Dライブレポート No.122

ライブレポート
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いわき市 三崎公園野外音楽堂
2009/9/21(月) 11:00〜
NAO FAMILY presents
ROCK'N'ROLL CRAZY RUN 
10th Anniversary 2日目

(1)G-Gatt (2)momo 
(3
back(D)rop (4)Paper Tiger(東京)
(5)AAD  (6)赤く恥らえ(山形県米沢市)
(7)WILD FANCYS  (8)海王丸(郡山)
(9)NO WAY (10)ブラジルUFO(東京)
(11)NAO FAMILY 
(12)ゲタカルビ(スペシャルゲスト・東京)

 
NAO FAMILY プレゼンツのこのイベント、今年10周年記念・・・・・
素晴らしい・・・おめでとうございます。
二日間あったのですが、二日目だけは行けました。
サスガに夕方近くは、若干肌寒かったですが、好天に恵まれたこの日、
全12バンドの熱いステージの雰囲気が少しでも伝われば幸いです。

se(1)G-Gatt
 
(1)G-Gatt
会場入りしたのは11時10分過ぎくらいだったでしょうか。
一番目のバンドの演奏が始まっていました。ポップス寄りで聞きやすいロックな感じのバンドで
ドラマーのモヒカンが超目立ちます。
ウマイなぁ〜と感じさせるVoを中心に、カッチリまとまった渋いバンドです。
 

(2)momo
 
(2)momo
バンド名は、可愛らしく「モモ・momo」、演奏するは、やっぱり可愛らしい女子4人。
黒を基調にしたコスチューム(そんなタイソウなモノでは無いけど)に身を包み、
演奏するは・・・元気で明るい・・ガールズポップス?かと思いきや
そうでも無くて(苦笑)、不思議な感じのする、少し暗めな曲(苦笑)。
キーボードがボーカルを取るのも意外感ありかも?
いろんなタイプの音楽がミックスされていて、結構、複雑な音作りかも。

 

(3)back(D)ro
この
 
(3back(D)rop
シンプルかつスピード感あるリズムで、豪快に飛ばします。
バンド名は、バックドロップと読むのでしょうが、かっこ付きが良いアクセントかも。
難しいことはいいから、とにかく聞いてくれ・・・俺たち、難しいこてゃわがんねぇけど、カッコいいからよぉ・・・
そんな感じで、ユカイ痛快なバンドでした。
 

(4)Paper Tiger(東京)

(4)Paper Tiger(東京)

ギターがウマイ、音色が素敵〜
余裕シャクシャク、泰然ジジャク、ユルイ感じがするんだけど、熱いロックンロールチューンがイカシてます。
ラウドでも、パンクでも無い、ロックンロールなナンバーは、メロディーがきれいで、どれも聞きやすいです。
バンド名は、紙の虎〜張子の虎〜こけおどし?かな?意味深長です。
(5)AAD
(5)AAD
アップテンポでスピード感がある曲に、ありったけの感情を込めて歌われる歌・声が響く。
20歳前後の若い頃だけが持てる独自の感受性・・・・気取らなくても十分にカッコイイのさ・・・・。

(6)赤く恥らえ(山形県米沢市)
(6)赤く恥らえ(山形県米沢市)
バンド名が、文学的な味わいがあるだけに、一筋縄では行かない、そんな感じの、こったサウンドのバンドでした。
アバンギャルド、オルタナティブ・・・・個人的には、80年代の東京アンダーグラウンドシーン的な雰囲気も感じさせました。
結構理論派?そんな印象を持ちました。

(7)WILD FANCYS
(7)WILD FANCYS
やってくれましたよ・・・・アベちゃん、ワイルドファンシーズ(苦笑) 
青春暴走系と一言で片付けるわけには行かないんだなあ・・・
おバカやってるようで、緻密に計算されたパフォーマンスと、ハイテクな演奏。
しかし、バンド名がワイルドなファンシーって、バンドを体現してますね(苦笑)・・・・言葉ヅカイも上手過ぎ。

(8)海王丸(郡山)
(8)海王丸(郡山)
海の王様らしく、荒々しい波の音のSEで登場した、彼ら海王丸の三人。
バンドのサウンドは幅広く、分かりやすく説明するのが難しいのですが、
実直、誠実なメンバー3人の性格がステージに反映されるのか、見ているこちら側も気持ちが入ります。

(9)NO WAY
(9)NO WAY
道は無い、有りえない・・・・ウラを返せば、ここしか行く道が無い、ということになるでしょうか?
ウッドベースを使用しているので、サイコビリー?かと思われる向きもあるでしょうが、
初期パンクテイスト満載なロックンロールバンドという感じでしょうか?
G(Vo)、WB、Drの3人編成はシンプルかつコンパクトですが、インパクト大の面構えで、粋に飛ばします。カッコいいぜ。
(10)ブラジルUFO(東京)
(10)ブラジルUFO(東京)
うーん、ウワサには聞いていたけど、圧倒的なギャグというかコント的なパフォーマンスが凄まじい(愉快な?)
無軌道パンクロックなバンド、ブラジルUFO。
オープニングの意味不明?な弾き語り男から、衝撃(笑劇)の番長登場。
客席を所狭しと暴れまわる番長の大活躍で、会場は大興奮と爆笑の渦に包まれたのでした。

(11)NAO FAMILY
(11)NAO FAMILY
そして、主催のナオファミリー登場です。
10周年おめでとうございます。多くの楽しみと苦しみを乗り越えての10周年だと思います。
今後の更なる活動を楽しみにしております。
ポップで乗りやすいパンクサウンドが、いつにも増して気持ちよく響きます。


(12)スペシャルゲスト・ゲタカルビ(東京)
(12)ゲタカルビ
スペシャルゲストとして、東京より「ゲタカルビ」が最後に登場です。
Voを中心にしたバンドメンバーは流動的なユニット編成的なバンドです。この日のメンバーは次のとおり。

・Vo.仲野茂(アナーキー)
・B.サモン(KENZI&THE TRIPS)
・Gt.ゴロー(元ロリータ18号/ナンシースパゲティ) 
・Gt.シズヲ(ニューロティカ)
・Dr.ナボ(ニューロティカ)

圧倒的、脱帽するしかない・・・・この場所で、こういうライブが見れるとは・・・
どんな演奏セットリストになるのか?事前に情報が無い分、期待はいやが上にも高まります。

独自の日本語歌詞が乗るカバー曲を中心に、アナーキー及びTheRockBandの曲も演奏で、大満足でした。

セットリストは、だいたい次のような感じです。
順番とかは大雑把です。

●カバー曲
・外道/香り(opening)
・Sex Pistoles/ Anarchy in the UK(他全2曲)
・Clash
・泉谷しげる/国旗はためく下に(アンコール2)

●アナーキー&TheRockBandの曲
・心の銃
・ノットサティスファイド(アンコール1)
・トーキョー イズ バーニング
・四月の海賊たち