Dライブレポート No.115

ライブレポート
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いわき市平SONIC
club SONIC
2009/2/14(土) 17:30〜
「第一回 男だらけのパジャマパーティー」

@ミカタ&マッツン(あぶらすまし) Aベロドラマ(東京)
Bfreaky freaks  Cマーガレットズロース(東京)
DTo overflow evidence  E魁!男道

 

@ミカタ&マッツン(あぶらすまし)
 
@ミカタ&マッツン(あぶらすまし) 
御存知あぶらすましの二人のアコーステッィクライブ。
1曲目、マッツンのVo曲で始まります。楽しそうに、そして、少し、はにかんで・・・気持ちを込めて歌います。
2曲目は、ミカタ選手の叙情群像大曲?「男女大戦」。
この男女大戦、ちょっとした行き違いで醜い戦争を繰り広げる醜悪な人間関係を歌った曲で、
歴史的奥行きが感じられる佳品です。
そして、最後はミカタ選手の奥さんのことを歌った曲・・・生活感があって、やさしくていい曲なんだな・・・・・
 

Aベロドラマ(東京)
 
Aベロドラマ(東京)
フロント3人が、いわき出身。現在は東京で大学生活をしつつ、バンドをしているとのこと。
Vo(G)、G、B、Drの4人編成で、ラウドでもコアでもメタルでも無いサウンドのバンドです
(すまん、うまく説明できなくて・・汗汗)
日本語歌詞で歌われる世界は、絵空事でないリアルさがあります。ドラマチックに、あれこれキメテ、魅せてくれました。
 

Bfreaky freaks
 
Bfreaky freaks
ライブの数自体は、それほど多くないだけに、ライブ一本一本にかける意気込みがハンパ無い・・・そんな印象です。
集中力が凄そうです・・・ひとつひとつの音が雄弁に語っています。
暗さの中に光るポップなセンス、平たくいえばグランジ的なアプローチのバンドでしょうが、
温暖で住みやすい、いわきという土地柄を考えれば、このサウンドは特異的かもしれません。
 

Cマーガレットズロース(東京)
 
Cマーガレットズロース(東京)
東京からのVo(G)、B、Drの3人編成の素敵な方々・・・・
去年12月のソニック7周年イベント「ギフト」のライブが、記憶に新しい人も多いでしょう。
日本語のロック〜フォークが好きな人(70年代〜90年代あたり?)にとっては、興味深いバンドであり、
今の、10代、20代にとっては、新鮮な驚きに満ちたバンドでしょう。
上っ面だけでは無い、真の強さと優しさを持ったバンド・・・・・・隠したくても隠せない、インテリジェンス・・・・・・
「きょうは、お母さんの誕生日・・・」と語るVo(G)の平井さん・・・・・素敵です。

DTo overflow evidence
DTo overflow evidenceSmoking Ape
挑みかかってくるようなスタイルのボーカル・・・・・・
二人のギタリストとベーシストは、全身で今の気持ちをぶつけてきます。
終盤はYou&Me、と太陽で締めくくったこの日、
オリジナルメンバーのG・ユキハル氏の最後のライブでもありました(これまでの活動、お疲れ様でした)。

E魁!男道
E魁!男道
企画ライブのタイトルが、ヤバイというか彼ららしいですが、意外にも、自らの企画は、これが初めてとのこと。
思うに、青春暴走系からの脱皮を図ろうと、メンバーそれぞれ、足掻きもがいている時期かもしれません・・・・・。
ラスト、「歌う恐怖を僕は歌〜う」・・・生活すること、生きることに正面から向き合った、いい曲です。