ライブレポート
No.175



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レポート
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2012/6/23(sat)
いわき市平
CLUBSONICいわき

Rebirth VOICE of FUKUSHIMA レコ発LIVE
出演 (1)JUICE &LOVE  (2)TUMUZI-KAZE
(3)ルビー★ベア(秋田)  (4)いろは  (5)UMA


オムニバスCDの、Rebirth VOICE of FUKUSHIMAは
福島県ゆかりの全16アーティストが1曲ずつ音源を提供したアルバムです。



↑クリックでAmazonへ(視聴も出来ます)
ジャケットイラストはユアサミズキ

(1)JUICE&LOVE
1990年代のいわきバンドシーンを代表するバンドの一つが、
このジュース&ラブで有る事は間違いないです。
2000年代は、殆ど活動休止状態だったのですが、2011年に活動を再開。
1996年にリリースした、CDアルバム「GREAT LOCAL HERO」は、
捨てがたい味わいに満ちた傑作。
インディーズ(自主制作)での音源リリースが、今よりずっと、ハードルが高かった当時にあって、
この音源のリリースが、地元業界関係者へ与えた影響は、とても大きかったと思います。
Vo(Gt)の関野さんを中心に、メンバーにも大きな変化は無い、というホント息の長いバンドです。
昨年、ほぼ10年ぶりにライブ活動を再開したということで、
ライブを見たいものだと願っていたのですが、
なかなか見る機会に恵まれませんでいた。
っが、やっと見れましたよ、この日(苦笑)

4曲だけの演奏と、少し物足りなかったのですが、
ていねいに歌詞を聞かせるロックサウンドは健在。
アルバム「グレートローカルヒーロー」収録の「青春のオタケビ」と、
このたびのオムニバス「Rebirth VOICE OF FYKUSHIMA」に収録の「7×7」など、
JUCE&LOVEワールドを堪能出来ました。
Voの関野さんも語ってましたが、昭和な感じがするのかあ・・・やっぱり(苦笑)




(2)TUMUZI-KAZE
女性ボーカルとエレキギターという編成(ユニット)で、自らのオリジナル曲を演奏。
テクニシャンのギタリストの冴え渡るギターワーク・・・・
ステキな女性Voの歌声が、会場に響きます。

青春時代を振り返って・・・遠い目になるのは簡単だけど、それでは少し悲しい・・・
いまも、これからもずっと青春・・・
痛いなあ、という視線を感じつつも諦めたくは無い・・・


(3)ルビー★ベア(秋田)

秋田県から登場の御二方。
ボーカル+ギター、そして打ち込みのリズム等というスタイルでの
ビジュアル系バンドという理解でよろしいかと思いますが、いかがでしょうか?
この日のライブが、この2人スタイルだっただけで、標準的なバンド編成での活動もあるかもしれません
(スミマセン、メンバーにその辺りを確認するのを忘れてしまいました)
演奏開始前、このたびのオムニバスCDへの、素直な気持ちを、涙ながらに語ってくれた、
心優しいボーカリストの優しい気持ちが伝わってくる、
暖かいライブでした。ビジュアル系のシーンには、とんと疎いので、あまり多くを語れなくて恐縮です。


(4)いろは
オムニバスCDには、「レインボーロード」を提供している、
いろはさんは、Vo、AG(Vo)の二人組。
CDのクレジットによると、カホン(パーカッション)を加えての
3人組(from郡山市&本宮市)が正式のようです。
普段はストリートライブ的な活動が中心のようで、ライブ度胸は120%
のんびり系、かつ、すこしズッコケ系?の御二人さん?失礼・・・・苦笑
いや、とっても感じの良い好青年の御2人です。

いわきに来る途中に発見した某所へ吸い込まれるように入ってしまった、
というエピソードが笑えました。



(5)U-MA
数年まえから、その名前を見聞きすることが多く、ライブを拝見したいと思っていたのですが、
なかなか見れずにいました・・・・・やっと見れましたU-MAさん。
オムニバスには、「アンサー」を提供。
かなりのライブをこなしているようで、一人で歌う弾くスタイルですが、
堂々としたライブパフォーマンス。
自分自身のコトバで考え、素直にストレートに歌われる歌詞が素晴らしいですね。
洗濯機で洗うように、わずらわしいことなんかも洗えたらいいのに、的な歌が心に引っかかりましたね。