ライブレポート Vol.46
3/5/2004(金) at いわき市平SONICにて 
NO GUITAR NO LIFE
出演 順に
@たかしA小野俊昭
B遠山一夫+熊上崇
C西尾まさき
Dアリハラサトシ

 5人(5組)が登場。基本的に、「ギター+歌」だけなのだけど、これが結構幅広いのです。「ギターを持って歌う」と言ってしまえばそれまでですが、音楽性(どういう音楽ジャンルかとか)、そして、歌詞世界。イロイロだなあ・・・・と、興味深い楽しい時間を過ごすことが出来ました。
「たかし」さんが一番に登場。帽子をやや深めにかぶり、やさしく客席に微笑みます。「あまり無理しないで、生きてみろよ・・・」、そんなことを教えてくれるような、力強く、そして優しい歌。彼が言うように、本当に「凶悪な事件が多い」昨今ですが、暗くなってばかりもいられません。


2番目に登場の小野さんは、実力派として知られる若手で、CDを聞いたことをある人も多いと思います。張りが有ってイロっぽい声で歌う姿は「素敵」につきます。恋愛関係・感情を歌った詩世界が多いように思いました。
遠山+熊上。っこの日の出来は出色ではないでしょうか?空気感が違うというか、発散される磁力のようなものが、凄かったです。物語性の高いラブソングは、いつもながらに良い感じで、熊上さんのエレキギターの「啼き具合」も「天をつく」ように凄まじく、しびれるステージでした。

西尾さんは、ギターが巧い・・・・・。当たり前だよ、バカッ!! というような罵声が飛んできそうですが、いや、巧くて羨ましいですね。
大分県出身で、現在は福島市在住〜ライブで全国を飛び回っている、とのことですが、カントリー、ブルース、そして70年代的なフォークと、楽しませてくれました。個人的には、薄幸女性の人生賛歌とも言えるような「安全かみそり」という歌が良かったです。

アリハラさんは伸びがある歌声が印象的です。コント(一人芝居)をウマク使ってのライブは飽きさせなくて、とても楽しかったです。コントと曲がリンクしているのが憎いですねえ。女の子との待ち合わせ〜青春 なんて面白すぎる。