ライブレポート Vol.49
5/28/2004(金) at いわき市平SONICにて 
NO GUITER NO LIFE vol.3    出演者(順に)

@HAPPY☆HIROSHI☆TOSHIYUKI AOWL Bアリハラサトシ
CTOSHIMITU★KEISUKE  D遠山一夫
 ライブの進め方というのは、ミュージシャン・演奏側の意向と言うか考え方がそれぞれ異なるのは当然なのだけれど、演奏する曲と曲の間で、イロイロと長々と話すタイプと、曲名程度をアッサリとしか話さない・・・にオオムネ分けられるようです。勿論、どちらが良いとか悪いとか言う問題ではないのですが・・・・
 金曜日の夜というのは、AAAA通信管理人としては、ライブへ出掛けやすい部類に入りまして、この「 No guitar No life 」のシリーズは、つい2ヶ月前もAAAA通信で取り上げさせて頂きました。
@HAPPY☆HIROSHI☆TOSHIYUKI
 3人編成で、G*2本、Voというスタイル。アコースティックらしく、当然、椅子に腰掛けての演奏。見たところ、一番若そうな、ステージ上手のギタリストが、主に、「シャベリ担当」で、交通違反で警察に御厄介になった話などで、会場を大いに沸かせてくれました。Voのオトナっぽくて渋い声に、テクニシャンのギター2本が、絶妙なタイミングで絡むのでした。
写真がイマひとつで恐縮です。
スーパーフリー楽器店(わかる人はわかる)
AOWL
 OWLは一人でギターを抱えて歌うスタイル。「OWL」、因みに英和辞典を引いてみると、ふくろう、夜更かしをする人、とありました。ふくろうの目は、確か、人間のそれにソックリだったような・・・。
 一年ほど前にいわき市へ引っ越してきたという「OWL氏」、恋愛関係を中心とした叙情性に溢れた詩世界(日本語歌詞)を堪能させてくれました。曲は「クローバー」など・・・
 多分、全曲オリジナルだと思います(未確認でスイマセンが・・・・・)
Bアリハラサトシ
 アリハラさんのライブを見るのは、この日が2回目でしたが、一段と、独自のアリハラワールドに磨きがかかってきたように思います。曲前/曲間の「コント」スタイルと「歌」の絶妙なリンク。お笑いコント的な要素を若干持ちながらも、確かな「歌とギター」・・・・
 普段の何気ない生活〜恋愛〜結婚まで、取り上げる「歌世界」への視点もアリハラさん独自のものだと思います。客席(床フロア)をもステージとして、違和感無く、演奏〜コントに使うあたり、憎いまでの演出です。
 心のリセットボタン・・・自分も、うまく使いたいものです。
CTOSHIMITU★KEISUKE
 Vo、Gの二人組み。実は、いわき市内では有名な某バンドのメンバーが・・・・なのですが、それはさて置いて、しっとりしたカンジで、全4曲をじっくり聞かせてくれました。普段のワイルドでセクシーなステージとは、うって変わった、歌〜ライブ世界・・・・少し、お酒でも飲んで聞けば、もう間違い無しに気持ちよくなれます。英語歌詞のカバーなど4曲を披露してくれました。
D遠山一夫
 この日のライブのトリを務めますは御存知「遠山一夫」。前回見たときは、ギタリストと一緒に二人でのステージングでしたが、この日は自分でギターを持ち、歌うスタイル。ライブがスタートする前、「出番が最後だから、今日は、酒をあんまり飲めないからなあ・・・」みたいなことを話していたのですが、この日の調子は絶好調だったのではないでしょうか? カッコつけてもしょうがないではないか?自分は自分でしかないのだから、彼や彼女のようには生きられない、自分は自分のようにしか生きられない。激しく優しく歌声が響き渡る。
 遠山さんの音源(CD)については、弊サイトAAAA通信の音源紹介のコーナーを参照下さい。「遠山ワールド」が全開で聞けます。