ライブレポート No.79

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 ・place  →  いわき市SONIC
・day〜time  →  2006/7/1(Sati) 17:30頃〜
当日券(ドリンク込み 2500円)

JANGA69"early SUMMER TOUR"2006ツアーファイナル
出演(順に)
@TABASCO
AT.O.E
B藤田真一
C180゜thousands
DSmoking Ape
E3SHINE
FJANGA69

@TABASCO
 @TABASCO
見れませんでした ゴメンナサイ


AT.O.E

AT.O.E
一曲目の途中から会場入り。ツアー後の成長を、この目で確認したかった・・・・・
ウーン、もの凄い成長を遂げたのではないでしょうか・・・・
メンバーそれぞれの表情、振る舞い、そして音に、如実に、成長振りが出ています。
演奏面でも格段の進化を遂げています。
自分たちの進むべき方向性を掴んだというか・・・迷い、モヤモヤが、フッキレタような印象・・・
ポストロック〜エモーショナルパンクというフィールドでは、
東北地方では確固とした地位を築きつつあるように思う。


B藤田真一
B藤田真一
ギター一本持って、椅子に腰かけて歌うスタイル。ウーン、歌がウマイです。
この日は、バラード中心の選曲でしたがR&Bもやるらしく、
正統的な、圧倒的に素晴らしい歌唱力は、もっともっと知られるべきです。
いわき駅前で一人で歌うことも、あるようで、見かけたことがある人も多いはずです。
あまりベタベタしていないラブソングの数々・・・・深刻ぶってなく、
かといって浮ついた感じもなく、いい感じです

C180゜thousands
C180゜thousands
Vo,G,G,B,Drの5人編成の若くて、元気のいいバンドで、
AAAA通信的には見るのが2回目です。が、メンバー編成に若干の変更があったようで、
5人の彼らは初めて見ました。
個人的な感触としては、パンクというよりロックンロールと呼びたくなるようなサウンドです。



DSmoking Ape

DSmoking Ape
いつもにも増して、出来のよいライブだったように思う。
キチットしてて、クリアなんだけど、音が大きくて少しウルサイ感じ・・・・・
ロックバンドとしての成熟度を感じます。
捉えどころのない集合体が、徐々に輪郭が浮き上がり、最後には実体が見えてくる・・・・・
ライブが進んで行くにつれ、エイプ独自のライブ・ワールドに引き込まれていきます。
5月に出した、全国発売のCDアルバムも好調と、いうウワサです・・・

ウマイと思わせる、ステキなドラミングを土台に、ウネリまくり、跳ねまくるベース&ギター
日常の延長戦にあるようでいて、遠く何万光年先を射るような歌詞・・・・エイプを見たことがないなんて、ほんとにカッコいいロックバンドですよ・・・・誰でも、すんなり入れる音ですよ(苦笑)
もっと皆見に来てよ、モッタイナイナア(苦笑)


E
3SHINE
E3SHINE
Vo(G)、B、Drのトリオ編成のポップなフンイキのパンクバンドになるでしょうか?
Voの親しみやすさは類を見ない、というか、「特殊」とさえ言いたくなるような、素晴らしさです。
3人編成という最小編成での、息の合った演奏で観客のハートに侵入しちゃいます(苦笑)
JANGA69のツアーの一部で共演したりする機会があったりと、着実にライブバンドとして、
実績を積みあげているようです。
少し、ズッコケてるような気がしないでもない(苦笑)王道的な青春路線に、
期待を寄せている人も多いハズです。



FJANGA69
FJANGA69 ・ ジャンガロック

「UNDRE THE TREE」 \1575
 (from Five Rat records)
7/26 ミニアルバム全国リリース

インディーズながらも・・・・侮れないのである・・・・
最近のジャパニーズロックシーンは
特に、インディーは(苦笑)

この日のSONICは、大入りの部類だと思うのですが、
いわき市外から、JANGA69目当てのお客さんも多かったように思います。
実力、人気ともに、「地元のバンド」から脱皮しつつある・・・・そんな感じです。

ギター2本、キーボードという、コード楽器3つの、意外にありそうで無い編成の
ポップなパンクバンドのJANGA・・・・・、
ですが、エモ、ピアノロックというアプローチも可能という、実に深いバンドです。

着実なDEMO音源のリリース、数枚のオムニバスアルバムへの参加、数度の全国ツアーの敢行など、
精力的な活動と、口コミレベルでの高い評価を考えると、今回のミニアルバム発売は、
当たり前とさえ言えると思います(遅すぎと言う意見も?)

ヤンチャ坊主、悪ガキ かつての彼らからは、少なからず、そういうフンイキが漂っていたように思いますが、
今や、落ち着きのあるバンド、いや更に言って、知性あるバンドへの変貌を遂げていると思います。
しかし、ロックバンド的な不良性、何かヤラカシテクレソウナ危うさは相変わらず持っています(苦笑)
ギター2本に鍵盤入り・・・・テクニックが無い人たちがやると、
収拾つかなくなりそうな「厚い音」が出せる編成ですが、彼らは、見事なアンサンブルを聞かせてくれます。
また、日本語詞、英語詩、どちらでもOKというのも大きな武器だと思います。

数年にわたり、彼らのライブを、前進バンド(と言えると思う)の時から、
そんなに数多くではないにしろ、見てきた
者として感じるのは、
「成長の早さ」である。とにかく、止まることを知らない、常に変化し続けているのである。
わずかな数年だが、とても密度の高い時間を過ごしてきたであろうことが、容易に想像できます。

JANGA69の大いなる飛翔に期待したい。

     
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