ライブレポート Vol.50
6/24/2004(金) at いわき市平SONICにて 
出演(順に)
@CHOP STAR(いわき)
Aバンジージャンプフェステバル(東京)
BYOUTH 26(いわき)
CLINK(横浜)

 ライブへ出掛けるのは、結構体力と気力が必要だと思う今日この頃。やっぱり歳には勝てません・・・・
が、まだまだ人生長いザマス。一花も二花も咲かしてやるざんす。
 AAAA通信管理人(編集人)の個人的な調子的には、「あんまり・・・」的な、木曜日、会場へ向かったのでありました。


 4人組のチョップスターが、まず登場。Vo、G、B、Drの編成で、トニカク若い、10代終わり頃でしょうか。
(っていうか、AAAA通信編集人がオッサンです)1stCDに引き続き2ndCDをリリースと現在、調子最高的なバンドです。
 基本は、日本語歌詞のバンドです。オープニング、のっけから、高いテンションでスタート、ボーカル担当の「リョータ」君
を中心にダイナミックにまとまってます。このリョータ君の雰囲気は、なかなかステキであります。
怒り的な要素を含ませつつも、最近は、有りそうであまり無いボーカルスタイルだと思います。
 ブルーハーツ系〜ビートパンク系で、非メロコア〜ラウドのバンドだと思いますが、骨っぽく熱いステージが○○です。
 
オレらは いわき育ちの〜〜 We are the chop star 
ウィー アー ザ チョップスター 
 一緒に口ずさんじゃうもんね

 2番目に登場はバンジージャンプフェステバル。東京は武蔵野市吉祥寺からの登場。
吉祥寺・キチジョウジと聞くだけで、「かっこいいなあ」と思う・・・イナカモンでしてすいません。
G(メインボーカル)、B(Vo)、Drの3人編成で、この編成特有のストイックな雰囲気を、開始前から漂わせます。
いわきでのライブはモチロン初めて。G氏の目付きケワシく、かんだかい声・・・絶叫に近いような気がしないでもなく・・・・・
そう、まさに「怒り的エンターテイメント」状態。三人編成にしては、という言い方も変ですけど、音づくりが、全体に厚め、
大きめ志向で、会場をある種特異的な雰囲気に。エモ−ショナル的なアプローチを感じました。



 3番目は、「大御所」的は風格を感じさせる[YOUTH26」。ちょうど、半年振りぐらいですねえ、彼らのライブを観るのは。
新曲「幽霊船」のファンタジー的な歌世界が、個人的には、印象深いライブでした。質の高い「ポップスバンド」的な
側面からも興味深い、完成度の高いライブで、満足満足。
このバンドの魅力って何だろう。ライブを観ながらそんなことを考えていました。
そんな理屈なんてどうでも良いのだけれど、「のんびりしたような所が良い・ダメ人間でいいじゃない・・・」みたいな、
安堵感を与えてくれます。上昇志向は疲れるし、どこか、他人をも巻き込んでしまう・・・
そんなことより、仲間同士楽しく、仲良くやろうよ・・・
最近の騒がしい世相のことなど、とにかくウザイ事は、あっちへ追っちゃって、ユースのライブを楽しんだのでした。
 

LINKが4番目(この日の最後)にステージへ。このバンド、かなり話題に上っている「大物バンド」である、
という情報はキャッチしていたのですが、あえて、何も情報を入れない状況でライブに臨みました。
 G(Vo)、B(Vo)、Drの3人編成。メインにボーカルを取るのはGですが、ツインボーカル的な趣も結構あります。
絶え間ないカンジで音が、洪水のように繰り出されます。都会的なセンスの良さと、インテリ的な哲学的な雰囲気、
そして、ヤバソウナ感じを微妙なバランスで客席へ放射させます。歌詞は、日本語とハッキリわかるものもありますが、
英語歌詞もあったかもしれません。(轟音、そして、自分は、ステージ下手のスピーカー近くに居たこともあって、
あまり良く聞き取れませんでした)
どちらかと言うと、シンプルな楽曲構成でありながら、切れ間無く厚い音作り、oiパンク的な要素も自分としては感じ取りました。
 どうも、オジサン的な自分のセンスですと、見た目と、サウンドが、それこそ「リンク」しないのですが、
「厳しさと優しさ」を体現する、素晴らしいバンドだと思いました。