ライブレポート Vol.52
8/15/2004(日) at いわき市平SONICにて 
SONIC presentsレッサーパンダTOUR

出演(順に) @Smoking Ape(いわき)  AMagunm BOWLG(東京)
Bワチャビンズ(東京)  Cマーライオン(東京) 
Dレッサーパンダ(東京)

 終戦記念日、お盆休み、もしくは夏休みである15日、SONICへ出掛けました。東京からのバンドがタクサン出演であります。


 オープニングを飾るのは、スモーキングエイプ。この日は、東京からのバンドに混じっての出演で、さしずめ「いわき代表」と言ったところ。音の立ち上がりの力強さに一瞬、会場が「シーン」となります。半年ぶりくらいに、彼らのステージを見たのですが、繊細さに加えて、強靭さ、ワイルドさを以前にも増して感じました。Vo(G)、B、Drの三人編成、1stCDも好調のようです。Voのコジョー氏、曰く「ビッグに成ったら、プレミアもののCD」。まだ、買っていない人は、是非購入を!!
スモーキングエイプ
 マグナムボウルエイトは5人編成。Vo(G)、Vo、B、Key、Drで、キーボードがやはり目立ちます。ダンサンブルでポップな曲の数々に会場は、終始、笑顔がいっぱい。
 ジョン・トラボルタばりのダンスで沸かせます。「右腕をあげて〜 左腕をあげて〜 斜め45度に〜」・・・・ムチャクチャ楽しいであります。ていねいにジックリ聞かせるVo、重低音にズンズン響くリズム隊、メロディアスなキーボードにギター、とにかく、当たり前だけど、ウマイし、かっこいいのでした。
Magunm BOWLG
(東京
 ワチャビンズはVo、G、B、Drの4人組。とにかく乗りが良くてカッコいい「ロックバンド」なのですが、少し演歌っぽくもあるし、「イエーィ・乗ってるかぁい!的」な古典的R&Rのパロディ的な要素もあり、一筋縄では行かないバンドです。Bは静かに(内に闘志を秘め?)、Gはパンク的に暴れて掻き鳴らし、Voは「ロックスター」して、Drはソフトなモヒカン刈りが似合ってる・・・いやはや、最高にステキなステージでありました。アッ、あと、少し「お笑い入ってます」。(笑)
ワチャビンズ(東京)
 かつては、いわき、郡山で活動していた彼ら「マーライオン」。東京に活動拠点を移して早や、4年くらい?AAAA通信もライブを見るのは2年ぶりです。
1960年代のロックの匂いがプンプンする、本格的な「ロックサウンド」と「ロックスピリット」は、求道的な印象さえ抱かせます。B、Drの兄弟リズム隊に圧倒的な存在感のG(Vo)・・・・安易に妥協はしない、己の信じた道を行く・・・・何の形容も付かない、「ロックトリオ」、それが、マーライオンです。ていねいに歌いこまれる「歌詞世界」も注目です。
マーライオン(東京)
 もう、おなかいっぱい、っていう感じ・・・・ライブ凄く良かった・・・・そんな感じで、ちょっと、まったり・・・・・イヤイヤ、最後に登場の「レッサーパンダ」のこれでもかぁ!!的な熱いステージにもうビックリ仰天であります。

Vo(G)、G、B、Drの4人編成で、お揃いの黒スーツにお揃いのモヒカンカット。ギタリストの短ズボンが笑えます〜生足だ(笑)
バンドキャラクターのパンダ?の絵が可愛いので、気になっていたバンドですが、飽きさせないステージ運びはサスガで、始まったと思ったら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。コミックバンド的なセンスを多分に含ませながらも、シットリと聞かせたりと、懐の広さには、ただただ脱帽です。
レッサーパンダ(東京)