ライブレポート No.18
高蔵寺本堂
いわき市高倉町 |
暖みえこ”春らんまん”
コンサート |
5/6/2002
(MON)
PM 6:00
出演
暖みえこ ・ ヴォーカル
今野勝晴 ・ ピアノ
村上 聖 ・ ベース
牧野せつ子 ・ ドラム・パーカッション
いろんな所でライブを見てきたけれど、お寺の本堂でのライブっていうのは初めての経験です。陣内孝則がVoだった1980年代のかっこいいロックバンド「THE ROCKERS」の1stアルバムは成田にあるお寺で録音されたなんていうハナシは聞いたことあったけど。
当然、畳の上、正確には座布団の上に座っての鑑賞。これも、あんまりない経験。 そんなこんなでコンサートはスタートしました。
オープニングはミディアムテンポの曲で、とても気持ちよかった。ゆったりと、うねりながら、引いては押して、引いては押し寄せる。まるで、極楽へ誘ってくれるような・・・・・
ジャズ、カンツォーネ、ラテン、日本の古い歌(蘇州夜曲など)、をたっぷりと堪能させて頂きました。正直、このような、ある意味、正統的なスタイルの音楽のライブは殆ど観た事がないのですが、素直に楽しめました。
ステージは休憩を挟んでの2部構成だったのですが、2部は、お坊さんの声明
【しょうみょう】でスタート。勉強不足で正確なことはわかりませんが仏前で歌われるある種の讃歌のようです。聞いてて心地ち良い物でした。
聞き入っていたので、時間の経つのがあっという間でしたが、慣れない正座で足の痛くなって、途中からアシ投げ出してた、品の無い私でありました。 カンツォーネのメドレーは圧巻でした。
Voの暖さん、Drの牧野さんはいわき在住で牧野さんの活動は広く知られるところです。また、この日は、いわきの現代美術家野島美穂さんの作品展示(風船のオバケみたいなもの)もあり、会場をにぎやかなものにしていました。野島女史の挨拶もあり、いわき在住の女性3人が登場の華やかなライブでした。