ライブレポート
  No.14
第40回 風の祭り
風魂祭
いわき公演 縄文魂の会(ジョウモンソウルノカイ)
1月13日(日)2002年、夜6時30分開演
於:カトリック平教会

出演
三上寛@歌、ギター
林栄一@サキソフォーン
国仲勝男@ウード、ベース
石塚俊明@打楽器
森繁哉@舞踏

創造現場、縄文魂の会(ジョウモンソウルノカイ)、20周年第40回の「風の祭り」風魂祭に行ってきました。
1年に2回、20年に及ぶこのイベント企画(商業性は全く無いです)、これまで管理人も何回か見に行きましたが、今回も相も変わらずの超豪華な出演者を迎えての公演でありました。
 いや、まず場所が教会というのが、企画側の意図はわからないながらも趣があって良いものです。(キリスト教信者ではないので滅多に行く機会はない)十字架があるだけで敬虔な気持ちになりますね。
 演奏は2部構成でした。上記の5人の出演者より三上寛を除いての4人でのファースステージ、5人揃ってのセカンドステージ。
 かなり即興性の強い印象を与えた一部は3人編成というシンプルな密度の高い演奏。こういう音楽というのは、巷に音楽がうんざりするほど溢れている現代でも(いや、現代だからこそ?)聞く機会を自分で作らないと聞けません。一応フリージャズということになるのかしらん?感じるんだ、感じるんだ・・肌で、耳で、そして頭で。

 三上寛の歌、ギターに三人の音がぶつかり、はじけ、溶け合うのだから、二部のステージは雑念が入る余地など全く無い。怨歌とも称される三上寛の歌は正直、ぬらくらした日常では、避けて通りたい物を持っている。体調が良くなければ聞けないかもしれない、消費主義のマーケット主義の健康なヒーリングミュージックとは対極にある。いや、三上寛こそ真のヒーリングミュージックか?

 終演後、林栄一のファンである私は楽屋にお邪魔。販売してたCD「森の人」にサインをして頂いたりして・・・ありがとうございました。

 上のイベント冊子(全8ページ)によると、舞踏家の森さん以外は4人全員、昭和25年生まれでありました。奇縁というべきか?音楽ライブ+舞踏というのも印象強いものでした。研ぎすまされた動きが見てて気持ちよかったです。

 写真をアップしました、不鮮明+技量なし、ということで平謝りものですが、みてみてください。
 文中、敬称は省略させて頂きました。御容赦j下さい。