ライブレポート
No.178



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2012/7/21(sat)
いわき市平
CLUB SONICいわき


DON WASSE!!!!


 (1)AAD  (2)MELT
(3)LATE SHOW (4)虫唾が走る
(5)GONE TOO FAR (6)WILD FANCYS
(7)notice it

いわきで活動する、ほぼ同世代(?・・・苦笑)のバンドばかり7バンドが参加のイベントです。
地元の二十代のバンドだけで、こんなにも見応えがあるライブが見れるのですから、
現行のいわきバンドシーンの質の高さが伺える、というものです。
サウンドの方もバラエティに富んでいまして、似通った傾向のバンドは一つもないですね(苦笑)


(1)AAD

AADが、まずは登場。Vo(Gt)、Gt、Ba、Drの4人編成。
サウンドは、簡単に言ってしまえば、POP PUNK。
初期衝動そのままに、疾走する感じで、イベントのスタートにふさわしいライブを披露。
デモ音源を二つほど、これまで出していますが、曲作りのセンスの良さが伺えます。



(2)MELT
硬質、エモーショナル、そして、ドラマチック

現行の日本のロックシーンを色濃く反映させたバンドだと解釈しています

繊細なボーカルと、骨太な演奏の対比が面白いと思います。
現行のメンバーとなって、ほぼ一年が過ぎようとしていますが、
バンドの成長には目を見張るモノがありますね。
新しい音源を楽しみに待ちたいですね。


(3)LATE SHOW

バンド名からの印象通り、オルタナティブロックなテイストのバンドです。
個人的には、比較的シンプルなサウンドデザインが身上のトリオという理解ですが、
Ba(Vo)の飾らないMCもあって、裏表のない実直なバンドという印象ですね。

2010年にリリースされた5曲入りのミニアルバムよりの楽曲を中心に、ライブを展開。

Vo(Ba)のフカイさんは、「身内だけで盛り上がっていると揶揄する向きもあるが・・・」的な発言を、
たびたびしているように記憶しているのですが(苦笑)、
そこまで、冷静に自分たちの立ち位置を見れていれば大丈夫ですよ(苦笑)
気にせずに、もっと良いライブを見せて下さい。



(4)虫唾が走る

ダークかつ、グロテスクな側面が少なからず有る彼ら「虫唾が走る」。
そうです、バンド名そのままに、決して、明るく楽しいバンドでは有りません(苦笑)
楽しむためには、ある種のコツみたいなモノが必要となりますが、
そのコツさえ掴めれば、後は楽になります(汗)
欲望に忠実に生きたいモノですが、社会的な動物である、ひと、人間は、そうも行きません。
でもなあ・・・・いろんな意味で解放されたい・・・・・

絶叫がフロアに響きます・・・


(5)GONE TOO FAR
Vo(Vo(Ba)、Gt(Vo)、Baのメロコアトリオ・・・・なわけですが、
残念なことに、ベーシストの脱退がありまして(急な事のようです)、
notice itのVo(Ba)ダイキさんが、ヘルプベーシストとして参加してのライブでした。
ギタリストさんのボーカルは、これまで、どちらかと言うと少な目だったのですが、
この日は全ての曲でボーカル担当
MCでは、日本語力に、若干の問題あり、ということが発覚したのですが(苦笑)

気持ちの入ったライブで、大いに楽しませてくれました。

(6)WILD FANCYS

青春暴走系パンクと呼ぶのが、これほどまでにふさわしいバンドも少ないでしょう(苦笑)。
知的な部分が無いと、実は難しい、このタイプのバンドだと思いますが、
そう、実はとっても知的なバンドなんです、ワイルドファンシーズは(ホントかなあ・・・苦笑)
なんですが、ジックリ聞かせる佳品「トイライトゾーン」など、表現力の幅広さを伺わせる曲も少なからずあり、
ライブの見応えはハンパないです。

新音源楽しみにしてますよ・・・・苦笑

(7)notice it
Vo(3人編成で結成された時よりのメンバーである、ギタリスト佐藤圭介さんの脱退という、
少し残念なニュースの発表がライブ中にありました。
10/27のいわきソニックnotice it ツアーファイナルを最後に脱退、とのことです。

残念なニュースの発表がありましたが、2012年は、県外でのライブも数多く行っている彼ら、
ライブパフォーマンスの素晴らしさは、格段にレベルアップしています。
逞しくなった感じですね・・・・・。
代表曲「霧の旗」のライブは圧巻の一言に尽きます。