Dライブレポート No.125

ライブレポート
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2009/12/26(sat)

at CLUB SONIC IWAKI

SONIC presents
木村世治(hurdy gurdy / Pale Green)
< If You Want 〜いわき編〜 >


出演
@Z*零*ERO
AJANGA69
B木村世治(hurdy gurdy / Pale Green)


 

se(1)Z*零*ERO
 
(1)Z*零*ERO
オープニングに登場は、アニメタルのカバーバンド、ゼロ、と読むようです・・・
アニメタル、アニパンクそういうジャンルが存在することは勿論知ってましたが・・・・ナマ音で聴くのは初めてでした。
いやあ、懐かしいやら、意表を突くアレンジに驚いたりと、とても楽しく聴けました。
一部のメンバーが、木村世治さんと同級生という縁もあり、このステージとなったようですが、
自虐的に自ら、「加齢臭」云々と口にする(苦笑)Vo(g)を中心に、楽しんで演奏している姿に元気付けられます。
ゲスト的に参加の女性Vo.さんの、元気っぷりがまたイカシテルンだなぁ・・・・訛ってるところがポイントです(苦笑)
個人的には一曲目のガッチャマン、イントロの大胆なアレンジが印象的なマジンガーZ、
少しマニアックな?ゲッターロボなんかが良かったです。

 

(2JANGA69
 
(2)JANGA69
2009年はいわきでのライブは、1〜2本程度だったJANGA69ですが、2009年も精力的な活動を行なったのは周知の事。
メンバーチェンジ(キーボーディストのチェンジ)があった一年でもありますが、生活の場をいわきから、首都圏へ移し、
色んな意味で大きな変化が在った年でしょう。
エーエーツウシン的には、昨年のソニック年末カウントダウンで見て以来のライブでしたが・・・
いやあ・・・いつ見てもカッコイイですねえ、スゴイですねえ・・・・そして、毎回書いてますが、成長著しいですねえ(苦笑)。
Vo(G)のマノメ君より、木村さんとの共演を喜ぶコトバ、7月にいわきを離れて、首都圏某所に引越した事などが語られるなど、
メンバーの素顔が垣間見れました。
パンクバンドという色合いは薄れて(良い意味で)、「上質なポップロック」を聞かせるバンドと言っても過言ではないでしょう。
1/24(日)には、アリオス・ロックフェス「アリロック」にオープニングアクトとして出演する彼ら、今年も目が離せませんぞぉ。

 

(3)木村世治(hurdy gurdy / Pale Green)
この
 
(3)木村世治(hurdy gurdy / Pale Green)
木村世治(きむらせいじ)さんのライブを見る機会に恵まれました。
いわき市出身のミュージシャンで、ゼペットストア、そして現在は、hurdy gurdy / Pale Green、というユニット活動を中心に、
東京で華々しくミュージシャン活動をされています。
生まれも育ちもいわき市内のAaAa通信管理人とは、ほぼ同世代(微妙だなあ・・・苦笑)、
知人のNさんが、木村さんと旧知で、Nさんより、木村さんの若かりし頃の話を聞かせてもらったことがありまして、
だいぶ前から、ライブを見たいものだと思っていました。
ZEPPET STORE(ゼペットストア)として、いわき市で何回のライブを行なっているのか?
入手出来る(出来た)情報が乏しいのですが、1999年の10月23日には、
東日本国際大学の学園祭にてコンサートを行なっていることは間違いないです。
輝かしい木村さんの活動経歴については、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の
「ZEPPET STORE」の項目が詳しいので、そちらを参照して下さい。今更ですが、輝かしい経歴に、しばし絶句です。

この日のステージは、Vo(G)木村さん、B、Drという三人編成でのライブ。
上質「ポップス〜ロック」を堪能できたアンコール含め、1時間半程度のライブは、
基本的に女性ファンが殆んどというフロアの華やかさと相まって、終始なごやか、かつ優しさに満ちたものでした。
地元でのライブということもあるのか、木村さんの笑みが絶えず、
「ミニ・いわき方言講座」的なトークを織り交ぜたり、地元への熱い想いを語ってくれたりと、木村世治というアーティスト〜ミュージシャンの人となりが、伝わってくる素晴らしいものでした。
サポートギタリストを加えての4人体制でのライブが多いようで、ギター一本でのライブへの不安感?を口にされていましたが、
そんなことは、全く気にならず、(逆に熱心なファンには、新鮮に映ったかもしれません)、
ライブならではの、いろんな意味での「近さ」を感じ、楽しめました。
アンコール〜サンタさん帽子で登場、がとってもお茶目な木村さんでした。