Dライブレポート　Ｎｏ．１１６

ライブレポート
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いわき市平ｃｌｕｂ SONIC
２００９／２／２８（土）　１７：３０～
混沌夜話（あぶらすまし＋コンド共同企画）
①Irish Setter Hound 　②ｒａｄｉｏactive
③KORAKORA　　　④ＷＨＩＴＥ　ＬＯＳＥＲ
⑤アマダブラム　⑥あぶらすまし

ちなみに、②④⑥の３バンドの曲が収録されているのが、
オムニバスCD「黄昏賛歌２　巷の握り拳！／月狼レコード」です。
AA通信のブログで紹介させてもらってますので、そちらも見てみて下さい。

①Irish Setter Hound

①Irish Setter Hound
正式ドラマー加入後のライブ、ということでメンバー全員が張り切っていたであろう、この日のライブ・・・
なんですが、上手ギターのサウンドトラブルが多発し、本来の実力を十分に発揮できた、
とは言い難いライブだったと思います。
新メンバーのドラマー初め、４人全員が悔しい思いをしたことでしょう。
ドラム交代で明らかにサウンドが変わった・・・と感じましたが、
どこがどう変わったと言葉では、説明できませんねえ・・・ゴメンナサイ。
オープニングは、「She's　red」・・・・彼ら独自のサウンドは健在です・・・当然ですが（苦笑）

②ｒａｄｉｏactive

②ｒａｄｉoactive
G(Vo)、Vo(B)、G、Drの４人編成。
ツインボーカルスタイルと言っても、そんなに間違ってはいないスタイルだと思います。
　「radio active」と単語が２つのバンド名では無くて,「radioactive」でひとつの単語です。
ちなみに英和辞書によると、放射性の・放射能のある、という意味です。
この日のライブ、最後の曲は、オムニバスCD・黄昏賛歌２　巷の握り拳！収録の「岸辺ノ写真帖*」。
繊細で悲しみ溢れる、ドラマチックな曲です・・・・・是非CD購入を・・・・。

*オリジナルの表記は「写真」は旧字体表記。

③KORAKORA

③KORAKORA
高円寺からの、イカシタ？イカレタ？５人・・・東京在住ミュージシャンだぁ・・・・・という雰囲気１５０％。
Vo(G)、Per(ジャンベ）、B、Alto.Sax、Drという編成。
長めの曲を横ノリでじっくり聴かせてくれます。ラウドでもパンクでも無いロックンロール・・・・痺れます。
日本語の歌詞は同じフレーズの繰り返しが多く、それだけにメッセージもシンプルに引き立ちます。
自由な感じがしていいなあ・・・・

④ＷＨＩＴＥ　ＬＯＳＥＲ

④ＷＨＩＴＥ　ＬＯＳＥＲ
Vo(G)、B、Drの３人編成。
フロントの２人が全身で感情を表現する、過激なアクター的なプレイを見せるのと対照的に、
ドラマーは、何事も無かったように冷静にドラムを叩く・・・・。
その辺りが見てて面白かったりします（失礼）。
サウンドデザインは、比較的にシンプルな感じで、パンク的なストレートさと分かりやすさに、
日本的な叙情性とウエットさがブレンドした感じでしょうか？
ストレートに感情をぶつけてくる姿勢が清々しいです。

⑤アマダブラム

⑤アマダブラム
Ｇ、Ｇ、Ｋｅｙ、Ｄｒの４人編成。完全インストの渋い感じのバンドでした。
ギリギリのところでロックという感じでしょうかねえ・・・。
しらふで聴くより酒飲んで聴いた方が気持ちよくなれるでしょう・・・多分。
４曲は全て、ストーリー性の高そうな曲名（山の中から、セイブのテーマ、他）が付けられていて、
想像するに、確固たるイメージが最初にあって、時間をかけて丁寧に練り上げた・・・・そんな印象です。

⑥あぶらすまし

⑥あぶらすまし
この日の編成は５人。Vo(G)、G（Vo)、B、ジャンベ、Dr。
現在の正式メンバーは６名のようですが、この日のライブはＫｅｙが用事で参加出来ず・・・・・残念だあ。
メンバーの多くに御祝い事がある・・・そのせいなのか、今のあぶらすましは、
素直な喜びと前向きな意志に溢れているように思います。
ポジティブな気持ち、ネガティブな気持ち（怒り・悲しみ・絶望・嫉妬など）、それらを全て歌にして、
歌いまくってきた彼ら、この日のライブも楽しい楽しい（苦笑）
なんですが、メンバーの個人的なイベントが多く控えているということで、
半年ほど活動休止になる、とのことです。・・・・・残念だあ。