです(苦笑)。
みわさんは、一度、「コプラ」と歌ってしまったとか無いとか(苦笑)。
この二人での歌は凄い・・・、奥行きと広がりが半端ないです。





2)

そして、アンコールタイム(当然当然)

ほんごさんが、ミワさんへリクエストしたのは、アルバムに収録の「祈り歌」
ドキュメンタリー映画「シバサシ」の挿入曲として使用されている曲で、
ボーカリスト「菅原ミワ」の魅力を改めて感じさせる渾身の一曲でした。

イベント最後を飾った曲は、ほんごさんのオリジナル曲で、飛騨高山に材をとった曲「道しるべ」。
4曲入りのCD「 FURUSATO」 ほんごさとこ with 村重光敏 に収録されている1曲です。
日々の生活や人生の道しるべの存在が、いかに大事か?
情感こもった歌と演奏で最後の最後を締めくくってくれました。