ライブレポート
　Ｖｏｌ．５７

１０／２３／２００４(土）　at　いわき市平SONICにて　

LOST IN TIME presents
きのうのこと
アルバム発売記念
LIVEイベント

出演BAND (順に）
①3SHINE(いわき)
②ハネト(埼玉県熊谷市）
③LINK(横浜）
④魁！男道(いわき)
⑤LOST IN TIME(東京）

３SHINE(いわき)

AAAA通信では、２回続けての彼らのライブです。
オープニングのプレッシャーは
相当重いものが有ったのではないでしょうか？
が、そこは持ち前の明るさとガンバリを発揮、
見ごたえのあるライブを披露してくれました。

②ハネト(埼玉県熊谷市）

数ヶ月前のＳＯＮＩＣでのライブが、素晴らしかったというウワサを聞き及んでいたので、
楽しみにしていたのですが、ウワサ通りにスリリングな素晴らしいライブでした。
Ｖｏ（Ｇ）、Ｇ、Ｂ、Ｄｒの４人編成。
禁欲的なまでに、神々しいまでに、ステージに佇むボーカリストと
その時空を飛び越えとこまでも、届くような歌声に食い入る様に見入ってしまいました。
音響系的なアプローチを多分に感じさせる、そのサウンドも、
新しさと懐かしさが同居したようで、
立体感に満ちた素晴らしいものだと思いました。

③LINK(横浜）

彼らのライブを観るのは、この日が2回目だったのですが、ウーン、やっぱりかっこいいです。
脚を広げて、ギター、ベースを低い位置に構えて演奏するスタイルが、
カッコ良く決まるバンド・・・憧れてしまいます（苦笑）
トリオ編成というのもカッコ良過ぎなくらい。
初期パンク、更にはOｉ的な要素も感じさせる（個人的にはですが）サウンドは、
軽快さと、重々しさという相反する要素を巧みにバランスさせ、
独自のライブステージを展開してくれます。
アイ　フォウト　ザ　ロウ　のカバーにニヤニヤして、怪しい奴になってる私でした。

④魁！男道(いわき)

２ケ月ぶりに見た彼らのステージには、ヤラレッパナシでした。
何かにとりつかれたかのように、ステージ上で暴れまくり転げまわるボーカル。
気持ちの入りまくったギターが炸裂し、腰の据わったリズム隊がステージを力強く支える。
男とは？このどうしようもない？かもしれない永遠のテーマに
果敢に挑む彼ら：オトコドウ。
熱いです（やっぱりこのコトバしかないでしょう）

⑤LOST IN TIME(東京）

まさか、彼らのライブを地元のライブハウスで見ることが出来るとは思いもしませんでした。
B（Vo）、G、Drの３人編成のギター・バンドと言ってしまうのはタヤスイですが、
独特な空気感、ライブ感が終始漂うライブの心地よさは、
圧倒的な存在感を放ち、素晴らしいものでした。
その心地よさがアリキタリのものでは無く、目をそらすことがためらわれるような
緊張感さえ感じさせ、そこだけ、時間の密度が濃くなっているような錯覚さえ抱かせます。
「そこに立っているだけで、すでに「表現」になっている」、
そんなことを考えながらステージに見入ってしまいました。
アンコールを含めた１時間弱の時間が、あっという間に過ぎ、
フロアのお客さんは、皆、満足そうな笑みを浮かべていました。