ライブレポート
No.190


ライブ
レポート
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2012/12/31(MON)
at クラブソニックいわき
SONICカウントダウンイベント
[2012−2013 ソニッ来る年ゆく年]
OPEN13:30/START14:00

-出演(順に)-
(1)WILD FANCYS (2)THE WALTZ
(3)アイデンティティ (4)Im' Sill Troise
(5)any  (6)otomishiri+afterlight song
(7)ザ・和風  (8)かきふらい (9)Mosquito 
(10)金チョロ (11)ぽっと (12)うたたね
(13)遠山一夫  (14)Bottom TurN (15)19roll
  (16)MELT (17)レモン汁 (18)VELOCITY (カウントダウン)
(19)三ヶ田&タカザット  (20)uNDEAD fORtHE BATTALION
 (21)勃起少年 (22)notice it
(23)NO BORDERLINE (24)ユウ&ヒデ
(25)あんぱんまんZ 2013

(1)WILD FANCYS
二十数バンドが出演する、この日のトップは、
ぼくらのワイルドファンシーズ(苦笑)。
最初に出るのは、結構、プレッシャーなり、まだ暖まって無いぞぉ感があって、
やりずらいかと思いますが
そこは、ボーカルあべちゃん率いる元気な4人、
全然、大した問題じゃないのでした。
女の子、オーマイベイビー、のおなじみの2曲と、
新しめの曲2曲で、会場をおまつり開始モードにしてくれました。


(2)THE WALTZ
東京から参加ですが、メンバーは全員がいわき出身とのこと。
素敵なバンド名ですね、ザ・ワルツ。
Vo(Gt)、Gt、Ba、Drの4人編成で、
エモロック的な志向性を持ったバンドかと理解しました。
「monochrome」と題した、デモCD-Rをライブ後、メンバーより頂きましたが、
こちらも、力作です。

(3)アイデンティティ
Gt(Vo)、Ba、Drのトリオ編成。
シンプルでストレートなパンクバンドと形容したいところですが、
メンバーの狙いはどのあたりに?
伝わって来るモノが、確かにある、気持ちの入ったライブを見せてくれました。


(4)Im' Sill Troise
20代女子3人組という、「真・ガールズバンド」ですが、超・難解なサウンド。
重くて暗いのですが、時折、のぞくアグレシッブなギターワークも相まって、
独特の空気感を感じさせるサウンドになっています。
ウルサイと言うか、爆音というか、そういう感じでは無いんですが・・・(苦笑)
慣れてくれば楽しめます。しかし、渋いよなあ・・・・。

(5)any
Vo(G)、Ba、Drのトリオ。
通好みのバンドだと思いますねえ、何度見ても・・・・。
なかなか、理解されないのでは無いでしょうか?この極上のポップさは。
地味ながら、コンスタントに活動をしている・・・・
勝手に、そんな印象を持っていますが、
複雑なベースとドラムの上で、軽やかにギターが跳ね回るサウンドは完成度高し。

(6)otomishiri+afterlight song
key(Vo)、Key、Dr、Gtの4人編成。
otomishiri と afterlight song が一緒にやる、
という興味深く、かつ、豪勢な編成なわけです(苦笑)
ポストロック?と、安直に理解させて頂くしか能が無いワタクシですが、
アフライのおなじみの曲などで、穏やかな気持ちになれました。

 (7)ザ・和風
アコースティックギター2本と、パーカッション(カホンなど)
で構成される3人組。
アコースティックギターといっても、パーカッションが入ると、
結構、激しめになるものです。
インストなのですが、歌っているようにさえ聞こえる、
生き生きとした演奏でしたね。

(8)かきふらい
「カキフライ」では無くて「かきふらい」です(苦笑)。
Vo&Drの2人が女子なのがポイントです(苦笑)
けいおんです、けいおん。軽音じゃないですよ・・・・。
若い人にしか分からないわけですが(苦笑)
今後の活動予定は、イベント「リア充おことわり」への出演など、
との事で、こちらもチェックですよ(苦笑)

(9)Mosquito
Vo(Gt)、Ba、Drのトリオ編成でドラムは女子。
エモな感じの切れの良いロックを聞かせてくれました。

伸びのあるボーカルを中心に、カッコいいいステージを展開してくれました。
ピンボケ写真で恐縮です。

(10)金チョロ
ギターを2本擁する5人編成。
親しみやすい、ポップなロックは見ごたえと聞きごたえ、ともに100%以上。
存在感のあるボーカリストを中心に、
バンドとしてのまとまり、統一感があって、華やかなステージが印象的ですね。


(11)ぽっと
長身のVo(Ba)の女性を中心にした4人組。
ベースを弾きながら歌うキュートでクールな美女ボーカルに、
まず、目が行っていますが(汗)
バックの3人の男性陣も、渋い佇まいと、確かな演奏でライブを引き立てます。
[

(12)うたたね

Vo(Gt)、Gt、Ba、Drの4人組。
Vo、Baは女子で男女半々の構成です。
オリジナルの楽曲を演奏、関東で活動している、という「うたたね」さんは、
バンド名通りに、リラックスさせてくれます。うたたね、漢字だと転寝(苦笑)
詩情を感じさせるボーカルで緩やかな時間の中、
のんびりと本を読んでいるような気分にさせてくれます。

