ライブレポート
No.172



ライブ
レポート
menu
へ戻る
2012/5/19(sat)

RODS presents和楽全 Vol.11

(1)Rebel one excalibur (郡山) (2)WILD FANCYS
(3)あぶらすまし  (4)SHAFT(郡山) 
(5)PLAY DEAD SEASON(小岩)
(6)NAMAZ (7)RODS
(郡山)


(1)Rebel one excalibur(郡山)

郡山のワカモノ代表的な感じでトリオ登場です(苦笑)
ドラマーさんの殺核と大きく書かれたTシャツに、やっぱ目が行きます(苦笑)
先月13日にも、見てるので、ほぼ、ひと月ぶりに見るライブです(苦笑)。
終始、控えめの光量の下、緊張とリラックス感が、合い半ばするフンイキで、気持ちよいライブを展開。
勉強不足で、サウンドのバックグラウンドが、見えないのですが(涙)、
オルタナティブ・・・と大雑把にくくるしか出来ません(涙)
自分たちのモノを作り上げようとする力強い意思を感じますね。
フロントの2人がボーカルを取りますが、インストバンドの側面が、かなりに強い感じですね。


(2)WILD FANCYS

ドラムセットのシンバルが高めにセットし直されて、ワイルドファンシーズ登場です。
1.女の子、2.小便色も未来、3.it's a small world、4.トワイライトゾーンと、おなじみの曲を
暑苦しいまでに、これでもかこれでもか的に迫ってくる、Vo(G)のアベちゃんでした(苦笑)
なんか、いつもより、悲しげな表情のアベちゃん、と思ったのは俺だけ?(苦笑)
ラストは、比較的、新しい曲である「光と闇」。
もっともっと新曲やって下さいよお(苦笑)


(3)あぶらすまし
の日のライブは6人体制。小さなおしりがお出迎え、メシを食べよう、
そして、ここ最近の代表曲的な、かずこおばさんへの想いがこもった1曲、など、
いつもながらに楽しくて、ホットする歌を聞かせてくれました。

山形県でライブをやったけど、あまりウケなかった・・・・
若い人には、恥ずかしくなるような歌、歌詞なのかなあ?とメンバー間で納得、したという
微笑ましいのか残念なのか、よく分かりませが、いかにも、あぶらすましらしいエピソードが
ミカタさんより語られるのでした。

20代以下の人たちには、ストレート過ぎるというか、生活観が有り過ぎるのですかねえ?
70年代フォークの影響が強いという点は、このあぶらすましというバンドを
語る上では、やはり重要だと思いますね。
長いこと、あぶらすましを見て来ているので、特に意識したことが無かったけれど、
近年のいわゆるJ-POPの感覚で聞くと、結構、違和感あったりするかもしれませんね(苦笑)
この魅力にハマルと面白いんですけどね(苦笑)。




(4)SHAFT(郡山)
郡山ロックシーンのドン、大御所、重鎮・・・そんなコトバが似合います。
ギター3本にBa、Drの5人編成が繰り出す音は完成度高し。
ミディアムテンポの曲中心のライブは、ギター3本の見事なアンサンブルもあって、
深く着実に、聞き手に伝わってきます。
このようなフンイキを持つバンドを見た経験は殆ど無く、この感じはどこから来るのか
あれこれ考えてみたのですが・・・・
どうも、いい意味でも悪い意味でも、ガツガツした上昇志向が希薄なのでは?
そんな結論に達したのでした(苦笑)
知名度アップとか、セールスを伸ばそうとかよりも、
仲間で純粋に音楽を楽しもう、そんな、いい意味での肩の力抜けさ加減を感じました。
サウンドの方は、ハードコアでは無く、ポストロックという文脈で捉える方が、
スッキリするのかもしれませんが、チカラ不足で、上手く説明出来ません(涙)


(5)PLAY DEAD SEASON(小岩)
2006年、東京で結成のこのバンド、見るの聞くのも初めてでしたが、
見応えがあるライブを見せてくれました。
Gt(Vo)、Gt、Ba、Drの4人編成で、Baがステージ中央に立ちます。
個人的には、あまり馴染みのないサウンドで、そのサウンドをうまく説明できませんが、
ポストハードコアのバンドと形容される事が多いようです。
ギター2本の絡みぐあいと、都会的な佇まいがセールスポイントでしょう。




(6)NAMAZ
いわきでのライブは、この日が、今年初とのこと。
1月14日のいわきソニックでのライブは、キャンセルになってしまい残念でした(涙)。
実際、ライブを見るのは、結構久しぶりです(涙)。
スラッシュメタルバンドとして、その精力的な活動は広く知られていますが、この日のライブは、
良い意味で、少しリラックスしたフンイキがありましたね。
遅くなりましたけど、今年も、お世話になります(苦笑)


 (7)RODS(郡山)
このシリーズイベント和楽全の企画者である、RODS(郡山)が最後に登場。
このイベントは、基本的に、RODSの活動拠点である郡山で続けられて来たイベントで、
いわき編という感じの今回は、郡山バンドが3、いわきバンドが3と、丁度良いバランス。
RODSのBaのフジノさんは、REPEAT、衰退羞恥心、オトミシリなど、
多くのバンド〜ユニットで活動されている業界随一のスーパーウーマンです。

Gt(Vo)の誠実な人柄を伺わせる歌と、サウンド巧者な4人の演奏者が繰り出すサウンドが、
フロアを優しく包みます。
DrのKさん(Freaky Freaks、ダンボールマン)が、この日を最後に脱退するとのことでしたが、
そのKさんは、NAMAZのオリジナルメンバーであるという、意外な縁(なのか?苦笑)もありました。