ライブレポート Vol.42
2003/12/28
 (日)
いわき市平
SONIC
SONIC Presents Live(出演;順に)
@:jojo back slider
A:THE☆園卒レベる(郡山)
B:クモノス(東京)
CGRAVITY CORE
D大和(東京)
EYOUTH 26
 遅くなりましたが、SONICさん「移転・バージョンアップ・おめでとうございます」
OPEN日(12/20・土曜日)は所用でいわきを離れていたAAAA通信(web管理人・編集人・ライター兼任)は、移転後の新装・新生「SONIC」を、この日、初めて体験しました。いやー
「素晴らしい」の一言に尽きるであります。高くて広くて見やすいステージ、200〜300人は収容可能と思われる広々とした客席・・・・
 新しい「ハコ・ライブ会場」でのライブにAAAA通信も、身が引き締まる思いです。興奮と緊張の中、6バンドの演奏を堪能しました。

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 ジョジョバックスライダーは4人組。Voがギターを持ち、ギター2本という編成。ミドルテンポの曲を中心に、落ち着いたアダルトティックな演奏がイケテます。日本語による歌詞世界もポイント高し・・・・。いわき市内で活動するバンドには、こういう落ち着いた雰囲気のロックバンドは、あまり存在しなかったように思いますので、今後の活動に注目したいです。ちなみにメンバーのうち2人は元「メンフィスベル」です。(やっぱり、ハンパじゃないですよね

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 カタカナで「クモノス」・・・ネーミングセンス良いですねえ「蜘蛛の巣」とは、全く別物だったりして・・・
 トリオ編成でメインボーカルはギターが担当。日本語で、ミディアム、ローテンポの曲を滔々と歌い、演奏する姿は、ストイックな雰囲気さえ感じさせます。カッコ良かったです。


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 園卒レベるは、まずバンド名がユニークですね。管理人の想像ですが、レベル(知育?)が幼稚園・保育園しか出ていない程度に低い(小学生未満)ということでしょうか?
 Vo、G、B、Drの4人編成で、「素直に伝えたい」・「ストレートに気持ちをブツケタイ」と言う感じで、とにかく元気が良いです。新生SONICの広いステージを跳ね回り、暴れ周ります。そして、じゃっかん「お笑い」が入っています(ほめてますよ、これ)。
 歳の離れた妹(4歳)がいるというボーカリスト
の平和への祈り、そして、自殺してしまった従兄弟(いとこ)への想いを込めた歌など、気持ちが入った熱いステージは気持ちの良いものでした。

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 久しぶりに見たグラビティコアはやっぱり明るくて、元気いっぱい。女性Voを擁する4人組で、Vo.ユウコさんは、メガネが似合う、とってもチャーミングな方。女性ファンが多い、というのも納得できます。ライブ進行は地元方言丸出しのベーシストによって進むのですが、ライブが楽しくて楽しくて仕方ない、という感じで、見てるこちらも、楽しくなってきます。方言が喋れるということは、実は誇っていいことなんだなあ〜と改めて実感。サウンドは、明るく、前向きなポップス、ロックンロールというところで、完全未来志向、前向きさ100%で元気になります。

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 大和(やまと)はVoが三線(サンシン/三味線に似た弦楽器)を持つのが目を惹きます。編成はVo、G、B、Drの4人。
 鹿児島県出身だというボーカリストは、小柄ながら、九州男児、大和男子、大和魂、という単語が思い浮かんでくるような、「男気/おとこぎ 」溢れるかっこいい若者です(管理人自身は「いいオジサン」なものでちょっと嫉妬です、はい)
 ライブ中、各曲の前に「大和2曲目・○○○○」と曲タイトルをボーカリストが紹介するスタイルが素敵だと思いました。曲名も「とぶが如く」、「死なばもろとも」、など渋しぎるほど渋いです。いわきでのライブも、これが初めてでは無く何度目か?だそうですが、このバンドの持つ雰囲気は「タダモノ」ではないと感じいった次第です。


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 最後に登場はYOUTH26。AAAA通信は、やっぱり久しぶりに見ます。今年春のCDリリース情報がボーカル、ヒロユキさんからあったりして、ユースファンにはこたえられない超最高なライブだったと思います。
 現在は東京の事務所に所属する彼ら「ユース26」。(今更だけど、keyが入ったナイスな5人組のロックンロール/パンクバンド)事務所は東京ですが、住んでるのは、やっぱり地元いわき。
 長期にわたる、数多くのライブをこなしてきただけあって、演奏のテンションは、凄まじいものがあります。本人たちが、本当に楽しんでやっているのが伝わってきて、こちらまで楽しくなります。今回は、ベースのシンヤ君とキーボードのナオキ君の写真が結構上手に撮れました。今年の展開が楽しみ、要注意ですよ!!