アコースティックライブ 「そこから何が見えますか?」
 @遠山一夫 A木野内嘉彦 B青木たかし
ライブレポート Vol.22
7/18/2002 (木)
 いわき市 平
 music space SONIC
 20:00〜
 ソニックでのアコースティックナイトが熱い、というウワサを聞いた。木曜日という平日だが、仕事を早めに切り上げてソニックへ。始まるまで、カウンターで雑談。開始予定の8時を何分過ぎたころだろうか?遠山さんが準備を始める。立ち姿というのは、人それぞれ違うものなんだなあ、と遠山さんの歌う姿を見てそう思いました。CDを2枚、自ら自主制作
している遠山さんのステージを見るのは一年ぶりぐらいだろうか?久しぶりに見る遠山さんのギターを持つ「立ち姿」、妙に
安心している自分がいる。
  「足踏みしても靴は減るんだ・・・歩き出そう〜」
  「リンと鳴ってる風鈴が・・・・」
以前にも増して説得力がアップしている「ウタ・うた・唄・歌・詩」、この日初めて聞いた曲ばかりだったが、
最近の歌にしてはリアル過ぎて、フニャフニャしていない歌だ。
 「時間の絨毯(ジュウタン)に飛び乗って」今宵ドコヘ行こうか?
「どうも、キノウチと申します〜」と
素敵なヒゲのおじさま(お兄様?)が2番手としてステ−ジアップ。この木野内さんのライブを観たのはこれが始めてでしたが、内容の濃い素晴らしい演奏でした。
 途中から、もう一人演奏者を加えてのデュオスタイルとなり、木野内さんのギターと2本のバンジョー(これが超ウマ)を巧みにバックアップ。木野内さんの楽しいオシャベリと笑顔、活動暦の長さを伺わせる濃密な50分、音楽空間でした。
 
 アフリカへ稼ぎに行かざるを得なくなった友人のことを歌ったオリジナル曲「ふるさとを離れて」・・・甘くて上手い「歌い手」さんだなあ、と素直に感動。
 アフリカ生まれのバンジョー、〜奴隷と共にアメリカへ渡った〜メカ的にも様々な改良と種類、とワンポイントバンジョー講座があったりして・・・・  超ウマテクニックのバンジョーで演奏されるアメリカのカントリーソング(おなじみの曲です)の生演奏の凄さに圧倒され、いわきの民謡「いわきサカヤ唄」のバンジョーアレンジバージョンに驚かされたりと忙しいAAAA通信編集人でありました。
 
 注:「いわきサカヤ唄」とは「酒屋」のことか、勉強不足で詳細不明。すいません。穴有欲入。
 3人目の青木たかし君(偉そうに君付けしてみました、特に意味無し)は、とても若そうで、まだ20代の前半だと思います。
 素直、無垢、一途、純真、そんな言葉をイメージさせるステージ。オリジナル曲、カバー曲(歌詞は自作の物も有る)など、1時間弱にわたるステージを余裕で、慌てることなく進めていく彼に、「大物の度胸の良さ」を感じました。 新奇なファッションが意味を持った時代もあっただろうけど、今は、もうそんな時代では無いと思う。
チープなインチキファッションなんて、少しばかりの稼ぎでいくらでも買える。

 音源発表を待望します。
遠山さんのステージ
ジャンベを叩いているのはミカタ君(@ペーパードライバー)
木野内さんのステージ、右側はDUO編成でのもの
青木たかし君