Dライブレポート No.137

ライブレポート
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いわき市平CLUBソニックいわき

2010/7/11(sun)
17:00〜
*&Mattsun Presents
“虎vs SCREAM ONE’S HEAD OFF!!”
IWAKI STAGE
@momo(いわき)AMatenrouz(東京)
B エレキソックス(仙台) Cダンボールマン(いわき)
DSTOMACHS(大阪) Enotice it(いわき)

女性イベンター二人(*はな@神戸&Mattsun@いわき)による企画ライブ。
ジャンルのバラバラ感がいい意味で味がある企画でした。


 

@momo(いわき)
 
@momo(いわき)
3人編成のガールズ・オルタナティブバンド「momo・モモ」。
officialサイトでは、自ら「プログレッシブエモバンド」と形容しています。
2008年の結成より、2年半余り、当初は4人編成で活動していましたが、
2009年終わり頃より、現行の3人体制で活動。G(Vo)、B、Drの編成です。
東京、仙台などの都市部で活動するバンドならともかく、
この、いわきと言う、ローカル性の強い(苦笑)土地柄、ガールズバンドで、
この音楽性は、実は結構、凄いことだと思っています。
良い意味でも、悪い意味でも、ゴッタ煮感、雑食感が強かった4人編成時代から、
3人編成へとシフトし、今は、徐々に、自分たちなりのサウンドデザインを
掴みかけている時期でしょうか?
全体的に、落とし気味の「暗い照明」の下、ダークかつ、静寂な・・・、
だけど、強烈なコミュニケーション欲求の意志を感じさせるライブでした。
暗い写真ばかりでゴメンナサイ。

 

A
Matenrouz(東京)
 

AMatenrouz(東京)
2番目に登場は、マテンローズ。摩天楼、という日本語ワードが、
バンド名の由来であるとは、容易に想像が付きますが(違ったりして)、
まさしく、「摩天楼」的な、
気持ち良さと、ダイナミック感に満ちたライブで会場を沸かしました。
因みに、辞書によると、「摩天楼」とは、もう少しで天に届くかと思われるほどの高い建物、
の意(三省堂、新明解国語辞典四版より引用)。
色違いのスエット上下で身を包んだ4人が、紙袋チックな袋状お面をカブリ、
ステージに現れたオープニングは、インパクト大でした。
袋を取って演奏がスタートとなりましたが美女2名美男2名の、ムフフ、ムムムな編成。
女Vo(key)・ 男Gt.vo・女Ba・男Dr・・・・・になります。
エレクトニカ(
Electronica)的な要素がある、少しオルタナよりのロックバンドと形容しておきますが、
楽しんでもらいたいという、サービス精神イッパイの楽しいライブでした。


Bエレキソックス/ELEKISOX (仙台)
 
Bエレキソックス/ELEKISOX (仙台)
カッコイイ・ウマイ・スゴイの3拍子が揃った感アリアリの、ロックバンド・・・
Vo(G)、B、Drという、シンプルかつ王道的な編成・・・
パンク、又はオルタナティブと言うコトバが無かった古き時代の「シンプルなロック」・・・
いやあ、凄まじいです。
ロック的な記号表現みたいな「歌詞」では無く、リアルな生活感を滲ませた歌詞も、奥深そうです。
(初見、初聴なので、歌詞とかは、正直よく分かりませんでしたが・・・・

over45歳の、古くからのロックファンに、是非、聴いて、観てもらいたいバンドですね。
 

Cダンボールマン(いわき)
Cダンボールマン(いわき)
このバンドは、実は結構、ヤヤコシイ(苦笑)
Vo(G) フロム ToOverflowEvidence
Dr、Ba フロム afterlightsong
G フロム momo
の3バンド混成だったりします。
ライブをを見るのは、2回目でしたが(前回見たときと、一部、メンバーが異なりますが)
Vo(G)に迷いが無くなってきたのか、大きく前進しているような印象があるライブでした。
今後、このバンドが、どのように発展〜進化していくのか、計り知れませんが、
いわきのシーンの隠し玉的バンドに成長するかも、です。


DSTOMACHS(大阪)
DSTOMACHS(大阪)
彼らのofficialHPでは、4人組、空間エモーショナルバンドと称しています。
結成は2003年。Vo(G)、G、B、Drの4人編成で、
時間も空間も超越したい・・・そんな雄大なスケール感を感じさせます。
ポストロック感を感じさせつつも、フレンドリーで親しみやすい、ライブパフォーマンスが、
なかなかに興味深いです。
大阪のシーンにあって、どのような立ち位置に居るバンドなのか、寡聞にして知りませんが、
東北人の自分からすると、紋切り型ではありますが、
「大阪らしい、ポストロックの解釈」をしているバンドになりますか?
バンド名の「stomachs」は、胃・ストマック・stomach、という意だよね?
何気に深い意味を込めているように思いますが、いかがなものでしょうか?


Enotice it(いわき)
Enotice it(いわき)
イベント最後を締めるのは、noticeの4人。
前回のライブレポでも紹介していまして、本サイトでは2回続けての登場です。
一緒に歌っても良し、ダンサンブルにクールにキメテても良し、
若者らしく(苦笑)大いに暴れまわっても良し・・・・
色んな楽しみが可能な多面体、多色体、そんな感じのライブを展開してくれます、
・・・・この、ノーティス イット というバンドは。
2枚目の音源が待ち遠しいですけど・・・・G2本になってからの新体制の録音が・・・・。
(こればっかり・・・苦笑)