(13)遠山一夫
個人的には、もう何年もライブを見ていなかったので、
やっと、見れましたよぉ、という感じですね。
フィクションなのか?ノンフィクションなのか?
判然としない独自の遠山歌詞ワールドは健在ですね。
まあ、判然としないのが当然なんですけどね(苦笑)。
言葉のひとこと、ひとことに説得力があるんですよね。
40代後半という年齢の重みを感じさせます。

(14)Bottom TurN
ドラマーの脱退により、現在はヘルパーfromMELT、という形で活動中のボトムターン。
この日は、keyを加えた編成で、ラスト1曲「空へ」では、女性コーラスを迎えるという豪華仕様。
ボトムターンのライブは、透明な切なさ感が応えられません(しみじみ)。

悲しいというか哀しいかな?

(15)19roll
Vo(Ba)、Gt、Drのトリオ編成で、
疾走感150%のメロコアパンク的な曲で、全速力で駆け抜けたようなライブを展開。
ワイルドファンシーズをリスペクトしていますと、語る彼らですが、
ステージ上での存在感が素晴らしく、次回見る時が楽しみですね。

(16)MELT
そこそこの数、MELTのライブは見ていますが、
自分が見たライブの中では、一番良かったですね、
骨太さを感じましたね。

繊細さと骨太さというのは、矛盾しているような所があるかと思いますが、
相反するものを表現できてこその「表現」なのかもしれません。
2ndデモ音源を2012年秋にリリースしたばかりで、
2013年に向けて、大きく飛躍する予感がしますね。
(17)レモン汁
ごめんなさい・・・・所要で、外してまして、
ラスト曲の「新着Eメールはありません」を、少し聞けただけでした(涙)
それで、悔しいので、メンバー4人にお願いして、アーシャもどき(苦笑)を
撮影させて頂きました。
いい、面構えだぜぇ(苦笑)
(18)VELOCITY (カウントダウン)
2012年のカウントダウンは、いわき市出身で、
現在は都内を拠点に活動しているVELOCITY。
メロコアサウンドの、切れ味と完成度には定評があるだけに、
2012年の最後を締めくくるにふさわしい
気持ちの入ったパワー溢れるライブを見せてくれました。
2ndMiniアルバム、NEVER LOOK BACKも好評のようです
(アルバムタイトル、振り返るな!!が潔いですね)
Everyone sing for hope/希望のために皆で歌おう、いい曲です!!

(19)三ヶ田&タカザット
ソニック店長の三ケ田さん(fromあぶらすまし)率いる、トリオ編成。
プチあぶらすまし?的な趣ではありますが、どうしてどうしてヤバいのでありました。
まさに、「アコースティックパンク」ですよね。

(20)uNDEAD fORtHE BATTALION
バンド名が、長いのですが、通称はバタリアンですね、やっぱり。
ボーカルさんのファッションに目が行きますね、やっぱり(苦笑)
怖い印象を持つ方も少なからず居るかと思いますが(苦笑)、
ハードコア・マインドを知らしめしてくれるライブは必見でしょう。

(21)勃起少年
THE GET UP KIDSのコピーバンドですが、メンバーが豪華です。
notice it から3名、to overflow evidenceから3名の総勢6名。
意外な一面が見れましたねえ、各メンバーの(苦笑)


(22)notice it
出演の予定は有りませんでしたが、急遽、出演が決定のノーティス。
2012年は、アルバムのリリース〜ツアー〜オリジナルメンバーのギタリストの脱退と
目まぐるしくも、充実した1年だったと思います。
ラストは、僕たちのペレストロイカで決めてくれました(カッコ良すぎ)

(23)NO BORDERLIN
あらかじめ準備した、リズム音源をバックに、、激ウマテクニックのギターを聞かせてくれます。
お笑いを狙ってるわけでは無いのだけど、やっぱり、ヘタなお笑いより笑えるんですよね(苦笑)
オオモノミュージシャンに成りきってのパフォーマンスは、見応えありました。
ステージよりフロアに降りてきたりして、もう凄かったんですか(苦笑)

(24)ユウ&ヒデ
さきほど、ステージに立っていた某バンドBの御二人。
本格的なヨーデルを2曲聞かせてくれました。
アルプスの少女ハイジの主題歌、って分かりますよね?あれですよ、あれ。
生で聞くと、凄さが分かりますねえ。

(25)あんぱんまんZ 2013
年越しライブイベントの最後に登場は、ソニックいわきPA担当のN氏率いる「あんぱんまんZ2013。
昨年とは違うバンドなんです、ことしは2013が付くんです、っと言うわけです(苦笑)。
N氏のバックを務めるのは、さきほどまで、ステージに立っていた某氏(苦笑)など6人。
総勢7名という、大所帯なのでした。
7人全員が写ってる写真も無いし、7人全員の写真も無くて恐縮です(汗)。
さすがに、体力と気力が限界に達していてぇ、と言い訳です(涙)
7名全員の顔と名前が分かる方は、かなりに「いわきのバンド・通」ですね(苦笑)
最後は、やっぱり、ロマンチック上げるよ、で締めるのでした。

番外
出演者とお客さんの撮った一枚(苦笑)
和やかな雰囲気が漂います(汗)