ライブレポート Vol.44
1/24/2004(土) at いわき市平SONICにて 
BELOVED Vol.2
@鯰   ASUPER HEROES
BNOT BAD  CDesperate 
D Ma’rie  ENever Limit
Ffourty four(茨城県)   GNO AXEL(新潟県)
HMore More  ISmoking APE
10バンドが出演の本イベントは、ライブ好きの女の子が自主企画しているというのだから凄いではありませんか?最近はオトナの方がだらしないですよお!!オトナはがんばらないとイケマセン。何事にも。
@鯰(スラッシュメタル)
10バンドが登場するこの一大イベント。オープニングを飾るのは・・・・ずばり 「鯰 NamaZ なまず」であります。昨年秋頃にメンバーチェンジがあり、5人のメンバーのうち fromいわき市→2人、from 郡山市→2人、from 原町市→1人 というまるで福島県選抜オールスターバンドとでも呼べるようなラインナップになって、以前にも増して絶好調であります。5人お揃いの黒シャツに身を包み、余裕のステージを繰り広げてくれました。
ASUPER HEROES(ヘビーメタル)
Vo、G、B、Drの4人組、スーパーヒーローズ。まだ、十代であるなんていうことは関係無い。演奏力には定評があります。十代の頃に本当に好きな音楽と出会えるということは、ホントに幸せなことだと思います。十代のヘビーメタルに対する真摯な思い・・・ウラヤマシイです(遠い目になってるAAAA通信管理人・・・)
BNOT BAD(ヘビーメタル〜正統派ハードロックバンド)
先月に続いて、AAAA通信に登場のNOT BAD。(このバンド名、日本語にすると、「悪くない、イイんじゃない」って感じですね、ちなみに)
 1980年代のジャパニーズへビィメタルを、私などは思い出すのでありますが、新ボーカリストが加わって、超本格的になってきて嬉しいですね。
B、Gのコーラスが素晴らしいです。特にGはトリオ時代はメインボーカルを採っていただけあってサスガであります。
CDesperate (ビジュアル系)
Vo、G、B、Drの4人組。まさしく、これこそ「正統的ビジュアルバンド」であります。Voのライブパフォーマンスセンスには驚嘆であります。これまで、音源も数多くリリースしており(CD→2枚、テープ→2本)実力のほどが伺えるというものです。2/22(日)にはSONICでのワンマンライブが予定されている、今、注目の「本格ビジュアル系」、それが「デスパレイト」であります。
D Ma’rie(ビジュアル系)
『ボォカルさんの威勢のぃぃ「ィキますょ〜」「ぃぃですか〜」の声に暴れ狂ぅぉ客様。まさにビヂュァルとぃったメロディァスなサゥンドに素敵なシャゥトが重なり合ぅ。ステェヂに立っメンバァの存在感も溢れに溢れてぃる。』・・・・という素敵なコメントを本イベント主催者の一人 奈菜さんから頂きました。超ド派手なステージ衣装がビックリもんです。
ENever Limit(ビジュアル系)『ゅらめくサゥンドにぴったりの甘ぃ歌声。沢山のぉ客さんがソレに魅了されてぃた。』by 奈菜。
こちらは、一転して、ほぼノーメイク系のビジュアル系バンド。説得力が有るバンドだと思います。
Ffourty four(青春パンク)
 G、B、Drの3人編成。Bが主にボーカルを取りますが、Drも結構歌ってたりします。
北茨城からのこの「茨城発3ピース青春パンク・バンド」、初めて見ましたが、活きが良くてカッコよかったです。いわゆる、ブルーハーツフォロワー的なバンドでありつつも、メロコア的な要素も強いです。「一期一会」、「ありがとう」などの日本語満載の「詩世界」も素晴らしいです。ベースの弾き位置が妙に低かったりして、何気にカッコいいのでした。
GNO AXEL(ファンクロック)
 Vo(Gを持つこともある)、G、B、Drの4人組、「ノーアクセル」。新潟で活動中、だけど関西で結成、そして、この日に解散(本当なのか?)という、とにかく、うまくて明るくて、楽しさ一杯のバンドでした。ポップセンスと、関西テイストなギャグセンスには、感動すら覚えました。こういう良質な「ポップセンス溢れるバンド」には、中々出会えないと思います。いわゆる「学園祭バンド」的でありながら、完成度が高いバンドというのは、そう有るものではありません。メンバーがライブ中、何度も口にしていましたが、本当に解散なの?もったいないよお、惜しいよお!!
HMore More(癒し系スゥパァカリスマビヂュァルロック)
Vo(G)、G、B、key、Drの5人編成。バンド名がユニークですね。日本語に無理やり直すと、「もっともっと・・・」「更に更に」という感じでしょうか?(おかしかったらゴメンなさい)キーボードが入って、厚み十分のサウンドと、どこまでも届きそうな、誰にでも伝わりそうな、いつまでも残るであろう、素敵なボーカル・・・・癒し系でもあるのが重要・・・・。
ISmoking APE(ロック)
10バンドが出演するという「大イベント」のトリを務めますは「スモーキングエイプ」。
ライブがスタートしてから、早いもので6時間の時間が過ぎ去っているわけになります。このバンドは3人編成ということもあるのか、「寡黙」な印象があります。もっぱら、話すのはG(Vo)のコジョー氏で、リズム隊二人(B、Dr)は微笑をわずかに湛えるのみ。コジョー氏から、このイベントの企画・運営の経緯が語られ、「出演者と観客の結びつき・ 一体感」に感激・大満足のAAAA通信でした。
 メンバー3人は、普段、どんな表情で、仕事をし、食事をし、クルマを運転しているのだろうか? ライブは、結局、普段の何気ない生活の延長でしかない・・・何を想い、何を感じ生きているのか?
 スモーキングエイプの隙の無いライブ・・緊張感、タマリマセンね。ロックの醍醐味の一つだと思います・・・