Dライブレポート No.138

ライブレポート
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いわき市平CLUBソニックいわき

2010/7/16(frin)
19:30〜
FREEDOM SAMPLER&Seven Beach Presents...
xxCLOSER TO THE BEACHxx
出演(順に)注:acSは、アコースティックステージの事
DJ:CEFI
acS:Oliver
ROULETTE(岐阜)
acS:酋長
PARANOIA
acS:miwa&mura+zaki
Four Minuets Til Midnight(U.S.A)
DJ:NAO-KEY
I-TRIBE(福島)
acS:Tokky(北海道札幌:PAMPAS FIELD ASS KICKERS)
To overflow evidence
DJ:CEFI
seven beach DUBTASTE

この日は、ソニックの入り口側(PA照明ブース前)のフロアに、アコースティックステージが設けられ、
アコースティックのステージと、メインステージのバンドライブが交互に行なわれるという趣向。
バンド演奏間の転換時間が数分程度で、サクサクとライブが進行しました。
また、DJブースは、入り口から見て左側の壁、中央やや後方側に設置されました。



 

Oliver(いわき)
 
Oliverいわき)
3人編成のオリバー。当初は「Milltan9」という名でクレジットされていたようですが、
オリバーと言う名で登場。Vo(G)、G(cho)、Dr(cho)という三人編成で、
Drはプリティガールのヤング全開な男女混成編成。
ロック、Jポップ、どのあたりの音楽の影響下にあるのか、あんまりピンと来ませんでしたが(苦笑)、
そんなことはどうでも良く、丁寧で気持ちが入った演奏で、とても感じ良かったです。
背伸びすることなくに、素直に感情をぶつけてくる、日本語歌詞。
多くの課題を抱えていることには違いないでしょうが、このまま、素直に精進してもらいたいですね。
 
ROULETTE(岐阜)
 

ROULETTE(岐阜)
Vo(G)、B、T.Sax、Drの四人編成。このバンドの詳細な実体については、
情報を持ち合わせて無いのですが、
Bは、スガ氏(from sebenbeachDUBTASTE)が弾きます。
本格的なレゲエロックテイストのバンドという印象のバンドでした。
G1本で、厚く広がりのあるサウンドを堪能させる、カナリの実力派という雰囲気で、
ドラムの存在感もハンパないです。


酋長(Herbest plant)
 
酋長(栃木県:Herbest plant)
二人組の、酋長(なんとも、スゴイネーミングですね)
カラダに直接的に訴えかけてくる、プリミティブな気持ちよさと、頭脳へ直撃的な、歌声。
よくも悪くも、ちょっと悪そうなところが、魅力です(苦笑)
 

PARANOIA(いわき)
PARANOIA(いわき)
このバンドは、個人的には2度目の観戦。
個人的には、グランジ色の強い、パンクサウンドという理解をしているのですが、
なかなかに興味深いサウンドです。
この日は、アルコールの勢いも手伝ったのか(苦笑)、ヤンチャ感バリバリなステージで、
大いに魅せてくれました。

miwa&mura+zaki
miwa&mura+zaki
皆さん御承知のミワムラのコンビに、
いわきバンドシーンの重鎮「zaki」さんを加えての3人でのライブ。
天然ボケが入っているような気がしないでも無い(苦笑)miwaさんの素直さが、伝わって来ます。
メンバー三人の掛け合いが楽しい、リラックス感と適度な緊張・・・・・。うーん、味わい深い・・・・。


Four Minuets Til Midnight(U.S.A)
Four Minuets Til Midnight(U.S.A)
日米混合編成で、アメリカ西海岸で活躍しているバンドです。
FUNKをベースに、ロック、レゲエなどの種々のテイストを消化吸収したサウンドは、凄まじいの一言。
本来、Vo、G、B、Drの4人編成であるバンドですが、諸事情で、G無しの3人での演奏でした。
ギターレスなライブな分けですが、これが、メチャクチャかっこいい、
めちゃくちゃスゴイライブなのでした。
ただ単純に、ギターの音が無くなっているだけのライブでは無くて、
ギター無しでいかに、良いライブをするか?メンバーのミュージシャンとしての誠実さと、
レベルの高さが堪能できた熱いライブでした。

I

I-TRIBE(福島)
I-TRIBE(福島)
福島県福島市より登場は、I-TRIBE。
本格的なルーツレゲエバンドで、同じ福島県人としては、知らなくてゴメンナサイ的な、素晴らしいライブ。
Vo(G)、B、ピアニカ+Perc、Drの四人編成。
日本語ベースで、レベルミュージックなテイスト満載で、歌われる歌詞は、聴き応えあります。
Tokky(PAMPAS FIELD ASS KICKERS)
Tokky(PAMPAS FIELD ASS KICKERS)
G(Vo)、G、perの3人編成。
北海道のレゲエダブロックのバンド「PAMPAS FIELD ASS KICKERS」の
Tokky氏を中心とした3人組ですが、独特の雰囲気が感じられるライブで、気持ちよかったです。
英語歌詞も日本語歌詞も、等価に響いてくるんですよね・・・。
歌詞以前に、伝えたいことがダイレクトに響いてくと言いますか・・・

To overflow evidence
To overflow evidence
この日の出演バンドでは、一番のラウドなサウンド、尖ったサウンドになりますか?
まあ、サウンドはともかく、精神的にはピュアというか?無垢な所が多分にあるかもしれませんね。
激情系ハードコアのジャンルでは、東北の雄と言っても過言では無いでしょう・・・

深夜のソニックに大音響が響き渡ります。

seven beach DUBTASTE
seven beach DUBTASTE
イベント最後を飾るのは、このライブの主催 seven beach DUBTASTEk〜セブンビーチダブテイスト
結成6年〜初のALUBUM『0246 THATS MY NUMBER』リリースおめでとうざいます。
短いような長いような6年なのかもしれませんが、その重みは誰もが感じているハズ。
楽しもうと思ったら楽(ラク)は出来ない。Do It Yourself精神こそが大事なのでしょう。

いわきのバンドシーンに欠かせない存在感のパフォーマンス・・・・
このお祭りの最後を〆るに、ふさわしい、気持ちの入った素敵なライブで、ソニックの夜は更けて行きました・・・・・