ライブレポート No.71
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     ・place  →  いわき市SONIC
     ・day〜time  →  2005/12/23(FRIi) 19:00〜

SONIC2周年記念最終章
「茉莉花音」
出演者
@坂本利之
Aあぶらすまし
Bハシケン(東京)
Cイノトモ(東京)

 今回のレポートはカメラ雑誌投稿入選歴のあるSさんより写真を提供して頂きました。
AAAA通信の写真より、数段素晴らしいであります。
Sさん撮影の写真は背景が青色
AAAA通信撮影の写真は背景が黄色
になっています。Sさんに感謝・・・・ありがとうございます
Sさん撮影 AAAA通信撮影
坂本利之
坂本利之 SONIC店長星さんをサポートギタリストに擁してのライブ。サッチモ改め、坂本・・・ とのことですが、サッチモというのも味わい深かったですよね(苦笑)。日本語の歌詞が、ずんずん入ってきます・・・・・男と女のちょっちした機微(苦笑)とか、フニャケタ日常とかを歌う、いかにもブルーズらしい歌が多いのですが、親しみやすさ10割増し・・・みたいな気さくなキャラクターと相まって、とても楽しいステージでした。星さんのギターも素晴らしいんですよ、これが・・・・また・・・。
あぶらすまし 
あぶらすまし  どんなジャンルについても言えるのだろうけど、これしか聞かないとか観ないとかの偏狭な態度は、決して、ほめられたものでは無いと思います。はじめからスタイルを決めてしまうことには、良い面もあるだろうけど、悪い面もあると思う。
 さて、あぶらすましのライブですが、とにかく素晴らしいのです・・・・観ておかないと後悔すると思うんですよね、最近のライブの熱さの前には・・・・。マニアックな音楽ファンにもモチロン聞いてもらいたいですが、それよりも、普通に音楽を聴いてる人に是非見てもらいたいライブです。全国発売のヒットチャートとは丸っきり関係ないところに、だけど、ほんとに身近なところに、素晴らしい「音楽」があるんだと言うことに気付いて欲しいです。あぶらすましのメンバーがかつて、どのような、バンド活動をしてきたか・・・・多少なりとも知ってるつもりのAAAA通信としては、ホントニ感慨深いです・・・・メインボーカル・ミカタ氏を中心に、三人がボーカルを取るんだけど、統一感がある・・・これまた凄いです。

掲載写真のクレジットについて
Sさん撮影の写真 AAAA通信撮影の写真
ハシケン
ハシケン メジャーな方なので、なんか書くのは恐縮です(爆)。10年くらい前にNHK教育の企画モノ?で拝見して、ずうっと気になってたのですが、CMソングや、メジャー歌手への曲提供とか、八面六臂の活躍は夙に知られるところです。1人でのステージと思いきや、ソウルフラワーユニオンの Ba;河村博司様との2人でのライブでした。当たり前なんだけど、ギター2本だけで、どうして、あんなに広がりのあるサウンドになるんだろう(苦笑)・・・・素晴らしすぎですね。なんか、こんな近くで観てしまっていいんだろうか?みたいなドギマギ感150%でした。おもいうた(花キューピッドCM曲は、皆知ってるもんね・・・・・
イノトモ
イノトモ NHKみんなの歌「わたげのお散歩」・のイノトモさん。みんなの歌ファンとしては(そんな濃くないけど、興味ない方は、比較的多数(苦笑))、もう、それだけで、緊張しちゃいます。20歳くらいのころ、小川に住む友人宅に滞在した思い出を披露してくれた、イノトモさんは、長身痩躯のステージ映えのする素敵カッコいい方でした。脇を固めるアコーディオンの「スパンコ」さんはハンティング姿が粋でチョコンと椅子に座った様子がとっても可愛らしいのでした。イノトモさんの歌は「ボク・僕」で語られる曲が数曲あるのが特徴だと思います。最近(古い?)で言えば「癒し系」というのに分類されるんだろうけど、繊細さと優しさと共に、強かさ(シタタカサ)、ある種の図々しさ、そして等身大の生活感をも感じせます。男女の恋愛模様が、あまり重要視されていないような印象を、個人的には持ちました。こういうライブスタイルって、意外に少ないように思うなあ・・・。
アンコール イノトモさん、スパンコさん、ハシケンさん
アンコールにはイノトモさん、スパンコさん、ハシケンさんの3人が登場。イノトモさんの「聖しこの夜・英語バージョン」、ハシケンさんの日本語替え歌バージョン(SONIC編)という、ゼイタク過ぎる歌がコダマして、この日のライブ終了となりました。