ライブレポート
No.170



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2012/4/13(FRI)
[PA新妻 presents]
CRYPT CITY & LOSTAGE split 7inch release tour 2012
(1)MELT (2)Rebel one excalibur
(3)LATE SHOW (4)Crypt City
(5)LOSTAGE

(1)MELT
ボンヤリとした浮遊感と研ぎ澄まされた痛みにも似た感覚が交互に現れる
・・・・・・そんな印象がある彼らのライブ。
現体制となって約8ヶ月が経過したかと思いますが、
この4人でのライブが、「当たり前」になってきましたね(少なくても個人的には)。
この日は、2つの大物バンド出演のイベントということもあって、少し緊張感があったように感じましたが、
バンドの持ち味は全部出し切ったと思います。


(2)Rebel one excalibur(郡山)

このバンドは見たことあるぞ、と思っていたのですが、どうもバンド名が微妙に違うかも・・・・
確かに見ていましたが、名前は微妙に違ってました(苦笑)
Lv.1 EXCALIBUR → Rebel one excaliburと表記(名称)変更、
そして、若干のメンバーチェンジ等があった模様です

ライブの印象は、カッコよかった・・・・どうも、以前見た時の印象とは全然異なるなあ・・・
ですね(苦笑)
G(Vo)、B、Drのトリオ編成で見た目は若いなあ・・・イケテマス。
サウンドは、すき間感が面白い、リズムを強調したオルタナ系ハードパンクという感じでしょうか?
ラウドミュージックという感じはしないかもしれない・・・・。


(3)LATE SHOW
前回のレポートでも紹介のレイトショー。
前から感じてたのですが、伝説のパンクバンド・スターリンを思い起こさせる曲があるんですよね(苦笑)・・・
っえ、どこが?という声が聞こえてきそうです(苦笑)。
ただ単に、コード進行が似通っているだけなのかもしれませんが、
近年のバンドの中では、比較的シンプルなサウンドデザインを身上としたバンドだと思います。
自分たちの活動に対する自信と、その不甲斐なさを伺わせるMCがありましたが、
着実に実績を積んできていることは間違いないと思います。
今年後半にかけての動き
に注意が必要でしょう。
このバンドも、この日のライブは少し硬かったかな? まあ、凄すぎバンド二つの直前ですから(苦笑)

(4)Crypt City
クリプトシティのライブを拝見するのは二度目です。
昨年2011年6月の、ここ、いわきソニックでのライブも、紹介させて頂きました(ライブレポNo.155)。
メンバー4人のうち2人が、非東洋系の白色人種系という異色の編成かと思います
無国籍と形容するのが無難な言い方かもしれませんが、
フレンドリーに客席に話しかけるボーカリストの流暢な日本語(関西弁の要素強し)のインパクトが強いこともあって、
日本のバンド〜非・海外バンドという認識です(個人的には)。
レイシズム的な意図は皆無ですよ・・・あしからず(苦笑)

いまさら、このような場所で何を書くの?なのですが・・・・
メンバー4人の強烈な個性が、生み出すバンドサウンドの強烈さはハンパないです。

「地元バンドを応援してください」、という言葉が嬉しかったです。




(5)LOSTAGE

クリプトシティに続いて登場のロストエイジ・・・・
ここで改めて書くまでもなく
五味兄弟、B(Vo)+G、を中心とした、ジャパンオルタナテイブロックシーンを代表するバンドとして、
精力的に活動していることは、周知の事実。
まさしく、2000年代のオルタナ系ロックシーンをリードしてきた、そのサウンドは、
現代世界、現代日本を確実に捉えていると思います。
MCでは、言葉を一つ一つ選び、誠実に語るVo(B)の五味さん・・・・・感極まって言葉が出ない

 ギタリストさんの方が弟さんにあたるようですが、兄弟ならではの距離の近さを感じました。
兄弟バンド・・・羨ましいですね(苦笑)

被災地「東北」に対する気遣いが嬉しかったです。