ライブレポート
No.198


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2013/6/15(SAT)
15:45start
場所:いわき市平クラブソニックいわき
僕達のペレストロイカ Vol.8
(1)AAD (2)ザ・童貞ズ 
(3)loxograph (4)the milky tangerine
(5)NoName (6)Passing Fool
(7)Rebel one excalibur (8)Meteoric Swarm
(9)レモン汁。 (10)notice it


(1)AAD
ギター2本、4人編成というバンド構成であることには変わりは無いのですが、
ギタリストに変更があったようです。
新サポート・ギタリストは、解散が惜しまれるLATE SHOW(レイトショー)のVo(Ba)だった、フカイさん。
AADとレイトショー、バンドのサウンド的には、やや開きがあるように思いますが(苦笑)、
ステージ上の4人を見る限り、あまり違和感は感じませんね・・・・、
というか、何やら凄い予感がしますね(苦笑)。
AAD独自のメロコアサウンドに深みが、まさに深い・・・(苦笑)

コンプライアンスなる幾分難解にして時代の先端を行く話題で、
フロアのお客さんを、なごませるVo(Gt)のアオキさん。
これまで、音源を2つほど出しているという理解ですが(間違ってるかも)、
新音源を聞きたいですね。

(2)ザ・童貞ズ

ライブ回数が、ここ1年ほど、結構多いかとは思うのですが、
なかなか見る機会がなくて、今年になってからは初めてです(残念)。
ユニフォーム?なのでしょうか?4人お揃いのオーバーオールに赤のスエット
(長袖は暑くないでしょうか?赤のTシャツでも良いのでは?
と、オジサンなワタクシは思います・・苦笑)
ワタクシ的には、パンクバンドと呼ぶには、少し抵抗がある(苦笑)
品の良さをかんじるのデスが、
この年齢らしい、やんちゃぶりが良いですね、っていうか羨ましい。
カッコいい、そして、カワイイという評判もあるようでして(苦笑)
日本語で押してくる、シンプルなロックチューンの切れの良さが気持ちよいです。



2)
(3)loxograph
東京からのロキソグラフはVo(Gt)、Gt、Ba、Drの4人編成。
マイナー調の曲が多い印象で、ポストロック〜エモという印象のサウンド。
ラウドさよりは繊細さがポイントかと理解しましたが、
一聴、地味なようで、曲の展開が難解というか、複雑というか、
一筋ではないという印象でした。
あまり、うまく書けなくて恐縮ですが、造語と思われる、そのバンド名同様に
想像力を掻き立てるサウンドですね。


(4)the milky tangerine
セーラー服コスプレのGt(Vo)の女性の可愛らしさ、というか、
ギタリスト、ボーカリストとしての存在感が圧倒的です。
ときおり、聞かせるカミテギター(某ウォーリーのコスプレ)のVoもヤバイです。

ポップロックというカテゴライズで問題ないでしょうが、ヒネクレテル?というか、毒がありますね(苦笑)。
ウォーリーと声が掛かると、照れまくってしまうギタリストさんのキャラが面白いです(苦笑)

ドラマーさんが、いいなあ、というか説得力があるなあ・・・。
セーラー服の美女さんがライブ終盤、ポニーテルを解いたのですが、美女っぷりのヤラレマシタ(汗)。

(5)No Name
活動休止に入ってしまうとのことですが、元気一杯のステージで楽しませてくれました。
1曲目は、バンドのテーマソング的な「名無しのうた」。最後が「忘れたくて」。
ギターはディストーション?が強くかかった感じで自己主張します(苦笑)。

シンプルなパンクサウンドといったところですが、
可愛らしいボーカルを中心にバンドとして、まとまってますね。
活動再開はいつですかねえ・・・・。

(6)Passing Fool
AaAa通信的には、ライブを拝見するのは2度目かと思います。
ちっちゃな女の子がギターを弾いて歌います(苦笑)・・・インパクト大です。
ヘルパー・ベースとして参加するのは、to overflow evidence のゴトウ先輩と、なにげに豪勢です。

ストレート、かつシンプルなメロコアサウンドを、おちび・ガールを中心にトリオ編成で
全力全開で聞かせます。そのVo(Gt)さんは、風邪をひいているとの事で、
万全の体調では無かったようですが、なかなかどうして、エネルギッシュな演奏でした。



(7)Rebel one excalibur
何度かライブを拝見していますが、はじめてこのバンドのカッコ良さを理解したかも。
若いのに通好みのサウンドですねえ・・・というところでしょうか?
郡山からのイケメン3人組ですが、この日、出演のバンドの中では最大級に
デカイ音で、ぐいぐい押してきます。
福島県のバンドシーンも広くて深いです。
ローカルだと思って、なめてかかってはイケマセン(苦笑)。

(8)Meteoric Swarm
Vo(Gt)、Ba、Drからなるトリオ編成で、Vo(Gt)の矢野さんは福島県は浪江町の出身。
スリーピース・ロックバンドという言い方がシックリくるサウンドです。
パンク、またはラウドという感じは薄いかと思います。

ラストで聞かせてくれました、望郷の念を込めた「いつか」という曲〜
ギターとボーカルのみで始まりダイナミックに展開していく佳曲〜、
が特に、印象深かったですね。
金髪のベーシスト、片寄さんとのいわき市との縁など、興味深い話題もありました。

(9)レモン汁。
ギター2本で総勢5人が、本来のレモン汁。?というハナシを聞いたことがあったので、
この5人が正式メンバーによる「レモン汁。」なのでしょうか?

ストレートに弾けるパンクロックサウンドとライブステージングは、素晴らしいですね。
スピード感と、バンドアンサンブルは、この若さならかなりのレベルの高さでしょう。
分かったような分かんない様なボーカルさんのファッションセンスが
見所の一つだったりします(苦笑)。
「ノーティスイットせんぱい」と敬意を込めて呼ぶのがオカシイやら微笑ましいやら(苦笑)


(10)notice it
霧の旗、プリズムシティ・・・・ライブで聴くと、カッコよさを再認識しますねえ。
風光明媚なローカルさとモダンな都市感覚のバランスに優れたバンドだと思いますねえ、
このノーティスイットというバンドは。

ドラマーの高橋さんは、何気に、心に残ることを、毎回語ってくれます。
自分の住むところを良くするのは自分なんですよね、
他人のせいにして文句を言っても始まりませんよね。同感です。

アンコールの「新月」は、フロアにマイクスタンドを立てて歌い、
その周りをみんなが踊りながら回るという超ノリノリな状態に(苦笑)・・・
若い人が羨ましい(こればっかり・・汗)