ライブレポート
No.177



ライブ
レポート
menu
へ戻る

2012/7/15(sun)
11:30〜
いわき市
三崎公園野外音楽堂
NAO FAMILY Presents
ROCK'N ROLL CRAZY RUN 2012
出演
(1)壺カルビ (2)アース (3)ザ・カワサルターズ
(4)TSUMUJI-KAZE (5)GEMS (6)アベマンセイ
(7)Jericho25(白河) (8)NAO FAMILY
(9)PAPER TIGER(東京) (10)Right Way
(11)BottomTunN
(12)海王丸(郡山) (13)G-Gatt


(1)壺カルビ

総勢13バンド出演の、この日のライブ。先陣を切ったのは、壺カルビ・ツボカルビの4人。
Voの運転するバイクに、Baが乗って、カッコよく二人乗りスタイルで登場です・・・・
その時の写真が無いのが残念です(苦笑)

コピーなのか、オリジナルなのか判然としませんでしたが、ライブ自体は、ヤングな感じで好印象ですね。
トップだと緊張しますよね・・・・。ノリノリのボーカル中心に、派手に決めてくれました。



(2)アース 

ストップイヤーズのメンバーを中心に結成されたというトリオ編成。
あれ、この曲、聞いたことがあるなあ、と思ったら、
STOP YEARSのライブで聞いていたようです(苦笑).
Vo(Gt)、Ba、Drの3人が作り出すサウンドは、どちらかと言うと、歌モノ的な感じですね。
これから、ライブを、バンバンやって行くと思うので(多分)、次回見る時が楽しみですね。

(3)ザ・カワサルターズ

Gt、Ba、Drの3人組でした。
本来は、ボーカリストが居るとのことですが、都合がつかず、
この3人でのライブだったようです(残念ですね)
サンプリングでボーカル不在をなんとか補おうとしたようなのですが、
あんまりウマく行きませんでした(ご愛嬌ですね)。
それでも、楽しさ全開のライブは、清々しい印象を残しました。

(4)TSUMUJI-KAZE

6月にもソニックで拝見しているつむじ風さん。
女性Vo+Gtの2人での活動がメインとなるようですが、
この日のステージは
、Gt、Ba、Drを某バンドさんより迎えて、都合5人でのステージ。
ガールズポップの王道的なサウンドで、盛り上げます。
オーバーフォーティ over40 との言葉が女性ボーカルさんの口から出ましたが、
いやいや、若い若い。
太陽の下、気持ちよさそうに歌ってくれました。


(5)GEMS

オリジナル曲3曲を含む演奏を披露。70年代テイスト?アメリカンテイストなハードロック?
ジェームズさんには、個人的に、そんな印象を持ったのですが、いかがでしょうか?

Vo、Gt×2、Ba、Drの5人編成で、Voを中心に、派手に決めてくれます。
皮パンツに、サングラスのボーカリストが色っぽいぜぃ(苦笑)




(6)アベマンセイ

アベマンセイさん・・・・・
いわきの人間なら、オナジミのDVD「かもめの視線」の音楽担当として、
また、ギタリストとして多くのバンドをサポートする機会も多く、
間違い無く、いわきを代表するギタリストの1人でしょう。

この日は、かもめの視線で使用している楽曲および、完全即興という、
2部構成的な感じで楽しませてくれました。
前半の、かもめの視線からの曲、素晴らしかったですね・・・・
映像が無い分、サウンドがダイレクトに飛び込んできます。

そして、後半の即興・・・・・やや難解と感じる人が多いかもしれませんが、
個人的には、ツボでしたねえ。広いステージに、堂々と立つマンセイさんの雄姿に感動です。

(7)Jericho25(白河) 

女性ボーカルをメインに男性メンバー3人(Gt、Ba、Dr)、計4人から編成されるジェリコ25。
アイドルテイストが入ったガールズポップの王道的なサウンドで、盛り上げてくれました。
「海の近くでライブ出来るのが嬉しい」と語るボーカル女子・・・かわいい(照レ)
跳んだり、跳ねたり、元気いっぱいなのでした。


(8)NAO FAMILY

主催のナオファミリー登場です。ギタリストとしてアベマンセイさんが参加です。
代表曲のNo Name、オアシスなど、数曲のみの演奏でしたが、演奏の密度はハンパないです。
個人的にはNAO FAMILYを初めて見たのは2006年。
ライブ自体は、それほど多いバンドでは無いかと思いますが、
ライブの緊張感は、毎回フルマックスです。
自分が初めて見た2006年以降、そのサウンドは緩やかに変化しているように感じています。
轟音爆音がやや後退し、その分、シンプルなロックンロール色が強くなって来ている感じでしょうか?

サモンプロジェクト・オムニバス・アルバム「遺伝子たちVol.2」
NAO FAMILYも参加 2012年8月17日発売
これは、ビッグニュースです。

(9)PAPER TIGER(東京) 

このロックンロールクレージーランで、
3年前、2009年にライブを拝見していまして、見るのは2度目。
勉強不足で、どのようなフィールドで、どのように活動しているバンドさんなのか、
殆ど存じ上げないのですが・・・・涙
通好みのサウンドで、メンバーの実直さが伝わってくる、渋いライブでした。

地元いわきのSmokingApeを思い出してしまいます。
いや、サウンド的には、それほど近く無いのですが、
全体の雰囲気は近いモノがあるかもしれませんね。

(10)Right Way

本格的なハードロックサウンド(やや、クラシック気味)を聞かせてくれます。
懐かしい・・・そして新鮮・・・苦笑。
Vo、Gt、Ba、Drとシンプルなフォーピーススタイルが、憎いほどにきまってます。
バンド名に込めた意味合いを、想像するのも楽しいのです(苦笑)

(11)BottomTunN

ボトムターンは、女性Key(cho)を加えての4人編成でのライブ。
この編成でのライブは、彼らとしても初の試みであったようです。

ライブハウスでの夜のライブが、似合うバンドかもしれませんが(違うかな?苦笑)
昼間の野外のステージも、ボトムターンの指定席かも(苦笑)
いや、いつもに増してカッコ良かったですジンワリ、伝わってきます。


(12)海王丸(郡山)

海王丸さんは、バンド名の印象からすると
野外〜昼間のライブがイメージ通りかもしれませんね。

結構な数、ライブを拝見していますが、
飾らない誠実なメンバーの人柄がサウンドに出てると思いますね。

こんにちは、と言うべきところを、こんばんわ、とつい口を滑らしてしまう登場シーン、
それをフォローする、Baのこてつさん・・・・

ポップだけど、少し物悲しい・・・・・
日本語で正直に歌い上げる、味のあるバンドです。



(13)G-Gatt

Gt×2本の5人編成でライブに臨むG-Gatt・・・・
メロコアでも、ラウド系でも、ハードコアでも無いよ(苦笑)・・・
ましてや、ビジュアル系でもない・・・・
昭和テイスト濃厚のロックを聞かせます(苦笑)
13バンドが出演の、長丁場イベントの最後に登場は、G-Gatt。
Gって何なのさ?的なフレーズが、話題のG-Gatt(ジーガット)さんですが、
華がある、カッコいいバンドです。
諸事情で、しばらくライブ活動は縮小傾向にならざるを得ないようですが、
長く続けて欲しいバンドですね。