ライブレポート
No.192


ライブ
レポート
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2013/1/26(SAT)
場所:いわき市平クラブソニックいわき

DON WASSE!!!!! 2
START17:00

(1)notice it (2)Autumn (3)虫唾が走る
(4)AAD (5)MELT
(6)WILD FANCYS(7)LATE SHOW

(1)notice it

昨年11月にギタリストが抜けて、5人体制から4人体制となったノーティス。
大晦日のソニック年越しイベントも4人編成でしたが、
シンセサイザーの立ち位置(置き位置)が5人体制の時と同様にステージ上手側中央だったので
4人になったな、と印象は希薄でしたが、
この日は、シンセサイザーが、ステージ下手側に立ち、中央にBa(Vo)が立つという、
「新・立ち位置」(苦笑)という事で、あらためて、
ああ、メンバーが一人抜けて4人体制になったんだなあ・・・と感じました。

結成当初の3人編成で1枚、メンバーが5人になってからは、
フルアルバム含め2枚の音源を出してきたノーティス。
4人体制となって、どのような音源を出してくるか?今からワクワクです(苦笑)
7バンドが出演する、この日のイベント、トップに登場です。
ラストの、僕たちのペレストロイカまで、勢いのある演奏で、イベントに火を付けた感じですね。


(2)Autumn
GONE TOO FARのメンバー2人が、LATE SHOWに一時期在籍していたK氏と共に、
新たに結成したのが、この「オータム」。冬ですが、オータム・秋(苦笑)。
でも、いい感じのバンド名ですね。

Vo(Ba)は、GONE TOO FARでは、ギタリストだったので、パートのチェンジがありますね。
サウンドの方は、少し重い感じのメロコアサウンドになりますかねえ(ウマく説明できなくて恐縮です)。
比較的に、シンプルなサウンドだと思いますが、ギタープレイ中心に聞きどころが多いライブでした。



(2)
(3)虫唾が走る
ドラマーに新メンバー(ヘルプ?)を迎え、若い平均年齢が、更に若くなった「虫唾が走る」
ある種毒のある独自のスタイルで確実にライブをこなして来ていて、昨年は県外でのライブも行っています。
この日のライブは新曲もあって、Voジュンジ君を中心に、いつも以上に気持ちが入っていた、と思います。
LATE SHOWのメンバーとの、浅からぬ因縁話が聞けました(苦笑)。

(4)AAD
現在、ドラマーを募集中で、この日のライブはヘルプドラマー from notice it。
Vo(Gt)のアオキさんを中心とした、親しみやすいメロディックサウンドで、多くのファンを持つ彼ら。
「ツイッターを始めました」っと、少し浮かれ気味?のアオキさんの笑顔が魅力的で、
なんというか、少し微笑ましいというか、羨ましいのでした(苦笑)
ライブは、アオキさんが、一人でギターを持って歌う、という、
若干のサプライズモードで始まりましたが(苦笑)、
日本語を基軸としたサウンドとVo(Gt)のアオキさんの人柄がにじみ出た暖かいライブは、
見ていて気持ちが良かったですね。


(5)MELT
2ndデモ音源を昨年秋頃にリリースしたMELT。
この音源、深みと厚みが一層増した、今の彼らの全てが詰め込まれた好盤ですね。

硬質で無機質なイメージが強いサウンドのバンドだと思いますが、
確固とした信念のもと、高見を目指そうという、強烈な意志を感じました。
安易な妥協は許されない、孤独と哀しみも含めて、何もかも表現したい。
見応え、聞きごたえのあるライブでしたね。






(6)WILD FANCYS

ロッカー?に成りきって登場のVo(Gt)のアベちゃんが素敵です(苦笑)。
ロック ユー、ロッキュー、と繰り返し叫んでくれます(苦笑)。
ドラマーは、白塗りメイクだし(元ネタは何なのかなぁ?)
カミテギタリストは、何か羽織ってるし(苦笑)、妙に、テンション高いワイルドファンシーの面々でした。
完全に「お馬鹿キャラ」なアベちゃんですが(苦笑)、素敵です。
しかし、深い洞察力があって初めて成立する傑作「光と闇の」
の世界観は素晴らしいですね。

 
(7)LATE SHOW
LATE SHOW 解散・・・・残念です。
ですが、ワイルドファンシーズのアベちゃんが、「解散も、クラス替えみたいなもん」
と、うまいこと言っていたように(苦笑)、これは終わりでは無く「始まり」なのですよ。
この日の3人で活動を開始させ、その後、ギタリストKさんが入って、4人体制で活動。
そのkさんが脱退し、再び、3人で活動を続け、解散に至る。

LATE SHOWの約4年に及ぶ活動は、幕を下ろしましたが、新たな物語が始まると思います。
ダブルアンコールに応え、最後の最後は「ゆれる」で締めくくりました。
lostageのフォロワーであると、自他共に認めていた、そのサウンドですが、
シンプルさの中に漂う、彼ら独自のセンスで、いわきのシーンに強烈な印象を残したと思います。