ライブレポート
 Vol.53
8/31/2004(火) at いわき市平SONICにて 
モルタルのへや locofrankレコ発TOUR 福島編いわき宅
出演BAND(順に)
@3SHINE(いわき)、
ARetromania     Bサボテン(大阪)
CG-FREAK FACTORY(群馬県)
Dマキシマム ザ ホルモン(東京)
 Elocofrank(東京)


 今回のレポートは残念ですが、写真は一切無しです。そして、出演バンドに対する予備知識が全く無い状態でライブへ出掛けたので、ちょっとトンチンカンかもしれません(それは、いつものことかも?苦笑)ライブの雰囲気が少しでも伝わってくれたら嬉しいです。

 仕事の都合で、会場に入れたのは、19:00少し前。とにかく、人が多い多い。入り口からステージ最前列まで、ビッシリ(殆どね、苦笑)。とにかく、なかなか前の方へは行けませぬ。
 
 トリオ編成のバンドが、丁度、演奏を始めたばかりで、このバンドは、何て言うバンド?出演予定のどのバンド?と考えていると、会場に、見知った顔を発見。どうも、突然出演が決まったバンドらしいです。(その後、レトロマニアということが判明)。パンク的なアプローチで、メロディックという印象では無いですが、ボーカルスタイルが、最近はあんまり無いのでは?と思わせる、自分なりの言い方をすれば、一昔前の「日本語ロックテイスト」溢れる熱気に満ちたもので、気持ちよいライブでした。

 サボテンは大阪のバンドで、フロアはイキナリ盛り上がります。青春パンク的な要素が色濃いバンドであるという理解ですが、GとBのツインボーカルは圧倒的な存在感と説得力で、グイグイ迫ってきます。感極まって、涙ぐんでしまう場面があったり、切ない自分をどう表現してよいのか分からないモドカシサも素直にフロアにぶつけて来ます。熱いけど、少し痛くもあるライブでした。

 G−フリークファクトリー。いやあ、こういうバンドを知らないようではイケマセン(すいませんと誤ってしまいます)Vo、G、B、Dr、Key、Percという6人編成。社会性の非常に高いメッセージをレゲエのリズムに乗せて、観ている我々の心の中へ、頭の中へ、注入してくれます。そう、まさに「突き刺さる」カンジです。このグルーブ感は、凄すぎです。

 マキシマム ザ ホルモン。4人組で、パワフルなドラマーは可愛らしい女性というのも注目です。ラウド系バンド的な要素を感じさせつつも、絶対にお笑い系バンドでもある摩訶不思議なバンドでした。演奏テクニックの素晴らしさもさることながら、独自の詩世界を感じさせる、「人気者」的な親しみやすいボーカルんの存在感もユニークです。八王子と聞いてニューロティカを連想するのは自分だけですか?


 最後に登場はロコフランク。のっけから、異様/異常な状態にあるフロア(苦笑)。皆さん興奮しまくり、興奮しっぱなしです。寡黙な印象のギタリストが気になりましたねえ(カッコ良いであります)。若人の気持ちをワシヅカミにする楽曲と歌、そして、ステージから解き放たれる圧倒的なエネルギー。ウーンカッコいいぞお。 今が旬のメロディック・サウンドにフロアは、ダイブがアチコチで起こり、激烈なまでのスーパーテンションで応えます。いやあ、凄かったですねえ(オジサン談・苦笑)
 

 火曜日〜週のど真ん中、ということで、ライブに行くのを少しタメラッタ根性なしの「平日は仕事で頭いっぱいのAAAA通信編集人」ですが、最近のシーンの動向が、少しは分かったような気がして(苦笑)有意義なライブ参戦の日でした。