ライブレポート
No.161

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レポート
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2011/12/6(Tue)
at クラブソニックいわき
つしまみれ「空腹と空白」TOUR
出演(順に)
@虫唾が走る
Anotice it
BDETROIT 7
Cつしまみれ


@虫唾が走る


このバンドの説明は、結構、難しいかも(苦笑)
闇世界(心の?社会の?異世界?)の存在に気づかせてくれる
ダークな雰囲気を持ったバンドです、とでもしておきましょうか?(苦笑)
最初は、何だこれ?的な違和感なり気恥ずかしさを感じるかもしれませんが、
バンドの世界感に一度、慣れてしまえば、面白さが分かってきます。
ギターにKさんを迎えて、サウンドに変化があった、この日のライブですが、
一番若い17歳の女子ドラマーの落ち着いたドラミングはじめ、
成長を感じさせる、気持ちの良いライブでした。
つしまみれ、デトロイトの両凄いバンドのフロントアクトという位置づけにしては、
肝が据わっている、と言ってよいでしょう(苦笑)。


Anotice it

5人体制になったのが、今年の初めころでしたが、
諸般の事情で(と言うことにしておきます)、
2011年は思うような活動が出来なかったかと思います。
しかし、来年2012年2月には、
本格的なアルバム(1st)をリリースすることが決まっており、
その勢いは、今後長く続くと思われる、最盛期への入り口に、
まだ差し掛かった所かもしれません。
この日のライブの見所は、シンセサイザー(5番目の男・苦笑)の、
ボーカルというかシャウトかな(苦笑)?
時間にしてせいぜい、数十秒の短いモノでしたが(苦笑)意外性高し。
曲も、歌詞も、すんなり入ってくるというか、覚えやすいので、
ミンナも一緒に見ようじゃないですか!聞こうじゃないですか

Bデトロイト7

説明不要の女性(Vo/G)、男性Ba、女性Drのスリーピースロックバンド。
アメリカの工業都市デトロイトをイメージさせるバンド名が、まず、かっこいいですね。
メンバー三人中、二人が女性というのは、バンド名からは想像しにくいかも。
結成より10年の活動歴を持つ、そのサウンドは・・・・
うーん、個人的にはうまく表現できないなあ。
若干、ガレージ的なフンイキも感じさせつつ、
ハードロックとパンクが融合したみたいな・・・
グランジと表現されることもあるようですが、個人的な解釈では、
グランジと呼ぶには、陰が無いというかダークさが薄いというか・・
ラウド系という感じでは無いと思うんだけど・・・

個人的にはそんな感じでしょうか?(説明になってなくてゴメンナサイ)。
魔法使いサリーのカバーでスタートしたライブは、
最後まで途切れることないのハイテンション。
トリオとは思えない、厚い熱いサウンドで楽しませてくれました。
スタンディングスタイルになることもあるドラマーさんがカッコいいです。
Vo(G)知美さんの両親は、いわき市某O地区と縁が深い、
との意外な「いわき市との接点」が、知美さんの口から語られたりと、
ハイテンションの中にも和やかさが漂うライブでした。


Cつしまみれ

デトロイト7同様に、Vo(G)、B、Drの、やっぱり説明不要のスリーピース。
こちらは、3人全員が女性です。
毒と悪意というスパイスを効かせた、歌世界が、病み付きになりますね。
観て楽しい、聞いて楽しい、ライブハウスという空間ならではこそ、実感できる、
そのパフォーマンスの完成度の高さ。
ツアータイトルにもなっている、「空腹と空白」で聞かせてくれた、
メンバー三人による絶妙なコーラスアンサンブル、
Voまりさんが、フロアに降りてきて、見せ付けてくれた、その弾けっぷり、
見所聞き所満載の圧巻のライブでした。
個人的には、「J-POP」をテーマにした曲がとっても
気になった(気に入った?)のでした(苦笑)