Dライブレポート No.81

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 ・place  →  いわき市SONIC
・day〜time  →  2006/9/17 (SUN) 17:30頃〜
当日券(ドリンク込み 2500円)
鯰Presents
UNDER THE NEIGHBOR Vol.12
@Mr.BABE
ATo overflow evidence
BGanesha(郡山)
CSmoking Ape
DRAG TIMES
EDaTURA(東京)

F鯰 NamaZ
@Mr.BABE
@Mr.BABE
 
彼女らのライブを見るのは、ここ数ケ月で、これで3度目になるAAAA通信ですが、
見るたびに、安定感が増して来ていますね。
箸が転んでも可笑しい年頃という、コトバがありますが、あどけなさとキリットしたオトナ顔の微妙な混ざり具合が、
とってもキュートにしてプリティな平均年齢18歳のガールズ4人組み。
堂々したステージは、堅実にライブを積み重ねている結果でしょう。
AAAA通信的な感想としては、かわいいが8割でカッコいいが2割かな・・・
怒られちゃうかな、勝手なことばかり書いて(苦笑)。この素敵なステージを皆さん是非・・・・・オヤジだなあ(爆)。


ATo overflow evidence
ATo overflow evidence  
この日は、ステージの照明が、いつもより明るめで(だったと思う)、写真を撮る側としては、好都合のライブ。
暗い方が似合っているような気もしますが(苦笑)
メンバー5人とは、殆ど会話したことの無いAAAA通信ですが、5人それぞれの、5人それぞれの容貌、フンイキが、
バラバラなところに、とても魅力を感じます。いわゆる、子供向けの、わかりやすいアニメやマンガの登場人物のように、
キャラクターがハッキリしているように思います。
体格がデカイ、ノッポ、小柄、性格が饒舌、寡黙、大胆・・・・性格については想像含みますが(苦笑)。
人間が、4〜5人集まれば、自然と役割分担みたいなものが決まってくるものだろうけど、
このバンドほど、メンバーのキャラが立っているバンドは珍しいのではなかろうか?
 このバラバラこそが、このバンドの持ち味の一つだと確信しています。
エモバンド、叙情系ハードコアバンドとして、東北地方〜全国区で徐々に名を知らしめつつある彼ら・・・
年末にかけての動きがきになるところです。

BGanesha(郡山)
BGanesha(郡山)
郡山から登場。女性Voを中心に、度胸と迫力十分のライブを展開。
幾分、妖美ささえ湛えるカッコいい女性Vo・・・・・小柄ですが、存在感がありカッコいいです〜
支える男性陣も、個性派ぞろいです。激しいアクションのギターが特に印象的。
ポジパン、ゴシック・・80年代的修辞で言えば、そんなイメージですが、
近年の雑多な音楽スタイルを巧みに取り込んでいると思われます。
ボキャブラリーが貧弱でウマク説明できませんが、苦悩と苦痛の果てにある喜びを追求、とでも言いましょうか、
真摯な姿勢を感じました。
CSmoking Ape
CSmoking Ape
ギターロックと形容するのが、個人的には、一番シックリ来ます。
ラウドでもヘビィでも無い、爽やかさが色濃いポップスでも無い、ピョンピョン跳ね跳んだりするのも似合わない・・・・。
やっぱり、個人的には単なる「ロックバンド」と呼びたい気分です。っじゃなきゃ「ギターロック」。
G(Vo)、B、Drという三人編成のバンドは、演奏全体、バンド全体を一望しやすい。
3人と4人の差は、見た目も、バンドの有り方にも大きな違いがある。
結局は好みの問題なんだけど、トリオ編成にハズレ無し、というのが、持論だったりします(半分本気・半分冗談)
さて、この日のライブです。
ライブが出来ることを、心から喜び、楽しんでいるのが、その人柄と共に、伝わってくるVo(G)のMC・・・・・、そして声。
ギターカッコイイゼ
体全体でリズムを取り、客席後方までの視線が優しいベーシスト・・・・・・
何気に、派手なアクションが見逃せない(?)ドラマー・・・・・。
ステージから目が離せません、イヤ、ホントニ。
リリース予定の佳品バラード「ハローグッドバイ」が印象的・・
・別れと出会いを、気取りや衒いを感じさせることなく、ここまで素直に表現できるバンドは、稀有であると思う。
3ヶ月連続のシングルリリースというニュースも入っていて、要注意であります。
DRAG TIMES
 
