Dライブレポート No.140

ライブレポート
menuへ戻る
 
 

いわき市平CLUBソニックいわき

2010/8/14(SAT)
18:00〜
LATESHOW presents
北の要素

@notice it
 AMELT  /   B momo
CBottom TurN /  DLATESHOW
 

@notice it
 
@notice it
LATE SHOW主催のこのイベント、分かったようなワカンないような
微妙なタイトル「北の要素」ですが、
いわきの、オリジナル・ロックバンド5バンドが出演。
10代から、アラウンドサーティ(苦笑)まで、幅広い年齢層、音楽性も、実に幅広く、
いまのいわきシーンの良い所を、
ドンぴしゃでサンプリングした感じのライブだった思います。

さて、イベントのトップに登場は、御存知notice it ノーティス イット。
翌日15日には、郡山でのライブを控えてることが象徴的ですが、
いわき市外での活動が活発化しています。
トップに出てくるノーティスは、個人的には初めての経験でしたが、
そんなことはどうでもよくて、
とにかく気持ちの良いライブを見せてくれました。
聴く方の解釈というか、バンドイメージが、けっこうバラけているバンドかもしれません
(いい意味で)
多面体的な面白さがあります

この日のライブは、最後は「蛍」で〆てくれました。
 

A
MELT
 
AMELT
英単語的には、「melt」とは、融解する、溶ける、和らぐ、という意味で、
melting point といったら融点〜氷の融点は0℃〜。
4人のメンバー、Vo(G)、G、B、Drは、どのような意味を込めて、自らを「melt」と
命名したのでしょうか?
個人的には、初見(未聴)のライブでした。
平均年齢は、あれこれ推定で(苦笑)18歳くらいでしょうか・・・・・。
貪欲にイロイロ吸収して、カタチにしたい、自分たちの心情をベースに、
何かを積み上げて行きたい・・・・
そんな10代特有のアグレッシブさが、ストレートに伝わって来ます。
ラウド系、青春パンク、ビジュアル系・・・そういう分かりやすい記号的な(良くも悪くも)
スタイルは志向していない・・・・・・感想としては、そんな感じですね。
厳しさを感じさせるVo(G)の佇まい、紅一点の女性ベーシストなど、
見るべき点は多いバンドだと思います。
次に見るのが楽しみですね。


Bmomo
 
Bmomo
どんどん良くなっていく、ガールズトリオ・モモ。
自分たちが目指すサウンドに自信を持ち始めているのが、良く分かります。
この日のライブ前半では、
ステージ照明を落とし、携行用小型照明3つのみを使用するという、
「かなりに暗い」、意欲的な演出のステージを展開。
メンバーそれぞれが、一づずつ、小型照明を身に着けます。
幻想的な雰囲気と曲がマッチぢて、かなりイイフンイキに・・・。

実際、暗くて写真撮るのも苦労しましたが、あえて白黒で写真にしてみました(苦笑)
この3人編成になってからの、音源のリリースが待たれますね。
 

CBottom TurN
CBottom TurN
ベーシストの脱退によりヘルパーを迎えての活動を余儀なくされていた彼らですが、
T氏が加入して、とりあえずは、一安心ですね・・・・・良かった良かった。
もっと知られるべきバンドです(特に地元いわきでは・・・・個人的にそう思うなあ・・・・・)
ギターセンスと歌のセンス、気負いの無い日本語の歌詞・・・心に沁みます。
地方で活動していても良いロックバンドは確実に存在するのです。
マイペースで良いので(苦笑)末永く活動してもらいたいバンドの一つですね。
G(Vo)、B、Drという最小にして、最強のロックバンド編成・・・・
悔しがるぜぇ・・・・奴らは・・・・苦笑(意味不明?意味深?)


DLATE SHOW
DLATE SHOW
音源リリースを、この日のライブに間に合わせたかったそうですが、
残念ながら間に合わず・・・
その代わり(?)、1曲のみ収録のCD-Rを無料配布してくれました。
Vo(B)、G、G、Drの4人編成で、
エモーショナル系なサウンドを志向したロックバンドと形容しておくのが
無難な感じのサウンドかと思いますが、
性急さ、怒りが、バンドのキーワードとして、
あげられるかも(感じかたは、人それぞれでしょうが)

レイトショーとは、一般的には、遅い時間に上映される映画を指しますが、
まさに、この日はレイトショー的にイベント最後に登場。
いつもより、リラックスしてる感じだったかも。

ライブを見るのは3回目ないしは4回目になるかと思いますが、
見るたびに成長が感じられますね(羨ましい)。