ライブレポート Vol.25
 10/12/2002
   (土)
 いわき市
平 SONIC
出演;(順に)
@パズル・PUZZLE
Aスモーキング エイプ・Smoking Ape
Bジャムズ・JAMS
Cカンフードラゴン(茨城県/水戸)
Dマーライオン・Marlion(東京)
Eフリー・free
FNamaZ・鯰・ナマズ
 6時半ごろ、一番最初に登場したのがパズル。「オトナのひとたちと一緒にライブをやるのは初めてです!?」みたいな発言があったりして、初初しい感じが好感度高し。自分たちのオリジナル曲3曲、そしてモンパチ(モンゴル800)ナンバーの演奏。編成はG*2、Vo、B、Drの5人編成。
 スモーキングエイプ(SmokingApe)はG(Vo)、B、Drの3人編成。バンド名は直訳すれば「喫煙する猿」てな感じかと思いますが、人間、人類の比喩だと思われます(よく使われるコトバかもしれませんが、編集人の私は初めて聞くコトバ。ちなみに、デズモンド・モリスの名著「裸のサル」の原題は「THE NAKED APE」
  このスモーキングエイプ、オリジナル曲1曲(日本語詞)、そしてカバー曲5曲程度を演奏したのですが、カバー曲選曲が編集人の好みにピッタリでうれしくなっちゃいました。 オープニングは唐突に、しかし、余裕たっぷりの演奏で始まったニルバーナのあのヒット曲。そして最後の曲がブランキージェットシティの[ガソリンの揺れ方」。
 「緊張感」と「強い意志」を感じました。今後の活動が楽しみです。
 ←JAMSはG2本を擁する5人編成。パンクロックのヒットナンバーなどを演奏してくれました。落ち着いたオトナの雰囲気の演奏でした。
 S・ピストルズの「GOD SAVE THE QUEEN」、クラッシュの「I fought the law」が良かったです。
ンフードラゴン ↑は水戸のバンド。スーツ姿が、カッコよすぎるぐらいハマッテマス。最初、モッズ系かな?と勘違いしたのですが、どちらかというと「ガレージ系」の「基本はインスト+叫び・シャウト」みたいな感じのバンドでした。自作CDの販売もあり、超ウマテクニックのムチャクチャかっこいいバンドでした。ベンチャーズあたりのサウンドから、ポップスまで、「かなり懐は広いですよ」という印象を持ちました。編成はG2本、B、Drの4人。
 こういうバンドがいわきにもあったら良いなあ、と個人的にはわがままなこと考えちゃいました。
 マーライオン は上京してから、何年になるでしょうか?いわきで活動してたころを懐かしく思い出します。
サウンドの方は、ラウド系では無くて、パンクロックでもなくて、「頭に何にも付かない・単なる「ロックバンド」とでも形容したいです。個人的には。
いや、これぞ、ある意味「本格派」。「円熟の境地へ突入」です。いや、渋い、かっこいいのなんの。
← フリー・freeです。グラマラスにしてゴージャスなステージはいわき随一。いや、福島県No.1かもしれない。ふてぶてしさと、ナーバスさ、言うまでも無い「いろっぽさ」。バンドとして、優れたバランスを持っていると思います。彼らの2作目の音源に期待しましょう。
NamaZ・鯰 ↑ 上の写真
いわき市内のラウド系/ヘビーメタル音楽ファンの注目を一身に引き受ける鯰。UNITED/ユナイテッドのツアーに同行と、その活動は益々本格化しています。全国レベルでも知名度のあるバンドに成長する日も近いと思います。