 
DRAG TIMES
女性4人組、Vo,G,B,Drという編成。AAAA通信的には初見のステージでした。
パンク〜ハードコアから始まって、多種多様なオルタナティブ系サウンドまで、雑多に吸収していることが伺えるサウンドで、
方向性が絞り切れていない、と言えないこともないですが、タイクツな日常を一変させるに十分な
意欲的なステージだったと思います。
Mr.Babeが「可愛い」バンドとすれば、こちらは「カッコいい」バンドになると、AAAA通信的には思います。
オジサンAAAA通信的には、どちらも、若くて羨ましいのですが・・・・苦笑  ( ← 困った人です)。

EDaTURA(東京)
EDaTURA(東京)
勉強不足のAAAA通信でして、このバンド、彼女ら4人のことについては、当日まで、
全く予備知識が無かったのですが、自分の不明を恥じるばかりです。
ヘビィロック、エクストリームミュージックという文脈で理解されるサウンドだと思いますが、
自分的には、ツボにハマッタというか、とても気持ちよいというか、とにかくラックス出来るサウンドでした。
SONICのフロアを見渡せば、若い人ばかりで、いい歳して、ライブハウス来ているのが、
少し恥ずかしいような気もしないでもない、AAAA通信としては、
ライブに来て良かったぁ〜と心底嬉しい気分になれたライブでした。
メンバー4人が、とにかく、魅力的で素敵な女性で、フンイキ的には、
いわゆるクラシック的な室内楽(このあたりの音楽認識〜分類、間違ってるかも・苦笑)を演奏しても、全く違和感が無い佇まい。
この4人から生み出される、結構、ハードでヘビィなロックサウンドには、決して「迷いが無い」です。
確固とした、「強烈な意思」が感じられます。日本のロックもここまで来たか・・・と感慨です。

ライブ終了後、アルバム「There is always another side」をメンバー自身から直接、購入し、ついでに握手までして頂きました。
そして、弊サイト・AAAA通信への写真掲載も、快くOKしてもらいました。ありがとうございます。

このCD、何度も聞いてますが、飽きません・・・・・。
曲名とか、気にせず、CD一枚、丸々聞き流すのが、最近の自分のリスニングスタイル(歳だねえ・・苦笑)なのですが、
「英語」がここまで、ピタッとはまるバンドは、そう無いような気がします。
「英語で歌う必然性」を感じます。
歌詞を読み込むのが、今後の課題ですね。
F鯰・NamaZ
F鯰 NamaZ
 新メンバーにDrのAKILA・アキラを迎えたばかりのこの日のステージ。
地元「いわき」では、確固たるポジションをしめるだけに、フロアも大いに盛り上がります。
ドラムが変わったことも影響しているのでしょうが、この日のライブは、パワーとスピードに溢れていて、
色々な種類の7バンドのロックバンドが出演する、この日のライブの締めくくりにふさわしいものでした。
いわき市〜福島県内では、メタルの重鎮として、つとに名前を知られる彼らですが、
最近は、ドイツのWebサイトで取り上げられたりと、年々、知名度が高くなっていると思います。
楽曲の完成度の高さは、素晴らしいものがあると思います(メタルにあんまり詳しくない自分が言っても説得力無いか・・・)
MP3ファイルが彼らのサイトからダウンロード出来るので、未聴の方は是非聞いて下さい。
     
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