Dライブレポート No.82

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 ・place  →  いわき市SONIC
・day〜time  →  2006/10/7 (SAT) 18:30頃〜
当日券(2500円+ドリンク500円)
内郷げんこつ会PRESENTS
第六回内郷げんこつ会のドーンッ!!とやってみよう

@SHOBIDOBATZ(郡山)
ASNAKES(東京)
BFRANTIC ABERRATION(四日市)
CGRAIS(横浜)
D内郷げんこつ会(いわき)
ESPIDERZ(大阪)
FDTKINZ(東京)

DJ.BAKABILLY
TAKEBILLY
YUKIO


内郷げんこつ会主催の、このサイコビリーイベント、
毎年1回で早いモノで、今回は6回目。
AAAA通信は、1,2,3回と見に行ってますが、
去年と一昨年は行っていないので、3年ぶりです。

サイコビリーというジャンルのバリエーションの豊かさを堪能した一日でした。


@SHOBIDOBATZ
@SHOBIDOBATZ
Vo(WB)、G、Drのトリオ編成、ドラムはスタンディングで、
フロアタム、スネアドラム、バスドラムを中心としたシンプルなセット。
オープニングはフロアも硬い、バンド側も硬い・・・それが普通ですが、
イヤイヤどうして、気持ちが入ったライブを見せてくれました。
ラウド系というより、ロックンロール系色が強い、クリアーなギターと、
上から叩きつけられるようなカンジの歯切れの良いドラム・・・
ボーカルは英語歌詞(と思う)を吐き出します。
「ヤメテオス」などの、駄洒落、オヤジギャグ全開です・・・

ASNAKES
ASNAKES
メンバー3人が、静かなステージに現われる・・・ウッ、ヤバイぜ!!
緊張感が漂います。このデンジャラスさはハンパではない。
カッコイイです・・・自分的には「ハードパンク」という感じなサウンドですが、
研ぎ澄まされた鋭利な刃物のような存在感・・・・・ウーン、素晴らしい。
BFRANTIC ABERRATION
BFRANTIC ABERRATION
管楽器(アルトサックス、トランペット)がフロント中央に陣取る5人組。
ボーカルはサックス奏者が取ります。
フロアも段々熱くなってきて、おなじみ(?)の危険なダンスが始まります。
カメラマンは気をつけないとイケナイざます(って自分のことですが・・・苦笑)
編成自体が珍しいし、当然、サウンドも独特なカンジです。
見た目は、怖そうというか、オカルトチックというか・・・なんですが、
攻撃性みたいなモノは希薄な印象です。
スカコアやラスティックをイメージさせるような楽器編成なのですが、
サウンドは、まさに「サイコビリー」なフンイキでした。

CGRAIS
CGRAIS
ギターがボーカルを取る三人編成。
どちらかと言うとスマートなアティテュードのバンドになるでしょうか?
スピード感抜群のリズム・・・・軽快に飛ばします。
映画「フラガール」を話題にしてくれたりと、気さくでフレンドリーなステージでした。
嬉しいよなあ・・・

D内郷げんこつ会

D内郷げんこつ会
馬鹿馬鹿しい歌詞を、怒りと諦念を滲ませて(?)歌い上げるスタイルは、
奇妙な説得力に満ちている。
意味無き果てにこそ、意味がある。
意味が有るようでクダラナイことばかりの日常・世間へのアンチテーゼ・・・・
CD、Tシャツ買ってくれ・・・殆ど自虐モードなギャグを連発します・・・・
ギター弾けない・・・などと謙遜しますが、いやいや、ナカナカのモノであります。
痛風・・・・、○ネばイイのに・・・・ヤバイ?脱力?なコトバが飛びかいます(苦笑)

ESPIDERZ
ESPIDERZ
スパイダーズのライブを見るのは、3年ぶり2度目になるAAAA通信ですが
自分の中では、前回のライブの印象と大きく変わって、かなりハードな演奏という感じでした。
メンバーの全力疾走感が、こちらまで伝わってきて、フロアの盛り上がりも凄すぎです。
AAAA通信は、カメラを持って、逃げ回っているような気分ですね(おっさん臭いなあ・・苦笑)。
どちらかと言うとスカスカしたカンジのギターが特徴でしょう。

FDTKINZ
FDTKINZ
 G(Vo)、WB、Drのトリオ編成、ドトキンズと読みます。
70〜80年代のジャパニーズ歌謡曲、洋楽ポップス〜ロックの引用を随所に織り込んだサウンド
〜ライブは、バラエティに富んでいて、オモチャ箱をひっくり返したような、
楽しさでイッパイです。
メンバー3人が「おまつり仕様」なコスチュームなのは、ドリフターズの「八時だよ、全員集合!」を
意識してのこと?と勝手に想像してます・・・・・
こんな風に、笑って、ノレて、愉快に騒げるライブが出来るバンドは、
そう多くないような・・・・・・気がします。
面白すぎです。楽しすぎです。

     
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