ライブレポート Vol.45
1/25/2004(土) at いわき市平SONICにて 
SONICpresentsLIVE GBH japan tour2004
GBH from U.K
出演(順に)
@STRAGE FACTORY(福島)
AEVIL SUBSTITUTE (茨城)
B内郷げんこつ会
CKAKOTOPIA HENCOOP

DGBH(UK)
DJ:MON MON
いわきでGBHを見る・・・ちょっと信じられないぐらい・・であります
フロントアクトを務める4バンドも楽しみ楽しみ。
そんなこんなで、興奮してライブに臨んだのでありました・・・ っで、予想以上に?予想通りに?GBHのライブは凄かったです。いやカッコ良すぎで、熱すぎ・・・・稚拙ですが、この日のライブの熱き興奮を少しでも伝えられたらなあ・・・と思います。(文責;AAAA通信管理人)
@STRAGE FACTORY(福島)
 文字通りのオープニングアクトを務めるのは、福島市よりのストレンジファクトリー。トリオ編成の王道的なハードコアスタイル(どちらかというとUKタイプ、USタイプでは無い、あまり詳しくなくてスイマセン)。ビッグイベントも何のその、という感じの堂々としたステージングは清々しささえ感じさせます。「反戦」の文字が一際、映えるGのT−シャツ。英語歌詞と思われますが、ハードコアでトリオ編成というのも、そんなに多くない編成でしょう。見応えありました。
AEVIL SUBSTITUTE (茨城)
 バンド名がまず、印象的です。邪悪な、凶悪な、代理人とでも和訳できますでしょうか?そういえば、恋のピンチヒッター(原題;なる「WHO」の名曲がありましたねえ。
 サウンドはカッコいい「oiサウンド」。英語歌詞で、熱くまくしたてるボーカル中心に、バンドが一体となって、聞き応え、見応え100%全開の熱いステージを展開。
B内郷げんこつ会(いわき市)
 福島県、いや東北地方を代表するサイコビリーバンドか?いわき市内郷地区の「サイコビリーバンド・内郷げんこつ会」。いつも、AAAA通信では、同じことを書いてますが「内郷」というのは、地名(駅名でもある)なのですよ。(いわき市の人は知ってて当然だけど)
化粧をしてのステージからも彼らの気合の入れ具合がわかるというもので、メンバーの嬉しさ楽しさが客席まで伝わってくる気持ち良いライブでした。
 コミカルな日本語歌詞をうまく生かした、サイコビリーサウンドは一見の価値あり(未見の方はチェックが必要です)。Gがメインボーカルを取る3人編成ですが、巨体ドラマーの取るボーカルも必聴です。
 今年は、彼らの単独音源を期待したいものです。(オム二バスCDに収録曲あり。AAAA通信の音源紹介コーナーを参照して下さい)
CKAKOTOPIA HENCOOP
 ボーカルのスーパーなモヒカンヘッドが印象的な、ジャップコアスタイルのハードコアサウンドの4人組。
 客席を煽る長身巨漢ボーカル(モヒカン頭なので、もっと大きい)と、全身全霊でサウンドを叩き出すG、B、Dr。コアな轟音、爆音に、バイオレンスなダンシングで応えるフロア。GBH登場を前に、過熱寸前のバンドメンバーとフロアのお客さん達・・・
G、B、Drをウマクとらえた写真が無くて残念です・・・・
DGBH(UK)
 GBHのディープなファンが数多くいるなかで、私ごときが雑文を書く・・・・真に恥ずかしい限りですが、御承知下さい。
 1980年代から20年以上に及ぶ活動には、グレイトとしかいいようがありません。力強くアグレッシブなリズム隊とメロディアスなフレーズが耳に残るギター、そして、時空を超えて突き刺さっていくような、攻撃的にして説得力120%のなボーカル。一流のバンドのみが持つオーラを十分に堪能させてもらいました。
 GBHのようにカッコウ良く、「中年」という年齢になって行きたいものです、と私などは感じいってしまいます。
 フロアはダイブの嵐で異常なほどの盛り上がりを見せ、ステージとフロアが一体となって。これでもか!、これでもか!的に、ライブはヒートアップしっぱなしでした。普段、ハードコアパンクにはあまり縁の無さそうな若い女性客が比較的多かったりで、とにもかくにも、いわきのバンドシーン史上、伝説的なライブになったのではないでしょうか?個人的には、ホワイトライオットのカバーが嬉しかったです(ちょっとビックリ)。
 
 二日続けてのライブは歳のせいかキツイねえ(ライブレポート No.44)、などと出掛けるのを取りやめようかともチラッと思ったのですが・・・GBHのメンバーの姿を拝見して、歳のせいにするなんてとんでもないことだということを思い知らされたのでした。(活動暦を考えれば当然ですが・・・・) KEEP ON RUNNING